緋弾のアリア (8) 螺旋の天空樹 トルネード・ハイ (MF文庫J)

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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840136785

作品紹介・あらすじ

東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵-通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジ。犯罪組織『イ・ウー』の崩壊により始まった二つの連盟-『師団』と『眷属』の争いに巻き込まれたアリアとキンジ。そんな中、文化祭の準備が進む武偵高に、アリアととても関係が深い"あの人物"が現れて-。深まるアリアとの亀裂、孤立していくキンジ、失われた"アリアの隣り"をキンジは取り戻すことができるのか!?大スケールアクション&ラブコメディー第8弾。

感想・レビュー・書評

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  • 第1章は新たな物語への序曲といったところかな。
    相変わらず、キンジは一般人になる事を諦めていない事には驚く。世界規模の裏組織である『イ?ウー』が解散するキッカケに関わった時点で無理だと思わないかな。ある意味凄い。
    まあ、そこは突っ込んではいけない部分なのかもしれないが…
    [more]
    それにしても本人は覚えていないけど、生命の危機だね。折角、ホームズが奇策で3年間というギャップを無視する事ができたのに、余り意味が無かったな。そこまで予測していたのかな?
    物語の中核はアリアを巡る争いになるんだろうけど、今回のアリアは大人しかったな。なんだか可愛らしくみえたよ。普段があんなだからだろうけどな。
    キンジは無意識にワトソンを落としやがった。これ以上増やしてどうするんだ、あいつは
    裁判は誰かが裏から手を回したんだろうな。ワトソンなら最高裁でどうとでもなりそうだが、そうでないとしたらどうなることやら。

  • 9784840136785 294P 2011・3・17 3刷

  • 14巻発売を期に再読中。
    今回の表紙は・・・これ、ワトソンだよね。表紙でネタバレとは・・・いや、正直、最初誰なんだかよくわからなかったような気もする。
    そもそも、ワトソンが登場するのは巻の半ばを過ぎた頃だし、最初は少年として登場する。
    ワトソンの性別が判明するのはラストもラスト。挿絵でもワトソンはスーツを着込んでいるので、表紙の制服姿の少女と作中のワトソンがなかなかイメージとしてリンクしない。
    作中でワトソンが女装するシーンがあるんだが、そこに挿絵がなかったのも問題。
    だからこそ、表紙絵に女装したワトソン、制服姿のワトソンが描かれることになったんだろうけど、正直ぶっちゃけ、誰よこいつ?状態だった。(; ´∀`)
    なお、この8巻あたりから、コミック版緋弾のアリアに登場するキャラ名や設定が散見され始めるようになってくる。
    「緋弾のアリアAA」に登場するキャラ名なんかも出てくるので、そちらも押さえておかないと何のことだかわからなかったりする。
    この作品、メディアミックスが激しすぎる。しかも、他作品のネタや設定を本編に持ち込んでくる。正直、やめて欲しい。
    コミック版が面白ければそれもありなんだけど、あんまり面白くないのでコミック版を読んでも楽しくない。(ていうか女性作家だし、男性向け萌えラノベ文化とはテイストが違いすぎる)
    だっていうのに、小説本編でコミック版のネタを盛り込んでくる。小説版を完全に楽しむためには、コミック版も読まざるを得ない。だから読むんだけど、面白くないのが・・・なんだかなー。
    それはそれとして、今回登場したエル・ワトソンだが、このキャラも結構好きなキャラだったりする。
    男として育てられたという設定からもわかる通り、比較的、女子力の低い好みのタイプ。
    それでいて、女性的なものに憧れを持ち、十分すぎるほどの少女らしさも兼ね備えた萌えキャラだったりする。
    後の巻で行われる、キンジとの男の子訓練、女の子訓練は、そのネーミングも内容も秀逸すぎる。
    今後の更なる活躍に期待したい。
    あと、今回また登場した中空知だが、彼女に対する「だらしない感じの体」という表現も秀逸だなぁと思った。
    普通に考えれば「だらしない」なんていうのは悪口だけど、この作品の主なヒロイン達は身体能力が非常に高く、おそらくは引き締まった、あるいは無駄のない肉体をしていると思われる。
    そんな世界だからこそ、運動能力が極端に低いと思われる中空知にたいして「だらしない感じの体」という表現が特長的に響く。よくできてるよね

