かのこん 8 (MF文庫 J に 1-8)

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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本棚登録 : 101
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840120869

作品紹介・あらすじ

ぱいぱいぷーとないぱいぷー、耕太とちずると望の三人は「コイビト」と「アイジン」の奇妙な三角関係を楽しんでいた-。もはや(一人をのぞいて)慣れっこになったクラスメイトたちも見て見ぬふりをするなかで、薫風高校にも学園祭の季節が近づいてきた。耕太たちは、演劇部に頼まれて「ロミオとジュリエット」を演じることになった!耕太がロミオで、ちずるがジュリエットで…あれ、望は?妖怪がナイショで通ってる学校の、ちょっと不思議でちょっと(?)エッチな大人気ラブコメ、3組の恋人(?)たちの模様を描いた短編集でお目見えの第8巻です。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、文化祭を舞台にした連作短編ふうの三話のほか、砂原幾(さはら・いく)と「御方さま」、そして八束(やつか)たかおの過去をえがいた短編が収められています。

    文化祭では、耕太やちずるたちが演劇部の依頼を受けて「喜劇・ロミオとジュリエット」の舞台に出演することとなりますが、舞台のために彼らが禁欲をおこなった結果、耕太の性力の気が房虫術の練丹のような効果をもたらすこととなり、学校中の女子が耕太への発情を抑えられなくなります。玉藻の部下で保険医として薫風高校に潜伏している雪花(ゆきはな)までもが狂気に陥り、ふだんのクールな顔を脱ぎ捨て、耕太を束縛して事を遂げようとします。

    バカバカしくてたのしめたのですが、本編のストーリーはいっこうに進みません。

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