- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840132565
感想・レビュー・書評
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『空想科学 図書館通信』で読者の質問から答える空想科学読本8 だが、本書は7よりも面白さが増している!
サザエさんの首は異常に細くないか? とか ドラえもんの地球破壊爆弾で本当に地球を破壊できるのか? など疑問に思ったことはないだろうか。
本書では7同様に筆者が科学的考察、時には筆者のさまざまな仮定や、本書シリーズが最も受け入れられている理由の一つともいえる毒舌もパワーアップしている。
人間はいくらで作れるのか?組体操のピラミッドで一番辛いのはどこか?など思わず笑ってしまう内容が豊富である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/52285 -
とってもばかばかしいことを おお真面目に答えてくれる本です。
疲れているときに おすすめです。 -
夢の中で読みたがっている自分がいたので図書館で借りてみた。漫画やアニメの現実離れした点を読者の質問に答えていく。バカバカしいことをそれらしく計算してみるところが面白い。逆ピラミッドの話が印象的だった。
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アンパンマンの顔は球体だがどうやって焼いた?サザエさんの首は細すぎないか?などなど、確かに不思議だ!と思うことが連発。
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つまらないとおもわれる疑問を真面目に考える。
そこがおもしろい。
おもしろいけれど、シリーズとしては8作目で、マンネリ感は否めず・・・ -
2010.12.6 図書館
忍たまのレシーブトスアタックがあると聞いて -
『空想科学読本』シリーズも今回で8作目。他のシリーズなんかも集めると、二桁も本を出している、と考えると、柳田理科雄さんの執筆力、そして映画や漫画などの空想科学が尽きないことに驚きです。
さて、今回の8作目は、読者などの疑問を解決するかたちの一冊ですが、僕は正直もうちょっと飽きたかなぁ、と思いました。これが初めてだ、っていう方は断然楽しめるのだと思いますが、1作目からの文章構成がどうしても同じになってしまうため、昔から読んでいる僕にとってはどうも面白いものにはなっていませんでした。
それでも、柳田理科雄さんの目の付け所、文章力は格段に良くなっています。だから、このレビューを見てどうしようかと悩んでいる人がいれば、とりあえず買ってしまってもいいと思います。そして、好きになったら、1作目を買ってみてはどうでしょうか? -
1の発売当初から読み続けている僕の愛読書、空想科学読本。
昔は扱っているものがウルトラマンだったり巨人の星だったりと、僕の世代にはなじみの薄い作品も多かったが、最近は、学生からの質問に答えたものが収録されており、なじみ深い作品が多くなってきたので、疑問に共感することも多く、なおさら面白く読めている。
まあ、知らない作品を扱っているものも面白いんだけどね。それはひとえに著者の文体によるところが大きいと思う。科学的にだけではなく文学的にも笑える素晴らしい作品。毎回、脚注まで隅々読んでしまう。