虹色の童話 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840123488

感想・レビュー・書評

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  • レインボーハイツに関わる人達の視点がくるくると変わり
    奇妙な方向へと全てが流れて行く。
    その流れを作っているのは彼…と思いきや?

    人間ふとしたきっかけで狂気に駆られて行くわけですが
    これはもう箍が外れた、としか言いようが…。
    最初の夫婦は因果応報という感じがしなくもないですが
    次については…結局妻に因縁つけてる、という気も。

    少しずつ、そして怒涛のように流れる感情。
    その切り替わった瞬間には怖いものがありますが
    面白かったか、と言われると…どうなのでしょう?

  • ホラーと言うよりは、やっぱり怪談に近い感じ。人間の心の奥底にある闇が怖かったです。そして、その闇の箍を外すのが瑠衣という存在だったのかな、と個人的には思っています。でも、「レインボーハイツ」が建っている土地について、鶴江が少し口にしていたけれど…結局あれは何だったんだろう?

    ラストも後味は悪いけれど、ある意味スッキリしていて、それなりに楽しめた作品でしたが、ちょっとダラダラとしてしまった印象はあります。

  • 意外にもというか、なかなか読みごたえがあった。主人公の千加子の闇の部分は実は誰もが持っているもので、それを形にされてしまった不幸というか。おもしろかったな。

  • 怖い…。
    人の心の闇は深いです…

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著者プロフィール

愛媛県生まれ。2006年『るんびにの子供』で第1回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞。17年、ミステリー小説『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞する。日常に潜む怪異を描き、恨みや妬み、欲や貧困など、人の心の闇や怖さを浮き彫りにしたミステリーが高く評価されている。

「2017年 『角の生えた帽子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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