聖剣の刀鍛冶 (#2) (MF文庫 J み 1-10)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2008年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840121415
作品紹介・あらすじ
鍛冶屋のルークのもとに、従者を連れた少女がやってきた。「帝国に刀鍛冶として招き入れたい」のだという。同刻、騎士のセシリーは三人の少女剣士に襲撃されていた。魔剣・アリアを連れていたため、一閃で討ち負かされこそしなかったセシリーだが、窮地に立たされ-!?やがて、大陸の交易の要・独立交易都市を舞台に、いまだ大陸に影を落とすかつての忌まわしい戦争"ヴァルバニル"対策会議が開かれる。ルークの過去に秘められた"聖剣"を巡り、帝国の不穏な思惑が策動し始める!!鞘走り加速する壮大なファンタジー叙事、深く懐に踏み込み、第二閃。
感想・レビュー・書評
-
メイド服と私服な2巻。
他国が出てきたり、倒すべきボス情報が出てきたり、過去情報が明かされたり、タイトルの意味も明かされて。
ルークがセシリーの危機に駆けつけて助けるというのが意外でした。
キャンベル家の秘密は何なのか知らないので、先を読むのが楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
予想はしていたが、やっぱりな、という評価しかできない。
ライトノベルの壁は越えられず。
とはいえ、いかにも王道的な展開ではある。
ジャ○プみたいな。 -
2020年48冊目。ルークが何故隻眼なのか、リサの秘密など、1巻で明らかにならなかったルークの秘密と世界秩序がどのようにして保たれているかという世界設定が明らかにある巻。この世界では色々とややこしい事情があり、真の意味での平和を得るのが難しいとわかる。そんな中、単純明快な論理で道を切り開こうとするセシリーが一服の清涼剤か。今後この思想がどのように世界に風穴を開けていくのか。意外と熱い物語を楽しみに読んでいきたいと思う。感想はこんなところです。
-
剣を作ってもらう約束をしたけれど、先立つものがない。
とか言っている間に、『友人』を誘拐しにきた一行が。
どこに重きを置くか、誇りを置くか、という現実。
この年ならば、確かにしがみつきたいかも、ですが
相手が相手…なので、望みを持っても仕方がない。
命を賭してまで、と考えると、負けしかないかと。
主人公の愚鈍なまでの正義感でどうにか説得(?)ですが
青臭いvs汚い大人、は2話目も続いています。
これだけ言い切ってしまったら、それはそれですっきりw
そもそも言い切ってしまえるのは、若さと
階級下から、しかできない技です。
言っている最中、ずっと花を挿していたのは
ほほえましいものがある、やも知れません?w -
今回は仕込み回。この巻自体での展開より、シリーズ全体での役割に重きが置かれている感がある。後半部の宣戦布告などそうだろう。
それにしても、セシリーの脳筋ぶりは目覚しいものがある。引用部では腹を抱えて笑ってしまった。 -
2010年6月22日
-
読了 4/28
ルークとリサの師弟愛と
シャーロットと部下たちの主従愛、
そして、セシリーとアリアの友情。
描かれた愛の形はどれも健気で温かいものでした。
明かされたルークの暗い過去と、リサとの関係。
リサを護りたいというルークの気持ちと、
ルークの側にいたいリサの思い。
この師弟は良すぎるww -
ルークの過去が明かされ、セシリーによって補完されていくのが心地よかったです。あとはメイド服姿がなかなか可愛かったです。ぞして殴られるルークが(笑)
-
ブラスミの2巻です。この巻の最大の見所はやっぱり魔剣同士のバトルでしょう。3対1で一度負けたセシリーとアリアのリベンジマッチは必見です。ただもう少し挿絵をはさんでもらいたかった感が否めないです。あとはルークの過去が結構明るみに出てくれたのが良かったです。セシリーの私服姿がかわいかった。うん。素晴らしかった。
-
リサの秘密が明らかに。