もしもし、運命の人ですか。 (文庫ダ・ヴィンチ)

  • メディアファクトリー (2010年12月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784840136679

みんなの感想まとめ

多彩な表現とユーモアに満ちた作品は、読者を笑いと共感の渦に巻き込みます。短歌とエッセイが巧みに融合し、作者の独特な視点が光る一冊。冒頭からの「へなちょこ」な表現に引き込まれ、胸を鷲掴みにされる瞬間が続...

感想・レビュー・書評

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  • 私の初めての穂村弘は、本書「もしもし、運命の人ですか。」だった。短歌だけでなく、この方の文章の中毒性といったらない。
    私が穂村弘さんの文章をきちんと手にするのは遅かった。宇野亜喜良、江國香織、尾形亀之助を経由して辿り着いた。

    読み出して直ぐに思う、「へなちょこっっ!(笑)」。
    冒頭の「ときめき延長戦」から早くもそのへなちょこぶりは発揮される。
    だけど同時に、最高に胸を鷲掴みされた短歌もこの時に目にすることとなった。
    6ページにある「冷蔵庫が…」だ。
    二人の関係性、空気感、時間帯、温度や明かり、音、二人の歴史…全てを31文字で感じることが出来る。
    そして、まるで同じではないにしろ、「この状況を経験したことがある!」という私の中に湧き出すノスタルジックな想い。

    それなのにそんな私の想いを、続く「いちゃいちゃ界」でなぎ倒して行く(笑)。
    なぎ倒したトドメとして、ここでも短歌が用意されている。
    巧みだ。

    そのままへなちょこジェットコースターに乗り、読者は笑いと呆れと刹那と共感を猛スピードで走り抜ける。時折、穂村弘さんの才能をバシャッと浴びながら。
    次の穂村弘さんの書籍、どれにしますか?

    • ☆ベルガモット☆さん
      傍らに珈琲を。さん、おはようございます

      数年前に読んだときには「勘違い自意識過剰系」と一言二言程度のレビューでした。傍らに珈琲を。さんが穂...
      傍らに珈琲を。さん、おはようございます

      数年前に読んだときには「勘違い自意識過剰系」と一言二言程度のレビューでした。傍らに珈琲を。さんが穂村さんに傾倒していく様子がわかるレビューから、再びときめいたり、へなちょこジェットコースターに乗って心地よい疲労感も体感できました♪ありがとうございます。

      私は、『世界音痴』が初めての穂村さんでした。又吉直樹さん経由です。
      2022/10/20
    • 傍らに珈琲を。さん
      ベルガモットさん、コメント有難う御座います。
      レビューも色々読んで下さって有難うです!
      穂村さんて魅力的ですよね。
      シンジケートではあんなに...
      ベルガモットさん、コメント有難う御座います。
      レビューも色々読んで下さって有難うです!
      穂村さんて魅力的ですよね。
      シンジケートではあんなに尖って男臭い1面を見せていたのに、エッセイはへなちょこ自意識過剰系(笑)
      こういう危うさが、女性を惹き付けたりするのかもしれません。
      短歌もですが、文章が上手な人に憧れます。
      そうか、世界音痴が初めての穂村さんだったのですね。
      ある作家さんにハマる一冊って人それぞれなので、とても楽しく興味深いです♪
      2022/10/20
  • ワールド炸裂してます!!
    通勤ではやめようと思ったけど、ストレスから逆に通勤で読みたくなり、マスクのおかげでどうにか変質者扱いは免れているはず、、、自信はない

    理想の男性像が特にハマった!
    前歯が奥歯
    何かの格言ですか?

    とにかくおもしろすぎます!