    最後に。この8巻で、アリアにはメヌエットという名前の妹がいることが明かされる。
    が、このメヌエット。その後一向に登場する気配がない。
    時々、アリアが妹に関するエピソードを話すこともあったように思うが、wikiを見てもこの8巻で名前が出ただけ、となっている。
    「アリア」とは、独唱という意味で、パートナーのいないアリアは、自身を「独奏者(アリア)だから」と語るシーンがある。
    そこでメヌエットは?というと、男女一組で踊る洗練された宮廷舞踊とある。
    いつか、アリアの妹のメヌエットが登場するとき、どんな形でその姿を表すのか、楽しみだったりする。
    どこかの男とペアを組んで、キンジ達の前に立ちふさがるのか。
    それとも、キンジをペアとしたメヌエットを踊ることになるのか。
    どうせなら、後者が良いなぁ。とぼやきつつ、次の巻に進もうかと思う。

  • 新章の序章の舞台設定説明巻といったところですかね。
    こういう状況に置かれたので巻き込まれていく。
    ワトソンという新キャラクターの登場でキンジの心が揺れ動く。
    そして、ついにワトソンとの一騎打ちが始まる……と言った流れ。
    戦いの書き方(一人称)はこういう流れで書くのかと少し参考に
    思ったりしなかったり。

  • なんかまたいっぱい色々な組織やら登場人物やらが出てきたなー。
    とりあえずそういう物語の重要なとこより日常的な部分の方がいい。今巻はとりあえずジャンヌがよかった。

  • 節目。
    戦宣会議以降アリアとキンジの距離も変わってくるだろうし、新たな敵も明確になった。
    チームを組んでる以上、白雪やレキとの絡みも増えるだろうね。
    しかし、キンジはどんどん人間離れしていくなw むちゃくちゃな必殺技に加えて人の技までパクって理子以上の大ドロボウだと思う。

    てかほんとはイ・ウーまでで完結だったんじゃないのか? 色金の設定とか雑な感じがするんだが。

  • キャラ:バトルは8:2ぐらいの比率で、新キャラ大量入荷とレギュラー逹の人間関係進展回でした。
    大まかな内容的にはスンナリと流れるため特にストレス無く読むことができたのですが、細部の小ネタのような物にタイムリーなネタを入れすぎで少しイラッとさせられました。おそらくメインストーリーでタイムリーなものを使いたいが為の時代背景の説明のようなものだとは思うのですが、今後時期を置いて読み返すさいにその小ネタの部分で冷めてしまうと思います。
    今回も次巻に続くように書かれており、おそらく時間はバトルの方が比率が高くなるんだろうなぁといった感じです。

    ちなみに、新キャラの声優も“あの人にしたいなぁ”ってのが見え見えでした。もうちょい何とかなんないですかね(;´Д`)

  • 着々と王道バトルマンガへと進んでます。
    アニメ化されたら結婚を約束してる元同級生の声優さんでもいるんでしょうか?
    ガンアクションしてた頃が懐かしいです。

  • いつもの、トンデモバトルですが、表紙がネタバレなのは、どうかと思う。

  • 次から次へと新キャラが出てくるは、世界観がもはや何でもありになってるはで、ここまでの長編にするために最初から構想を練ってあったとは思えない場当たり的な展開が目に付き、正直一気につまらなくなってしまった。

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著者プロフィール

第3回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞を受賞。代表作は『緋弾のアリア』。

「2016年 『やがて魔剱のアリスベルVI さらば妖〓(刀刀刀)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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