M-1戦国史 (メディアファクトリー新書)

著者 :
  • メディアファクトリー
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840135382

感想・レビュー・書評

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  • 読みながら笑った。お笑い好きとしては的確な評論だった。今年も楽しみ。

  • M-1は毎年見ていてとても楽しいです。第1回から第9回までの名場面が綴られています。そんな激闘の裏側も描かれていて納得できます。序章はM-1が開催されるきっかけや裏側が描かれていて、中盤は第9回までの激闘や名場面で、後半は著者の個人的な見解が描かれています。この人は、芸能界の解説者みたいな言い方で語られていて、すごく細かいと思いました。

  • M-1の決勝は各年5回以上は観ているので、特に年表の部分は、「あのネタね」、「あの場面ね」と、スーッと入ってきた。
    M-1が開かれた背景や審査員についても細かく書かれていて、大会自体の歴史や存在意義を知ることができ、読んだ後にまたM-1を観返そうかなと思わせる内容だった。

  • 一気に読んだ
    演者側だけでなく審査員も個性的なので、それらの解説もあり楽しめた
    音楽評はたくさんあるのにお笑い評は少ない
    もっともっと増えればいい

  • なんとくなく見てきたM1を、戦国史に見立てて分析するという工夫が面白い。

  • 読みながらつい「第10回のM-1チャンピオンって誰だったかな」と考えてしまった。
    今年はまだこれからなのだよね。
    ラリーさんの分析はいつも鋭くてしかもお笑いに対する愛に溢れている。
    笑いを分析して評価するのはとても難しい作業で、私もたまにブログでM-1の感想を書いたりするけど、あるひとつのネタがどうして面白いのか、どうして面白くないのかを言葉で説明するのは非常に困難である。
    今年も来月になったらM-1の決勝戦が放送されるだろう。いったい誰が勝ち上がってくるのか大変興味がある。事前予習としては最適だと思った。

  • お笑い本なのにNumber読んでる感覚。

  • M1の分析
    笑いを分析したい人にはいいかも

  • 2010年大会を最後にして終了した漫才No.1決定戦M-1。その2000年~2009年までの戦いをお笑い評論家がおふざけではなく真面目に、そして詳細に分析している興味深い一冊。

    【図書館1階開架 779.14/RAR】

  • お笑いライター(正確にはお笑い評論家?)で私が一番名前を聞くのがこの人。
    どんな本を書くんだろうと興味を持って購入。

    M-1の歴史をわかりやすく解説した本。
    M-1を見たことのない人に向けた本なのかな、という印象を受ける。
    文章自体はさっぱりしていて読みやすい。

    しかしラリーさんのポジション美味しいな。
    どう持っていくとあそこに行けるんだろ。

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著者プロフィール

ラリー遠田(らりー・とおだ)
1979年生まれ。東京大学文学部卒業。テレビ番組制作会社勤務を経て、ライター、お笑い評論家として多方面で活動。お笑いムック『コメ旬』(キネマ旬報社)の編集長を務める。主な著書に『この芸人を見よ!』(全2巻、サイゾー)、『THE 芸人学』(東京書籍)、『M-1戦国史』(メディアファクトリー新書)、『ダウンタウンvsナイナイ最強考察』(晋遊舎)、『バカだと思われないための文章術』(学研パブリッシング)、『なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?』(コア新書)、『逆襲する山里亮太 これからのお笑いをリードする7人の男たち』(双葉社)がある。

「2018年 『とんねるずと『めちゃイケ』の終わり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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