緋弾のアリア (7) 火と風の円舞 キャスリング・ターン (MF文庫J)

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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840134866

作品紹介・あらすじ

東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵-通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジは、戦闘不能におちいったレキを京都に残し、東京への帰路についていた。アリアとの仲も修復できていない…そんな状態の中、再び『万武』の魔の手が迫り-。理子の座席に仕掛けられた『加速爆弾』によって暴走特急と化した列車を舞台に、アリアとキンジの超高速リベンジバトルが始まる。そして舞い降りる、一陣の風-。大スケールアクション&ラブコメディー第7弾。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻からの続きでレキとの物語かと思っていたが、新チーム結成の物語だったな。
    レキの意外な出自と歴史ミステリーが開帳されたな。この世界は偉人、英雄の末裔がかなり存在するみたいだ。やっぱ超能力や異能力があるから生き残りやすかったのか?
    取り敢えずは今回で一区切りしたみたいだけど、キンジの一般人への道程は遠くなるばかりだね。
    [more]
    前巻と比べるとレキの登場シーンは少なかったけど、新たな一面が垣間見えた。
    キンジと会話し、微かな笑顔をみせるレキは可愛かったね。
    そして、キンジはアリアに誕生日プレゼントを送るのはいいけど、あれは無いだろう。あれは恋愛知識云々ではなく、一般常識だろうに…
    チーム結成の写真撮影時の一文が少し気になるが今後も楽しみだ。

  • 9784840134866 262p 2011・3・17 6刷

  • 14巻発売を期に再読中。
    今回の表紙はジャンヌ。でも、別にジャンヌが活躍するわけではない。
    物語は前巻から引き続き、レキをメインヒロインとした対ココ編。
    ハリウッドアクション映画ばりの、暴走新幹線を舞台としたガンアクション編になっている。
    前巻で負傷退場したレキだが、今回のアクションにもきっちりメインヒロインとして参戦する。タフネス。
    演出重視で色々と話に無理が出てくるのはまあ仕方がないのかもしれないけど、ミスファイアに関してはさすがにやりすぎではないか?と感じてしまった。
    確かに、お話としては美しいけど、最後の銃弾をミスファイアするように仕込むなんていくらなんでも危険すぎる。
    「最後の一発で勝利が決まる」という場面がまったく考慮されてないのはさすがにちょっとね・・・。
    特にこの手のお話だと、最後に残された一発の弾丸で決着を盛り上げる場面が良くあるから、今回のミスファイア仕込は素直に感心できなかったかなー。
    もうちょっと、別のやり方はなかったんだろうかとついつい考えてしまう。
    とはいえ、アクションは面白かった。
    キンジもますます人間離れしてきたし。今後も、新しい技を次々と開発していくわけだけど、そのパワーインフレっぷりが実に気持ち良い。
    アクションだけでなく、萌え系イベントのポイントもすこぶる高い。
    新幹線のなかで、アリアが理子に恋愛相談するエピソードは良かった。
    アリアの視点から見たキンジが表現されていて面白い。
    やはりこの作者、萌えイベントに関しては天才的だと思う。
    少なくとも、俺なんかでは想像すらできないようなセンスを持っていらっしゃる。(; ´∀`)
    で、当初から「キンジにはカリスマ性がある」という設定だけは語られていたが、この暴走新幹線ではそのあたりもきっちり演出された。
    まあぶっちゃけ主にがんばったのは周りのキャラで、肝心のキンジはたいしたことをしていないようなきもしなくはなかったりするのだが・・・とりあえず、皆がキンジを頼りにしている!という描写はできていたと思う。
    もっとこう、キンジ視点ばかりではなく、周りのキャラから見たキンジを描いて欲しいねぇ。
    女子視点から見た「かっこいいキンジ」や、男子視点から見た「凄い男キンジ」な描写を見てみたいわ。
    「アリアの誕生日プレゼント」エピソードでは、アリアが久しぶりにメインヒロインとして脚光を浴びる。まさに面目躍如。
    後の「教会で白雪と・・・」も面白かったけど、この「キンジが思わせぶりな言動を取ってヒロイン達が大喜びする」パターンは実に面白い。
    まあ、理子やレキはそのパターンに填まりにくいから、アリアと白雪以外ではなかなか難しそうな気もするけれど・・・またやってほしいねこれ。
    そんで、物語はいよいよ宣戦会議(バンディーレ)へと突入する。
    ここで、適役の怪人、怪物が一斉に登場。いったい何事だ?っつー話だが、どうもこの怪人たちとの戦いがこの「緋弾のアリア」の本編になるらしい。
    これまでは序章に過ぎなかったんだってさ。
    今後さらにキンジは人間離れした能力を身につけていくわけだけど、新しいエピソードが始まるごとに、新しいヒロイン達が登場してくるのも楽しい。
    ということで、次の巻に進もうか。

  • いわゆる、プロローグ後の新章への開始と言った感じでしょうか。
    それとともに、レキ編の終了といったところですね。
    レキにとっては、終と始。
    キンジにとっては、事件の始まり。

  • 今回は敵との戦いとかアリアと協力したりとかけっこうおもしろかった。でも戦いのあたりで専門的な用語が多くてよく分かんなくなる。あとまた登場人物めっちゃ増えるだろこれ…

  • レキルートは一旦終わり。そしてアリアルートに戻るらしい。
    次巻で本格的に開戦だね。

  • レキルート万歳ヽ(´ー`)ノ  でも本命はやっぱりそっちでしたか。というか、物を知らなすぎなのはキンジのほうだろw

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著者プロフィール

第3回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞を受賞。代表作は『緋弾のアリア』。

「2016年 『やがて魔剱のアリスベルVI さらば妖〓(刀刀刀)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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