- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840124164
感想・レビュー・書評
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真堂順丈の作品は、基本的に新人賞に出されたものばかりなのでなんか物語そのものを見せたいというよりも、章を獲るために「これだけ文章力と発想力があるんだぜ‼スゲーだろ‼オラッ」的なオーラがあって、それがAmazonの低い評価に繋がってるのかな、と邪推。
しかし小説がつまらないのかと言われたら決してそんな事は無いと思うんだけどな〜この話も「物語を語る物語」で、混沌としたボーイミーツガールものって感じですごい読後感は爽やかで良いし。
確かに古川日出男に文体が似てなくもない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだか読んでいて物語内物語と言い、語り口といい、古川日出男を思い浮かべた。地図男と彼女?との正面からの物語も是非読んでみたいと思った。
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★語ってくれよ、と俺は願う。
地図に物語を書いていくというシチュエーションはとても好みなのだけど内容的には思ったほどに楽しめなかったのはたんに著者とセンスが合わなかったということなのだろうけどもっと地図に貼られた付箋っぽく断片的なものの集積であったほうがさらに好みだったかなと。 -
新たに世に出るためには、何かしらの変化球が必要だったのだろう、と思う。
正直よくわからない。それほど面白いとも思わない。だけど、この人が「宝島」を書いたのだと思うと、つくづく本物の作家ってすごいなぁと感じる。 -
放浪しながら地図に物語を書き込む男とそれを読むことになる男の邂逅の物語。
物語の中に物語が展開されてマトリョーシカ的構成。
その物語には共通項が、ちょっとミステリー。
語り口調に好き嫌いが分かれそう。 -
第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。
地図帳を小脇に抱えて物語を紡ぎながら放浪する男。主人公は彼に何度か遭遇するうちに、地図帳の物語に引込まれてゆく…
物語が錯綜したり入れ子になったりしているところが不思議な雰囲気を醸し出す。この著者読んだの2冊目だが、面白い作家だと思う。 -
H31/2/6
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第160回直木賞「宝島」読書中何気に眺めた本棚に鎮座。全く記憶なし。
レビューも評価もされてない。お詫びがてら後日、再読しよう。-
第160回直木賞受賞「宝島」を読んでる最中、何気に覗いた本棚。鎮座するこいつに出会った。レビューも評価もされてない。後日再読してみよう
第160回直木賞受賞「宝島」を読んでる最中、何気に覗いた本棚。鎮座するこいつに出会った。レビューも評価もされてない。後日再読してみよう
2019/02/02
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さくさく読めて、通勤電車には最適、、、あ、いやまだ四六版しかないなので文庫化されたら最適になるだろうwww
最後まで読んでもちょっと謎が残るけど、そのあたりも敢えてそうしているんだろうな。