空想科学読本8

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840132565

感想・レビュー・書評

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  • 『空想科学 図書館通信』で読者の質問から答える空想科学読本8 だが、本書は7よりも面白さが増している!
    サザエさんの首は異常に細くないか? とか ドラえもんの地球破壊爆弾で本当に地球を破壊できるのか? など疑問に思ったことはないだろうか。
    本書では7同様に筆者が科学的考察、時には筆者のさまざまな仮定や、本書シリーズが最も受け入れられている理由の一つともいえる毒舌もパワーアップしている。
    人間はいくらで作れるのか?組体操のピラミッドで一番辛いのはどこか?など思わず笑ってしまう内容が豊富である。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/52285

  • 自分の世代の空想科学があったのとジャンプ作品が結構あって個人的に『へぇ〜』たくさん思った。

    なんとなく分かりやすくて気に入った所
    ・サザエさん頭蓋骨綺麗に球型、4\1は顔。
    ・頭文字Dの藤原は、父の手伝い豆腐配達をなんと中1からやっていた!犯罪です。
    60km出して走っているがコップ1滴もこぼしていない。
    ・テニプリの海堂の必殺技『ブーメランスネイク』はネットの横から入るカーブだが640回転の球を打たなきゃいけないから470kmの腕の速度ふらなきゃいけない。まっすぐ打った場合710kmの球が打てるからカーブしない方強いかもしれ
    ・『るろうに剣心』の左之助の二重の極みは腕の速さはマッハ7.7。二重の極みをしないで普通にパンチしたら45t。
    ・『走れメロス』の「少しずつ沈んでゆく太陽の、10倍も早く」と文があるが、その速さメロスは最後マッハ11で走ってる。メロスとぶつかった人は1600km飛ぶ。服破れる。犬は足に噛みついてきてるが、足は体の2倍の速さだから12000km飛んでるはず。走るなメロス。
    ・『GTO』の鬼塚のデコピンは一般男性が10m近く飛んでる為、マッハ750で31万tの威力がある。ライフル銃5万2000発の強さ。このデコピン耐えた青年ハンパない。
    ・北斗百裂拳は1秒100発、
    ・『らんま2/1』火中天津甘栗拳は1秒84発
    ・トリコの食事量と大便は人間60倍。1日96kg食べる。トリコのフォークという技の威力270t、ヘビー級ボクサー600kgの450倍。
    ナイフという技の威力2400t

  • とってもばかばかしいことを おお真面目に答えてくれる本です。
    疲れているときに おすすめです。

  • 夢の中で読みたがっている自分がいたので図書館で借りてみた。漫画やアニメの現実離れした点を読者の質問に答えていく。バカバカしいことをそれらしく計算してみるところが面白い。逆ピラミッドの話が印象的だった。

  • アンパンマンの顔は球体だがどうやって焼いた?サザエさんの首は細すぎないか?などなど、確かに不思議だ!と思うことが連発。

  • つまらないとおもわれる疑問を真面目に考える。
    そこがおもしろい。
    おもしろいけれど、シリーズとしては8作目で、マンネリ感は否めず・・・

  • 2010.12.6 図書館
    忍たまのレシーブトスアタックがあると聞いて

  • 『空想科学読本』シリーズも今回で8作目。他のシリーズなんかも集めると、二桁も本を出している、と考えると、柳田理科雄さんの執筆力、そして映画や漫画などの空想科学が尽きないことに驚きです。

    さて、今回の8作目は、読者などの疑問を解決するかたちの一冊ですが、僕は正直もうちょっと飽きたかなぁ、と思いました。これが初めてだ、っていう方は断然楽しめるのだと思いますが、1作目からの文章構成がどうしても同じになってしまうため、昔から読んでいる僕にとってはどうも面白いものにはなっていませんでした。

    それでも、柳田理科雄さんの目の付け所、文章力は格段に良くなっています。だから、このレビューを見てどうしようかと悩んでいる人がいれば、とりあえず買ってしまってもいいと思います。そして、好きになったら、1作目を買ってみてはどうでしょうか?

  • 1の発売当初から読み続けている僕の愛読書、空想科学読本。

    昔は扱っているものがウルトラマンだったり巨人の星だったりと、僕の世代にはなじみの薄い作品も多かったが、最近は、学生からの質問に答えたものが収録されており、なじみ深い作品が多くなってきたので、疑問に共感することも多く、なおさら面白く読めている。

    まあ、知らない作品を扱っているものも面白いんだけどね。それはひとえに著者の文体によるところが大きいと思う。科学的にだけではなく文学的にも笑える素晴らしい作品。毎回、脚注まで隅々読んでしまう。

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著者プロフィール

1961年鹿児島県種子島生まれ。東京大学中退。学習塾の講師を経て、96年『空想科学読本』を上梓。99年、空想科学研究所を設立し、マンガやアニメや特撮などの世界を科学的に研究する試みを続けている。

「2021年 『空想科学学園 理系脳を育む4冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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