天川天音の否定公式 (MF文庫J は 6-4)

著者 : 葉村哲

• メディアファクトリー (2009年7月25日発売)

作品紹介・あらすじ

「わたしはアレを狩りにきたの。あんたは一人で逃げて」-高校生の雪道はある日突然、完全無欠の転校生・天川天音に襲われた。逃げ惑う雪道を助けたのは…天川天音その人だった。大剣『風鳴き』を掲げ、そっくりの顔をもつ敵"ドッペルゲンガー"を撃退した天音は言った。敵は雪道についている。これからわたしが貴方を守る、と。二万と四つの『否定公式』-超常現象と呼ばれる、この世の理から外れる物理を人造する式。否定功式"かまいたち"を操る天音と雪道の出会いが、"あるはずのなかった"物語の扉を開く。

感想・レビュー・書評

[bukuroguidkodamaさんの感想 · 2019年1月9日]

天川さんにはもう少し駄目なのを想像していたが思ったよりまともだった
自分の嗜好が何か違うのか

[永杜さんの感想 · 2017年2月15日]

これぞお嬢様！　というのを具現化したような転校生。
しかし彼女は、ものすごい猫かぶり。

同じ屋根の下、ですが、ちょっと変則的。
しかしこの手の話の王道な展開は抑えている状態。
主人公を好きな同級生はいるし
転校生は主人公がいねばならないし…。
そんな環境はひとまずおいておいても
この主人公、身近に欲しい。
料理上手はいいですよね！？ｗ

やたらに変な人（敵？）は出てくるし
知り合いの家に居候中だし。
親御さんとどういう関係なのでしょう？
それを言ったら、追いかけてきたドッペンゲルガーも
作った人物も何なのか。
そもそも主人公も、色々謎っぽいです。

[のこさんの感想 · 2015年2月11日]

全4巻完結。少し消化不良。
でも瑛子の揺れない思いが良かった。
イラストは可愛い。

[mtwahrheitさんの感想 · 2013年3月28日]

ハーレムラブコメ×厨二バトル
ラブコメでありながらも若干シリアスな展開やキャラのかわいさでとても良かった
最後まで謎を引っ張りながらも少し物足りなく終わったのが唯一残念

[かりおんさんの感想 · 2011年10月18日]

読んだよ．
学園異能バトルですね．
ピンクの髪の転校生が戦うとか，
なんとなく何処かで読んだシチュエーションですけども．
面白かったよ．
なんかエピメテイスという全身包帯の男がアレですね．
なんとなくシャノン・ワーズワースっぽいと感じるにゃー．
カンパニーマンとも名乗ってた彼．
ああ，「○○っぽい」ってのは褒め言葉じゃなかったか？
まぁいいや．
転校生の少女が敵と戦ってて
巻き込まれた主人公にもなんだかよくわからない秘密かありそうで．
お約束っちゃあお約束だけども
この巻では結局良く分からないまま終わるってのがまた琴線に触れるというか．
これから壮大なアレを期待させるのは良いね．
面白かったよ．

[s0910112さんの感想 · 2009年11月12日]

　この本のイラストを担当しているほんたにかなえに興味があって選んだものですが、話も面白くて良かったです。登場人物も、主人公も良くてメインヒロインの天川天音もまっすぐだけどバカなところが面白くてよかったです。主人公のクラスメイトの長月瑛子も毎回面白い反応をするキャラで面白いです。敵として出てきたキャラも個性的で面白かったので、今後にも期待していきたいと思います。イラストもいい感じでよかったです。

著者プロフィール

広島県出身広島県在住。

「2018年 『オタギャルの相原さんは誰にでも優しい』 で使われていた紹介文から引用しています。」