先生と僕① (―夏目漱石を囲む人々―)

著者 :
  • メディアファクトリー
4.24
  • (90)
  • (76)
  • (32)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 506
感想 : 78
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840133944

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ◆以前から漱石の書簡からあふれるあたたかい人柄のファンでしたが、これはまたそれが手軽に、楽しく、門下生についてもキャラくっきりと楽しめるよい副読本ですね。漱石って頭がとってもイイのに、人とは一風変わった思いやりが深くて、ほんと愛おしい。
    ◆思いのほか、寺田寅彦愛も高まる(笑)
    ◆漱石好きにはオススメだけど、興味のない人には全くピンとこないマンガでしょうね。こういうのが「萌え」⁈
    ◆全巻購入希望!【2013/09/10】

  • しっかりした考証に基づいた、けれど固くなり過ぎない、夏目漱石先生とその門下生を巡る物語。4巻ありますが集めて損なし。あの頃の着物とか書生さんとかが好きな人にはたまらない作品ではないかと。個人的に正岡子規とのやり取りが好き。

  • 夏目漱石の作品は2,3作品しか読んだことないけど、この作品は作者の漱石先生という「人」への愛情が深く描き込まれていて、尚且つ、当時の様々な漱石を取り巻く人々のエピソードが細かく描かれていて、本当に楽しめたo(*^▽^*)o。作者の漱石への愛情と、細かく調べられた様々なことに対して☆5つ!

  • 他人を愛し愛されること、というと語弊はあるかもしれないけれど。ひととひとが関わり合うのは、本質的にそういうことなのだと思う。

  • 漱石の人となりがその周囲に集う人達の個性との掛け合いによって自然と形成されていて、作家さんの漱石一門への深い愛が窺い知れる良作。漱石さんは端的かつ総括的に言うと『総受け』の人だった感じ(笑) 優秀な男子限定だけどもな。「是公×漱石」「寅彦×漱石」はトキメクな。※注:そういう漫画ではありません。

  • 夏目漱石と、それを取り囲む人々の話。ちょうど寺田寅彦の本を読んでいる途中だったので、関係が良くわかって、そちらも面白くなりました。著者の方が本当に夏目漱石が好きなのがよくわかる、愛情のこもった本だと思いました。登場人物すべてが愛らしく思えます。読んでソンなし。

  • 四コマの横のメモも面白い。お弟子さんが夏目作品のモデルだと書いてあるとついついそのビジュアルを想像して読んでしまいます。因みに小宮くんが好きです(笑)

  • 夏目漱石ではなく、金之助が好きで、という作者の姿勢がよく出ています。

  • 夏目漱石先生とゆかいな仲間(友達&弟子)たちの交友が面白い^^

  • 好きで好きで、関連文献を読みあさるうちに、いつの間にか、漱石の友だちの友だちになったような気がしてきただろうと作者の気持ちを推察します。昔芥川龍之介フリークだったので、作者の気持ちはよっくわかる(笑)
    漱石が生き生きとして、ときどき可愛らしい。すぐムキになる漱石山脈の皆さんも、その中で淡々としている寺田寅彦も、いい味出してます。
    2巻にはアイラブユーの訳し方を語る漱石が出てくるかな。どうも自分の好きなエピソードが出て来るまで読み続けてしまいそうな予感が・・・。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      なかなか丁寧な絵なので気になります(中身もそうでありますyぷに)
      現在3巻まで出てるんですね。買っちゃおうかなぁ~
      なかなか丁寧な絵なので気になります(中身もそうでありますyぷに)
      現在3巻まで出てるんですね。買っちゃおうかなぁ~
      2012/04/12
全78件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漫画家。青森県生まれ。著書に『先生と僕 夏目漱石を囲む人々』『漱石とはずがたり』『夏目漱石解体全書』『ステラ』『大正四葉セレナーデ』『おじさんとポニーテール』など。

「2018年 『先生と僕 夏目漱石を囲む人々 作家篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

香日ゆらの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
日丸屋 秀和
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×