間違う力 オンリーワンになるための10か条 (Base Camp)

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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840132688

感想・レビュー・書評

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  • 「はじめに」の編集者S氏評「初手から間違っている」が至言。

  • ”<一言>
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    T:
    P:
    O:
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    <読書メモ>
    ・間違う力??。なんだかいい感じだ。心ときめく響きがある。意味が良くわからないところがとくにいい。ほかの生き方本には絶対にないタイトルだ。(p9)
    ・合理的に考えるかぎり、メジャーな未知動物の発見は困難だ。だから私のような後発の個人は、マイナーな未知生物、行ってみれば「未知の未知動物」を狙うべきなのだ。(p57)
    ・いちばん大事なのは一次情報を得ることだ。「あの人が見たってさ」という情報を100個集めてもしかたがない。「あの人」を探し出し、直接話を聞くのである。季節、時間帯、一緒に目撃した人の有無などを訊き、矛盾がないかどうか確かめる(p.65)
    ・ラジオ体操をやりすぎた高橋秀実さん(p127)
     ラジオ体操に目をつけたまではいいのだが、高橋さんはなぜか東京都内に262ヶ所ある年中無休のラジオ体操会場をすべて訪れ、朝6時半からの放送とともに、そこのみなさんと一緒にラジオ体操をやったという。
    ・自分のバレリーナ挫折経験を重ね合わせて、文学作品の内容を書いている(p173)
     #これは自分にもできるんじゃないかな。
      プログラマー挫折体験、
    ★一流の素材より二流のプロ
     同じ一流でも、実行しないかぎり「一流の素材」にとどもってしまうのだが(後略)
     繰り返しになるが、どの世界もやったもの勝ちである。いくら猛練習を積んでも絶対に試合にでない野球選手に価値はない
    ★ちゃんとしてなくてもいい、気軽でもいい、てきとうでもいい(p185)

    ・もう一つ、長くやっていると、嫌でもだんだんほかの人に気づかれるようになる(p184)
    ★正しいかどうかより面白いかどうかで決める(p.199)”

  • 高野さんの著作で唯一読んだことのなかったのがこれ。何じゃ、この表紙?いったい誰に読まそうとしてるんだろう。意味不明だよねえ。古本の均一棚で発見したので連れ帰ってきた。

    読んでみたらば、まあそりゃ高野さんなんだから面白いのは間違いない。ファンなら知ってる話が多いとはいえ、まとまって読むのも楽しい。あ、初耳だ!っていうのもあったな。高野さんが京大の大学院を受けようと思ったことがあるとか、世界的に有名な殺人事件の犯人捜しをしたとか。それに、ワセダの探検部の話って何回読んでも面白い。あのバブルの時代にこんな奴らがいたんだ~と思うと、人間捨てたもんじゃない!と思ったりするのだった。

    しかし、高野さんが犯人を突き止めた(が証拠がなくてそれきりになった)殺人事件ってどの事件? 気になるなあ。

  • ?力なので生き方本みたいですが。良い言葉で飾り立てた「?すべき」よりも地に足がついていて身の丈にあった話です。人はみんな間違うもんだよなぁって安心しつつ、前向きになれますので、クヨクヨしている時に推奨

  • 近所の古本屋さんで見かけ、タイトルにひかれてぱらぱら中を見る。面白そうなので読みたいけれど、今は積ん読。

  • 中高生がターゲットなのかな?読みやすいといえば読みやすいが、筆者の濃い体験がコンパクトにまとまりすぎている感じもする。これを読んで、濃いほうへいってくれればいいけれど、実体験の乏しい若い子たちにどこまで伝わるか。

  • 著者にしては意外なタイトルだったが、自己啓発ぽくないところがさすが。
    体験談が豊富で面白い。
    やらないよりやったほうがいいってのはわかる。
    準備に手間をかけて、いろいろ心配事を考えて結局先延ばし・やりませんじゃいつまでたってもなんにもならん。

  • 間違いからどうオンリーワンに結びつけるのか?

    →結局やったもん勝ちであるから、とにかく今はじめることが大事
    なぜはじめたかは大事ではなく、すでに選択したのならやるしかない
    それによって道が拓ける
    正しくかより面白いかで判断する

  • 著者は『幻獣ムベンベを追え』を書いた辺境作家。
    その冒険記を読んで、彼を含む調査隊の、若さ頼みの向こう見ずな行動に圧倒されていたため、イメージと真逆の本のタイトルを不思議に思いました。

    著者自身も、話を受けた時に「なぜ自分が?」と不思議に思ったそうです。
    担当者に、「初手から間違っているのが高野さんの特徴なので、そこを語ってほしい」と言われて納得したとか。
    なんとも逆説的というか、ひねくれた執筆経緯です。

    そう言われて書き始められた本は、どこかあやふやながらも、著者の体験に裏打ちされているものであるため、妙な説得力にあふれたものとなっています。
    著作を読む限りにおいて、どうも現実社会にあった生き方ができなさそうな著者ですが、だからこそ発想力が斬新で、引きこまれます。

    本当の意味で個性的な著者からすると、日本の若者は物足りないようで、「最近はネタを個性と勘違いしている若者が増えている」と一刀両断。
    三田紀房氏の『個性を捨てろ!型にはまれ!』が紹介されていました。
    自分探しの方法が書かれているとのことで、私も読んでみようと思います。

    決して洗練された文章ではありませんが、あちこち道を間違えながらも、とにかく猛然と突き進んできた人独特の勢いとパワーに満ちた、人間性が見える内容。
    彼の掲げる4つのポリシーが、おもしろくもあり興味を引かれました。

     1. 過ぎたるは及ばざるよりずっといい
     2. 楽をするために努力を惜しまない
     3. 奇襲に頼る
     4. 一流より二流を目指す

    それぞれの項目についての説明を読むと、彼のパーソナリティとこれまでの生きざまがよく理解できます。
    『間違う力』というタイトルの本でありながら、「人生には間違っていることなどない。失敗もまた楽し」と言い切る彼の姿勢は揺るぎなく、(これは本の方向性と相反するのでは?)と疑問を感じながらも(でもこの力強さこそが著者の持ち味だし)と、結局納得させられてしまう、彼の生き方の強さ。
    彼と同じような考え方で日々生きていくのは、かなり難しそうですが、それでも夢に向かって飽くなき体当たりをし続ける彼の不屈の精神には、励まされるところが多く、読み終えるとなんだか元気が出てきます。

    情報で管理された現代資本社会の中で、著者のように野性の本能のままに生き続けることの難しさ、稀有さを思うと、融通を効かせず、自分の好き勝手に生きているように思える彼が、実際には彼なりに社会と折り合いをつけながら、自分の場所を見つけてバランスよく過ごしていることに気づかされます。
    彼のような火の玉根性を忘れきってしまっては、人は大人しい家畜のような人生を送るだけなんだろうなと考えさせられる、一読の価値ある本でした。

  • とりあえず今はじめるというのは賛成

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著者プロフィール

棋士(日本将棋連盟六段)。
1972年横浜市生まれ。日本将棋連盟六段。1984年に中原誠十六世名人に入門し、1998年にプロ棋士となる。棋風は居飛車本格派。現在、明治大学、國學院大学で講座を持つほか、将棋教室で子どもたちに指導をしている。
著書に、『こどもをぐんぐん伸ばす「将棋思考」』(ワニ・プラス)、『将棋「初段になれるかな」会議 』(扶桑社) など。

「2019年 『将棋の駒はなぜ歩が金になるの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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