〈世界〉はそもそもデタラメである―Miyadai Shinji on the bri (ダ・ヴィンチブックス)

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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本棚登録 : 240
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (579ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840126144

作品紹介・あらすじ

社会はそもそもマボロシである。マボロシの「社会」からデタラメな「世界」へ。「世界」を、「社会」を、語る映画というアレゴリー。

感想・レビュー・書評

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  • 色々考えさせられる
    物書きってのはここまで考えて作ってるのかなあ
    だとしたら、俺無理だなあ
    と同時に、そうであれば
    ものの良しあしってのはある程度理論づけられるのかなと思ったり

  • 世界はそもそもデタラメである 宮台真司 メディアファクトリー

    読み出しは面白かった
    40〜50ページ読んだ頃には退屈しだした
    ただただコナレていない文のしつこさを感じだした
    アタマが悪いのだろうか言葉が一本調子で傲慢だ

    そもそもヤラセばかりの映画やドラマや演劇が嫌いだし
    小説もオモシロイ展開に出合えば読むけれど
    偽物にさほど魅力を感じない私にとって
    この本は無駄な文章でしかなさそうだ

    諺で見言うが
    事実は小説よりも奇なり
    むしろマンガやアニメにロマンを感じる

  • 映画を通じて現代思想を評論する本。この本のおかげで「グエムル-漢江の怪物」という大爆発映画に出会えた。キム・ギドクという韓国の監督が相当お気に入りのようす。おもしろいよ!!!この本。

  • ほとんどの映画批評がなくなった現在でも、やはり必要とされる批評はある。
    この本はその数少ない内の一冊である。

  • 芸術学部に入学した大学一年生の夏、ちょっとめげて実家に帰省したときに父が買ってくれた本。映画や小説との、こういう関わり方もあるんだと教えてくれた。

  • 私ははっきり言って本はほとんど読まないのですが、宮台さんがテレビで話しているのを聞いていて何か聞かせるものがあるなとは感じていました。そして映画好きということもなんとなくは知っていました。そんなわけで宮台さんが映画を絡めて文章を書いている、くらいの知識で購入してしまいましたが読破できるのか心配です。

  • ここに載っている映画を見ていきたいです。

    ダークナイトが活字になってないのは残念

  • 映画批評でここまで理屈をこねられるとは

  • 映画評論としても。
    社会評論としても。

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著者プロフィール

宮台真司:1959年宮城県生まれ。社会学者、映画評論家。東京都立大学教授。1993年からブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じる。著書に『まちづくりの哲学』(共著、2016年、ミネルヴァ書房)、『制服少女たちの選択』(1994年、講談社)、『終わりなき日常を生きろ』(1996年、筑摩書房)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(2014年、幻冬舎)など。インターネット放送局ビデオニュース・ドットコムでは、神保哲生とともに「マル激トーク・オン・ディマンド」のホストを務めている。

「2024年 『ルポ 日本異界地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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