ガフールの勇者たち 11 (「ガフール伝説」と真実の王)
- メディアファクトリー (2010年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840136549
感想・レビュー・書評
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11冊目
<とある時代のとある場所で、フクロウたちが、高度な文化を育んでいた>
9.10.11巻は、遠い昔の伝説の時代のお話。
9.10巻でフールは王となり、フクロウたちは”ガフールの神木”に移り住んだ。
この時代は魔術の時代だが、フールは魔術に頼って自分を無くすのは間違っているんだとか、自分は魔術や王の象徴の品により尊敬されるんじゃなくて行いや言葉で尊敬されたいって思ったりしている。
だが黒フクロウたちは、魔術による世界の生物の支配を企んでいる。
魔術で作られた雌のフクロウが、魔術で変身できるからこそ本当の自分がわからない、誰も本当の自分を愛してくれないと葛藤したり、狂った王様の愚かな取り巻きや家族は宮殿が崩れかけているのが見えないんだとか、なかなか精神的には重々しいところがあった。
物語最後は黒フクロウたちとガフールのフクロウたち&オオカミやホッキョクグマなどの連合軍の戦争になり、結果としてフールが正義の世界を作るぞ、という感じになるんだが、
うちの次男がいうには「ガフールあるある〜、戦争は数ページで終わる〜。戦争準備はすごく時間かけてるのに〜」という感じです 笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「ガフールの勇者たち」この物語のなかの物語、「いにしえの書」の第3巻の内容が語られている。
火山の火口から≪燃える石≫を拾い上げ、ガフールの王とみとめられたフール。≪燃える石≫があると魔術を使えるが、良い魔法も悪い魔法も排除したいと考えるフールはそれをつかわず、それぞれのフクロウの卓越した能力で班を作り、力を高めようとしていた。
黒フクロウの魔術を追放し、そして今は占領されている北の王国を奪還するべく、若いフクロウたちを鍛えたり、放浪フクロウやホッキョクグマに協力を仰ぐ。
黒フクロウの魔術に無力化できるオオカミ、ダイアウルフの緑の目。オオカミとフクロウが一緒になって敵と戦うって面白い。
9,10,11巻で語られたいにしえの書はここで終わり。12巻からは読み終えたコーリン達の物語が再開ですね。どこまで話すすんでたかなー -
ガフール伝説の最終章です。
ガフールの神木へ着いたフール王たち
おそろしい魔術を使う「黒フクロウ」との決戦を迎えますが、そのためにはダイアウルフとの協力が・・・
今回のパラパラ漫画は、初めて狼(ダイアウルフ)です。
黒フクロウは果たして生き残っているのでしょうか? -
ラッタ可哀想
ナイラは本当に黒フクロウなのか
コーリンは読み終えたいまどうするのか? -
ラッタの話は、自分もまた同じ立場なのかもしれないと疑っているコーリンにはどう響いたのだろうか。
ここで生半可に救わないのが外国文学なのかな…。
つらい。 -
ラッタ可哀想...。
ガフール伝説を読み終えた所で、コーリンにどんな冒険が待っているのか気になる! -
2011/01/08 21:57:50