- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840135085
作品紹介・あらすじ
アッシュとエーコの活躍で屍灰竜による襲撃を退け、落ち着きを取り戻した学院都市アンサリヴァン。街を救った謎の騎士(=アッシュ)は(銀麗の騎士)と呼ばれ、女子生徒たちの間ではファンクラブまでできていた。「あわよくば(銀麗の騎士)の子胤を授かろう、などという魂胆も窺われる」「こ、こだっ-!」…が、アッシュにとってはいい迷惑。一方、シルヴィアの姉であるヴェロニカ第一王女がアンサリヴァン市を訪れるという報せが入った。だが、それを聞いたシルヴィアは、突然脅え出してしまい…!?美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー、進撃の第二弾。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
前巻を読んだときも思ったことだが、エーコが人型で誕生した理由が気になるな。
それにエーコは他の竜とコミュニケーションを取ることができるのだろうか?今のところはそのような描写はなかったように思うけど、気になるな。
シルヴィアの姉、ヴェロニカはとんでもない人だったな。我が道を行くといった感じは周囲を大きく振り回し、大変だろうことがよく分かる。
シルヴィアは新たな決意をしたわけだが、主人公アッシュとの関係も気になるね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヒロインの一人、シルヴィアの姉である、第一皇女のヴェロニカが登場する。
金髪碧眼で髪型もシルヴィアと似ているので、非常に見分けがつけづらかった。
一巻では名前しか出てこなかったアーニャもイラストで登場。
一定の需要がある「敵性ヒロイン」という枠だが、今後の活躍に期待したい。
物語的には、テロリストが教会で人質を取って爆弾で脅すという流れ。
爆弾を冷凍処理するという、いかにも思いつきな展開はいかがなものかと思うが、主人公がしっかり活躍するお話は良い。そこ大事。
シルヴィアやジェシカが衆目の前で裸に向かれるというシーンがあるが、この手の「ヒロインが主人公以外の異性に裸をさらす」という状況を異常に嫌う読者層ってのがある。
俺はその層の人間ではないけど、嫌う人たちはそれはもう蛇蝎のごとく嫌うので、あのシーンは一部の読者の反感を買うんだろうなぁと思った。 -
学院のマスコットと化したエーコ。
・・・どちらかと言えば、コゼットの玩具になった気もしますがね。
今巻は、シルヴィア王女の成長物語。
でも今回一番の見ものはは、アーニャの天然ぶりでしょうか?