この広い世界にふたりぼっち 2 (MF文庫 J は 6-2)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2008年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840125000
作品紹介・あらすじ
「10秒後、夕凪は銃撃を開始します」-故郷と森をそれぞれ捨てた咲希と白銀の狼・シロが辿りついた、名前も知らない北方の街。そこに一歩足を踏み入れた瞬間、シロの姿が消えた。そして、困惑する間もない咲希の前にあらわれた一人の少女。人形のように無表情な彼女は"夕凪"と名乗り、AK47アサルトライフルをかまえて咲希に挑みかかる。一瞬の交戦の後、夕凪は咲希にある取引をもちかけてきた。シロの居場所について情報を与える代わりに、夕凪の主人である音亜という少女を殺害してほしいと…。神の心臓を持つ少女が運命を超え、神話を超える。渾身のダークファンタジー第二弾。
感想・レビュー・書評
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シロの行方はいかに!!??
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どこかのラノベ系サイトで絶賛(?)してたのを見て、なんとなく買ったシリーズ。
少女と狼の話で、少女は精神的に、狼は肉体的に孤独を持っていて孤独を持つ同士寄り添って生きていく話。
ただ一人と1匹がひっそりと暮らしていけばそれで話は終わりなのだが、異質な存在を許さないのが回りの世界で、ことあるごとに戦いが起こる一種のバトルストーリー。
個人的にはどうも世界観に入り込めず、おもしろいとは感じられなかった..。
勢いで2巻までは読んだが、これ以上は読まないと思う;; -
突然、連れの狼、シロが消えた。名も知らない街に入ったところでのことだった。そして、その代わりのように現れた少女の手にあったのは、通称、カラシニコフと呼ばれる銃。銃口を咲希へと向け、突然始まった銃撃戦。その後、負けた夕凪といった人形は自分の主を殺して欲しいといってきた。それは、咲希のシロと関係もあるらしい。名も知らぬ街で始まった物語。物語を裏で笑う女神は何を思うのか。葉村哲さまの続編、第2弾!!
――と、いまいち分らないあらすじでしたね。
葉村さんの作品は、本当に、物語りの一行目から全てが始まり、それが最後まで繋がっているんです。自分はそこに感心しますね。