空想科学文庫 空想科学読本Q (空想科学文庫 21)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840134705

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったが、こんなにややこしく「語りおろし」風にしなくてもいいのに。
    この中の「餃子の王将のCM、餃子一日百万個は多くないか?」ってのは僕が柳田さんにした質問なのだが、多いかどうかはともかく、「(一皿6個なのに)100万が6で割り切れないのがおかしいですね」と瞬時に答えたのはやはりさすが(笑)。

  • いつもと文体が違う気がして、違和感がすごかった。

  • 落語のご隠居の屁理屈みたいな本( ´ ▽ ` )ノ。
    やかん( ´ ▽ ` )ノ。
    新し目の作品が多くてよく分かんないとこが多かったのが難(>_<)。
    しかし、紙で手が切れるっての、これは「空想」科学とは言えないよね……(´ェ`)ン-…。
    回答も、最後の「愛と勇気を友だちにするには?」に対して「張り紙をしよう」ってのは……(´ェ`)ン-…。
    正直、もうネタ切れっぽい……(´ェ`)ン-…。
    初期は面白かったんだけどねぇ……(´ェ`)ン-…。
    このシリーズは、もう読まなくていいかな?……今までありがとう、さようなら バイバイ(´・ω・`)ノシ。

    2016/03/02

  • 【本の内容】
    2008年夏、柳田理科雄が全国の書店をまわって、店員さんやお客さんの質問にその場で答えるというイベントを行った。

    題して「教えて!理科雄ちゃん」。

    本書は、このときの「記憶」をもとに、著者が新たに書き起こした文庫オリジナル本である。

    『赤胴鈴之助』から『聖☆おにいさん』まで、古今の漫画やアニメに関する疑問はもちろん、「紙で手を切ると強烈に痛いのはなぜ!?」といった本屋さんならではの質問も収録している。

    漫画、アニメの疑問から、餃子の王将問題まで、爆笑50問!

    文庫書き下ろし!

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    2008年夏に全国の書店を廻って集めた素朴かつ難解な疑問に柳田理科雄が科学的にビシッと答える空想科学文庫初の書き下ろし。

    アンパンマンから新世紀エヴァンゲリオン、果ては餃子の王将に至るまで、バラエティに富んだ50項目を収録しています。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 高校の頃によく読んでた本。
    相変わらず究極のバカというか本気のバカというかの計算をしています。
    懐かしいなぁ

  • 本家とだいたい一緒だけれども、文庫サイズになってサクッとした感じ。
    それなりには楽しめるかと。

  • 質問に対してライブで答える空想科学シリーズ。
    ライブでよくこれだけ質問ができるということと、それに答える筆者。よくもまぁ答えられるものよ。

  • 教えて!理科雄ちゃん!アニメの中のどうでもいいけど気になるギモンに答える企画を本に起こしたもの。イラストレーターのたかぎなおこさんの質問が含まれているとのことで、どれか気になります。デビルマンは明くんのときに負った傷が変身すると大きくなるので痛いってほんとですか?なんて楽しい質問だなあ。それにしてもアンパンマンの顔の直径が68センチもあるなんて。食べたい…

  • 笑えた。

  • 『空想科学読本』のことは知っていたけれど、著者の本を読むのは初めて。
    筆者が出版キャンペーンで全国の書店を巡ったときに「教えて!理科雄ちゃん」と題して質問を集め、それに答えたものを文章化したのがこの本だそうです。
    それでタイトルにQがついているんだとわかりました。

    50の質問が挙げられています。
    質問内容は、一般読者よりも書店の販売員の出すものの方がおもしろく、(やはり書籍に携わっている人は、知識が深く発想も楽しいな)と思いました。

    古いマンガやアニメが多く、男性マンガの話が多いため、わからないものも多くありましたが、『サザエさん』『聖☆おにいさん』『あんぱんまん』などは楽しく読みました。

    波平さんの1本だけの髪の毛は、2L入りペットボトルを結んで逆立ちしても抜けないほど強力だそうです。
    超能力少年バビル2世よりも、それぞれに同時に送られる脳派を読みとり、的確に仕事をこなす3匹のしもべたちの方が優秀なのだそうです。
    ヤッターマンでの3悪人のお仕置きの時、股間にだけ服の切れ端が残るのは、露出度の高い服を着て脚を閉じているからこそ、爆風に服が持って行かれずに済むからだそうです。

    明らかに答えられないような荒唐無稽な質問にも、「ふしぎですね」と言いながらも、科学的根拠になぞらえて、大真面目に答えているところが、おかしみを誘います。
    かといって、とぼけた文面だけではなく、「どうやったらアンパンマンのように愛と勇気と友達になれるか」という問いには、「いつも愛と勇気に触れていればいいのでは」と答えていたのには、シンプルで真理をついている答えだなと思いました。
    そこに、本書の立脚する科学的根拠があるのかはわかりませんが。

    正直、ついていけないトンデモ系の人かと思っていましたが、基本は科学が大好きなとても真面目な人で、そこに遊び心を加味した著作を数多く出しているんだと感じました。

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著者プロフィール

1961年鹿児島県種子島生まれ。東京大学中退。学習塾の講師を経て、96年『空想科学読本』を上梓。99年、空想科学研究所を設立し、マンガやアニメや特撮などの世界を科学的に研究する試みを続けている。

「2021年 『空想科学学園 理系脳を育む4冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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