ゴーストハント1 旧校舎怪談 (幽BOOKS)

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レビュー : 421
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840135948

作品紹介・あらすじ

取り壊すと必ず事故が起こると噂されている木造の旧校舎。高校1年生の麻衣はひょんなことから、調査に訪れた「渋谷サイキックリサーチ/SPR」所長・ナルの手伝いをするはめに。彼女を待っていたのは数々の謎の現象だった。旧校舎に巣食っているのは戦没者の霊なのか、それとも-?麻衣とナルが出逢い、物語の出発点となったシリーズ第1巻。全編にわたり入念なリライトが施された完全版。

感想・レビュー・書評

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  • ティーンズハート版も持っているけども、すっごくうれしいです。
    絶版になっていて、マンガで読むか(いなださんのマンガは本当に素敵だと思います)、図書館で借りるしかなかったところがこうやってたくさんの人に手にとってもらえる形になったのがすごくうれしい。しかも装丁、祖父江さんなのね♪

    さてさて読んでみて。
    かなりがっつり書き直してらっしゃる。
    筋は当然もとのままなのだけど、推理しているシーンが多くなっているし、色々と描写が細かくなっていてとても読みやすい。綾子とか(ああ、綾子の歳をとうにこしているのね、私・・・ぼーさんの歳もか?ぼーさん20代後半?だっけ?・・・リンさんと一緒くらいなのか?)どうも印象の薄いキャラで、とくに1巻は考えなしで意地悪な人だなぁという印象だったのだけど、これがかなり払拭された。「プロ」に関しての話とか面白かったし。ジョンはかわいいし。ぼーさん素敵だし。リンさんはまぁまだまだこれからですな。
    懐かしさも手伝ってドドン!と★5つです〜。

    今後の話だけども、「学校」「学生」の形が書かれた当時といまでは本当に変わってしまったから(校則でガチガチに固められた学校って今の学生さんたちにピンとくるのかなぁ?私でさえ、ちょっと上の世代の学校だなって印象だったし)、そこら辺をどうするのかな、って思う。学校が「抑圧された檻」と感じる人は今も昔もいるだろうけど、形がちょっと違うとは思うので。安原少年登場の話とか、そういう意味で私にとって要注目です。

    中学高校時代のこれを読んでキャイキャイしていた子たちとまた話がしたいです。

    中学高校時代は安原少年(その当時は年上だったしさ)が好きだったのだけど、いまは断然!ぼーさんプッシュです。大好き!(笑)

    そしてそしてこれに弾みをつけて、是非是非新作を!!!!
    十二国記を!!!

  • 待ってました!
    絶版になっていた悪霊シリーズのリライト版です!!
    コミカライズ版をなかよし本誌で連載していた時に知った世代で、原作は読む前に絶版してしまい、復刻を今か今かと待ち続けていました。
    学校の図書館にもあるのですが、すこしレトロな(…)少女漫画のような丁装が借りづらく、今回のリライトは本当に嬉しいです。
    タイトルも「悪霊がいっぱい!?」から「ゴーストハント」に変わり、挿し絵がコミカライズ版のいなだ詩穂さんです。いなだ版から入ったので懐かしい気分になりますねー。
    つい先日いなだ版が完結したので、もう一周ナルや麻衣たちの世界をまわる気持ちで読みたいです。

  • 「悪霊がいっぱい」というよりも「霊能者がいっぱい」て感じ。古き良きドタバタ感が懐かしい。その昔読んだ皆川さんの<ティー・パーティー>シリーズを思い出した…。そして意外にもきちんとした(?)落としどころだった。

  • 麻衣の高校の旧校舎を調べにやってきた霊能者?たちはみんな(1人除く)自信家ぞろいで……なんだこいつら!復刊版。高校生の少女が語り手ですが、大人も読めるようにリライトされています。なによりも、「霊」とかいっても、ゴーストハントは「理論的に考える」ところからきているので、ミステリとして読めるのです。意外とエピソードも追加されていて、より面白くなっていると思います。あとから入れると、伏線って入れ放題で面白そう(笑)。あ、綾子の追加分、よかったです。実はこーゆーおかんキャラなんすよ>綾子。

  • 二度と読むことはない、と思うので読了済みにカテゴライズしましたが、4/5くらい読んでみて、いい加減限界だ、ということで、放り投げてしまった1冊。映像で見たときにはおもしろかったのですが、それはヒロインの心の動きが最低限の台詞のみにカットされて、ホラー描写に全力で傾注してくれていたために感じたことだったのだ、と実感……私は、少女小説のヒロインの思考回路を共有できない(笑)

    少女小説のヒロインとは、なぜか、してもらってあたりまえ、責任をとるより文句が先立つ、感情的で、自らと違う意見の者を基本的には受け入れないのに、なぜか周囲よりもマトモな価値観を持つものとして自己規定している、等々の特徴があると思うのですが、そんな傲慢で生意気な彼女らを、彼女ら自身はなぜか「ふつう」と自称してしまう、ここらあたりに違和感を覚えて、どうにも読み進めるのが苦痛でした。自分が悪いという発想がない。私がなんでも自分のせいだと考えやすい傾向にあるのも事実ですが、そのあまりに自己中心的なありかたに共感できた時代がないだけに、どうしても、信じられない存在に映ってしまって、読み進められない。

    少女小説のヒロインの思考回路に、とくに嫌悪感を抱かない層にとっては、純粋にホラーとして楽しめるものと思います。

  • このシリーズは漫画しか読んでいなかったので、文章では初めて。
    コミックでは省略されている(描ききれないんでしょうね)部分もきちんと説明されていて、納得。
    この人の作品は「屍鬼」から入ったので、軽いのはどうかと思っていたが、あまり違和感はなかった。
    軽くても重くても、やはり小野作品だ。

  • 設定はアリガチだけど文体が楽しいな

  • 全7巻。もう読めないだろうとあきらめていた伝説のシリーズが復活して嬉しい…!
    麻衣の高校の旧校舎は、建て替えようとするたびに事故が起こるという曰くつきの校舎。とうとう校長が心霊現象の専門家をよんだらしいが…。
    第1巻は登場人物紹介・お手並み拝見編という雰囲気。文章は麻衣の1人称。サクサク読めるが途中ゾワリとする場面もあって、さすが小野さん、ただの少女小説ではありません。

  • つづき読むか微妙なところ!でもおもしろかった

  • 怖いとミステリーの間くらい。続刊が楽しみ。
    2011/12/15

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著者プロフィール

小野 不由美(おの ふゆみ)
1960年生まれ、大分県中津市出身の小説家。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に所属。夫は推理作家の綾辻行人。
1988年、『バースデイ・イブは眠れない』でデビュー。2013年5月、『残穢』で第26回山本周五郎賞を受賞。代表作にテレビアニメ化された『悪霊シリーズ』、『十二国記シリーズ』、『屍鬼』など。

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