ありがとう、さようなら (MF文庫ダ・ヴィンチ)

著者 :
制作 : 志村貴子 
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レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840135726

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりにエッセイを読んだ。
    「幸福な食卓」ですっかり瀬尾さんのとりこになってしまい、その瀬尾さんの教師時代のエッセイ。
    最近中学生のいじめ、自殺問題をニュースで見るたびに心が痛んでいたけど、このエッセイの中の中学生は 素直でほっこりしてて温かくて、一気に心を和ませてくれた。
    読みながらも くすっと笑えて、ぽろっと泣かされて 素敵なエッセイでした。

    • まろんさん
      大好きです、瀬尾さんのエッセイ!
      1冊の中で、哀しくて泣くんじゃなくて、温かさに泣いてしまう、
      そんな幸せに何度も浸ることができるエッセイっ...
      大好きです、瀬尾さんのエッセイ!
      1冊の中で、哀しくて泣くんじゃなくて、温かさに泣いてしまう、
      そんな幸せに何度も浸ることができるエッセイってなかなかありませんよね。

      生徒たちが可愛くてしょうがない、瀬尾さんの気持ちが文章から溢れ出ていて
      こんな生徒を持った瀬尾さんも
      そんな瀬尾さんに巡り会えた生徒たちも
      ほんとうに幸せだなぁ、と思いました♪
      2012/08/02
  • 瀬尾まいこさんは作家をしながら現在も中学教師を続けています。
    その瀬尾さんが中学生との日常をエッセイとして綴ったもの。
    中学生っていいんじゃない~!と思えるエッセイ。
    瀬尾さんも巻末に書かれていましたが、エッセイの中には綴られていないこともたくさんあるのよね~
    それが学校と言うものだもの。

  • ★4.0
    教師をしていた頃の著者が綴った、中学校の生徒たちとの日常のあれこれ。子どもでも大人でもない微妙な年頃の中学生は、気難しくて扱い辛い時も多々あっただろうと思う。それは、自分の中学生時代を振り返るだけで分かる。が、本書で綴られるのは、素敵な出会いへの感謝と未来を歩む生徒たちへの応援のみ。そして、誰も彼もが暖かくて優しくて、そんな空間で過ごせた彼・彼女たちを羨ましく思う。著者は生徒と保護者が素晴らしかったと言っているけれど、きっと同じくらい先生な著者も素晴らしかったと思う。平成の最後に心がほっこり。

  • デビュー直後から3年半。
    作家とはもう一つの顔、京都府での教員生活をつづる。

    じーんときたり、ほっこりしたり。
    素敵なエッセイ。

    ずけずけものを言ったりもあるけれど、どの中学生もかわいく、ほのぼの。
    生徒へのあたたかいまなざしは、小説にも通じる。
    ほかの先生方とのやりとりもたのしく、こんな中学校に通ってみたい。

  • 生徒を心から大切に思う気持ちにあふれている。教師なんてって思ってきたけど、あの先生もこの先生も本当は情熱をかけてくれていたんじゃないのかなって思わされた。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「教師なんてって」
      先生って、生徒の為じゃなく学校の為に働かされるので、熱意を持っていても挫けちゃう人が多いみたい。。。
      学校の閉鎖性がなく...
      「教師なんてって」
      先生って、生徒の為じゃなく学校の為に働かされるので、熱意を持っていても挫けちゃう人が多いみたい。。。
      学校の閉鎖性がなくなって、色々な立場からモノが言えるようになれば、変わると思う。。。
      2013/04/18
  • 読みやすくて、あっという間に完読。
    中学校の先生が、生徒と接しながら感じたこと…先生目線だとこうなるのか、と読んでいて楽しかった。
    大変な職業だろうけど、その中で楽しみや感動を見つけられてて、素直で素敵な方なんだなと思った。
    「T先生」「約束厳守」「超思春期」の話が好き。

    *好きな文章を覚書
    大人になると、逃げ道がいっぱいあって、すぐどうにかしようって考えてしまう。小さいことだけど、すごくずるい。もっと中学生みたく、さらりと約束を守らないとな。

  • 小学校、中学校、高等学校、~仰げば尊しわが師の恩 教えの庭にもはやいくとせ~♪ 先生は有難いですね(^-^) 教え育てていただいた先生方の名前、そして校歌、今もしっかり覚えています。瀬尾まいこさん「ありがとう、さようなら」、2007.7刊行、2010.10文庫。中学校の国語の先生、瀬尾先生の日常が綴られた42編のエッセイ。読後、一言、「いい先生だな」! 特に「おしゃれチェック」「些細な親切」「ファンとの遭遇」、読んでて嬉しくなりました(^-^)

  • 瀬尾さんの教師生活を書いてる本。
    ほのぼのしていて、クスッと笑ってしまう。
    中学生ってすごい。大人じゃできない。

  • 教師の仕事をしてみたいと思ったことは無かったけど、素晴らしい仕事なんだと羨ましくなった。
    担任したクラスが凄くいいクラスだったんだろうなあ、

  • 先生にも子どもにも読んでほしい一冊。

    子どもってこんなにも愛おしいんだよ
    子どもたちよ、こんな大人もいるんだよーって

    仕事に慣れ、少し子どもがいやになった先生たちへ
    周りの大人にぷいっとしてる子どもたちへ

    2016/02/07


    自分も教員1年目から学校であった心に残ったことをノートに書いている。
    1番初めのページに、10年20年後の自分へのプレゼントと書いて。
    書き始めた理由はひとつ。慣れて感動しなくなるのが嫌だから。

    この本はとても素敵!
    でも自分だけの「ありがとう、さようなら」ノートは特別に素敵だ。

    先生になれてよかった( ´ω` )!

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著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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