ガフールの勇者たち 11 (「ガフール伝説」と真実の王)

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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840136549

感想・レビュー・書評

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  • 11冊目
    <とある時代のとある場所で、フクロウたちが、高度な文化を育んでいた>

    9.10.11巻は、遠い昔の伝説の時代のお話。
    9.10巻でフールは王となり、フクロウたちは”ガフールの神木”に移り住んだ。
    この時代は魔術の時代だが、フールは魔術に頼って自分を無くすのは間違っているんだとか、自分は魔術や王の象徴の品により尊敬されるんじゃなくて行いや言葉で尊敬されたいって思ったりしている。
    だが黒フクロウたちは、魔術による世界の生物の支配を企んでいる。


    魔術で作られた雌のフクロウが、魔術で変身できるからこそ本当の自分がわからない、誰も本当の自分を愛してくれないと葛藤したり、狂った王様の愚かな取り巻きや家族は宮殿が崩れかけているのが見えないんだとか、なかなか精神的には重々しいところがあった。
    物語最後は黒フクロウたちとガフールのフクロウたち&オオカミやホッキョクグマなどの連合軍の戦争になり、結果としてフールが正義の世界を作るぞ、という感じになるんだが、
    うちの次男がいうには「ガフールあるある〜、戦争は数ページで終わる〜。戦争準備はすごく時間かけてるのに〜」という感じです 笑

  • 「ガフールの勇者たち」この物語のなかの物語、「いにしえの書」の第3巻の内容が語られている。

    火山の火口から≪燃える石≫を拾い上げ、ガフールの王とみとめられたフール。≪燃える石≫があると魔術を使えるが、良い魔法も悪い魔法も排除したいと考えるフールはそれをつかわず、それぞれのフクロウの卓越した能力で班を作り、力を高めようとしていた。
    黒フクロウの魔術を追放し、そして今は占領されている北の王国を奪還するべく、若いフクロウたちを鍛えたり、放浪フクロウやホッキョクグマに協力を仰ぐ。

    黒フクロウの魔術に無力化できるオオカミ、ダイアウルフの緑の目。オオカミとフクロウが一緒になって敵と戦うって面白い。

    9,10,11巻で語られたいにしえの書はここで終わり。12巻からは読み終えたコーリン達の物語が再開ですね。どこまで話すすんでたかなー

  • ガフール伝説の最終章です。

    ガフールの神木へ着いたフール王たち

    おそろしい魔術を使う「黒フクロウ」との決戦を迎えますが、そのためにはダイアウルフとの協力が・・・

    今回のパラパラ漫画は、初めて狼(ダイアウルフ)です。

    黒フクロウは果たして生き残っているのでしょうか?

  • ラッタ可哀想
    ナイラは本当に黒フクロウなのか
    コーリンは読み終えたいまどうするのか?

  • ラッタの話は、自分もまた同じ立場なのかもしれないと疑っているコーリンにはどう響いたのだろうか。
    ここで生半可に救わないのが外国文学なのかな…。
    つらい。

  • ラッタ可哀想...。

    ガフール伝説を読み終えた所で、コーリンにどんな冒険が待っているのか気になる!

  • 「ガフールの勇者たち」この物語のなかの物語、「いにしえの書」の第3巻の内容が語られている。

    火山の火口から≪燃える石≫を拾い上げ、ガフールの王とみとめられたフール。≪燃える石≫があると魔術を使えるが、良い魔法も悪い魔法も排除したいと考えるフールはそれをつかわず、それぞれのフクロウの卓越した能力で班を作り、力を高めようとしていた。
    黒フクロウの魔術を追放し、そして今は占領されている北の王国を奪還するべく、若いフクロウたちを鍛えたり、放浪フクロウやホッキョクグマに協力を仰ぐ。

    黒フクロウの魔術に無力化できるオオカミ、ダイアウルフの緑の目。オオカミとフクロウが一緒になって敵と戦うって面白い。

    9,10,11巻で語られたいにしえの書はここで終わり。12巻からは読み終えたコーリン達の物語が再開ですね。どこまで話すすんでたかなー

  • 2011/01/08 21:57:50

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著者プロフィール

キャスリン・ラスキー(Kathryn Lasky)
アメリカ北東部、インディアナ州インディアナポリス郊外の大草原の大邸宅で生まれ育つ。おおらかな両親のもと、5歳年上の姉とともに、のびのびと育ったキャスリンは、10歳ですでに作家を天職と考えていた。
自然や歴史を題材にした児童・ヤングアダルト向けフィクション、ノンフィクションを中心に多数の作品がある。写真家でドキュメンタリー映画作家でもある夫クリス・ナイトとの共作「Sugaring Time」で、すぐれた児童・ヤングアダルト向け作品に与えられるニューベリー賞を受賞するなど、受賞作品も多い。2003年に書きはじめたフクロウが主人公のファンタジーシリーズ『ガフールの勇者たち』はベストセラーとなり、ワーナー・ブラザースにより2010年に映画化された。

「2015年 『ガフールの勇者たち スペシャル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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