  • 昔の恋愛を思い起こした。

    これから落ちるかもしれない恋を思った。

    雪女の論理が破滅的な必然性で切ない。
    でも突き刺さる。何でしょうね。

    当人の中だけの孤独な必然性。理解を超えたもの。そこに惹きつけられるもの。

    自分とは違う、えー、て思う内容もあるけれど、
    さすが詩人(という表現で良いのかしら?)心の柔らかいところの、細やかなことを言葉に起こしていて、なるほど、ふむー、と思いながら読みました。

    足かけ2日、一気に読みました。

    我々は主観的には、個としての滅びの感覚を直接永遠に転化するための契機として恋を捉えていると思う。…五感と三大欲求に変調をきたすのは、限りある存在が素手で永遠に触れようとした報いではないか。 が印象的。

  • 嫉妬。
    なぜ、こんな些細な日常をうまく文章に仕立てられるのか。
    その発見力と洞察力。
    わからない。

  • けっこんしてください

  • 解説を瀧波ユカリが書いているのだが、
    もうこれを読んだ女性は皆同じ事を思うであろう。。

    本当になんてずるい人なんでしょ、穂村さんて人は、、

  • 恋愛エッセイ。

    穂村弘の繊細さと小心者ぶりが良い。

    きゅんきゅんするという表現、良い。

  • けっこう共感箇所多いんだけど、今の時代、ちょっと危ういような気もする
    これを読んだ女性の意見を聞きたい笑

  • 男とは恋愛に対して愚かな生き物のようだ。

    だが、それがいい。
    内容の面白さはさておき、解説の的確さがやたらと笑えるのは、どうなんだ。

  • 読んで、笑って、読んで、私だったら…と考えて、
    の繰り返し。

    東名を歩くSさんが、エンストをしてみせる女性が、
    魅力的なのは、わかる。

    自分では当然のことが、他人にとって決定的にNGというのは怖しい、キヨシ発言。

    女子力という言葉のように男子力という求められる何かがあるんだ、と初めて知る。

    「1回のデートで3万以上かかったら」という具体性が妙におかしい、から、仮に相手の女性にその気がないのなら、とか、10年経ってるから5万になってるかも、とか、驚かされる知人の発言を広げていく感じ。

  • おでこに評価書いてあるとか。
    トキメキを持続させるために
    死ぬまで少しづつ情報小出しするとか。
    あーおもしろかった。
    ほむほむ…

  • 本編はもちろん、瀧波ユカリの解説もかなり面白い。

  • 2010/12

  • 穂村さんに共感できる部分がたくさんあった。
    特に「第一印象対策」「四十になっても抱くか」「性愛ルールの統一」「幻想を買う」だ。
    また個人的に1番好きなのは「コンビニ買い出し愛」だった。

  • 穂村さんの恋愛エッセイ。世界を細部まで見て、ちょっとしたことが気になって、そこから意味を見出そうとして…。面白かったです。

  • また穂村弘。

    この半年ほど、穂村弘・中村文則・中村文則・穂村弘・中村文則・中村文則・穂村弘 くらいのペースで読んだような気がする。

    純粋にエッセイだけの内容のものはこれで網羅したかな。
    穂村弘の文章力と構成、発想とメタファーに着目しながら読んでいる。

    いつまでもだらだらと読んでいたいこの魅力ってなんだろう。
    穂村弘も中村文則も、自意識のかなり奥深くまで潜り込んでごちゃごちゃ言うところ(あるいは登場人物に言わせるところ)が結構ある。
    その根暗なスタイルこそ魅力というか好み。

  • 驚くべき観察力。こんなにちょっとした一挙一動が見られているのか、と怖さを感じつつ、きゅんきゅんしてしまうなのかはなんなのか。

  • (188P)

  • 2/1

  • プラチナの女の子の話がとくに好きだーーー
    「もう、いいんだね」 って、かなり素敵だよな。
    あと、突如として登場した龍馬の口真似がまっことおもしろすぎてにやけが止まらなかったぜ…

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著者プロフィール

1962年生まれ。短歌をはじめとして、エッセイ、評論、絵本、翻訳などを手がける。『シンジケート』『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『水中翼船炎上中』『世界音痴』『蛸足ノート』『短歌の友人』『短歌ください』等著書多数。伊藤整文学賞、講談社エッセイ賞、若山牧水賞他を受賞。

「2026年 『百人一首バトル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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