ゴーストハント2 人形の檻 (幽BOOKS)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840136884

作品紹介・あらすじ

瀟洒な洋館に住む一家を襲うポルターガイスト現象。騒々しい物音、移動する家具、火を噴くコンロ。頻発する怪しい出来事の正体は地霊の仕業か、はたまた地縛霊か-。家族が疑心暗鬼に陥る中、依頼者の姪・礼美が語る「悪い魔女」とは?ナルとともにSPRの一員として屋敷に赴いた麻衣は、礼美と彼女が大切にしている人形との会話を耳にする。-リライトを経て、恐怖を増した第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 一作目よりパワーアップしていて楽しめました。
    怪異を特定していく過程が楽しく、すぐに話にのめり込みました。
    サクサクと読めて、すぐに続きが読みたくなって。
    シリーズを最後まで追ってみたいと思います!

  • 【再読】再刊行された際に読んで、コミック版にこんな話あったっけ? と思ったぐらい印象になかった……というかコミック版は端折りすぎてて同じものだと実感できなかったんだな、と……。
    人形やお屋敷といったいかにもなものを用意しながら真相が実は……となるところがゾクリときていい。

  • シリーズ二作目。
    『悪霊がホントにいっぱい!』のリライト版。
    怪奇現象の怖さや真相の重さと、個性的なキャラクターが持つ軽さのバランスがとてもいい感じ。
    人形にまつわる怪奇現象は確かに怖いし、ホラーの定番と言えるかもしれないけど、「ただそれだけ」で終わらないところも面白いと思います。
    前作を読んだ後に漫画も読んだけど、漫画もなかなかいいですね。
    このシリーズは小説と漫画の両方で楽しみたいです。

  • 今度は本当におばけだ!というのにちょっとびっくり。流れもキャラクターも少女漫画ちっくなイケメン&平凡な?女子高生なのに、調査という形で真実を探していくスタイルは、気になって気になってぐいぐい読ませられました。礼美ちゃんかわいい。

  • 「ゴーストハント」シリーズの第2作。第1作がかなりミステリ色濃厚だったので、これもそうかと思っていたら今度はばりばりのファンタジー。現実世界での合理的な解決は一切なし。
    ただファンタジー小説としては、「なぜこのようなシチュエーションになっているのか」というストーリーを貫く大きな「謎」があり、原因の探求と説得力ある解決があるので、十分なカタルシスが味わえ、ミステリファンにもかなり楽しめる内容。
    第1作では「いるだけ」だった脇役たちが、この本ではそれぞれかなりの活躍を見せるのもおもしろかったです。その分、今回主人公の影がかなり薄かったですが。
    このシリーズ、なかなかイケてます。

  • ゴーストハントシリーズ2冊目。
    正直、最初から真砂子がいればもう少し早く解決したような…。
    真砂子を早く呼んで!!と思いながら読んでいました。
    なんとなく先の展開も読めちゃう感じでしたが、それでもグイグイとしっかり読ませてくれる小野先生はさすがです!!

  • 怖い話は苦手なので、どうしても読まずにはいられない小野さん作品。だいぶ前にまとめ買いしつつ、読めないでいたのを、一気読み中。文庫版を読んだのはほんとにすごく昔。読み返してもあんまり思い出せない。リライト効果なのか・・・? 

  • あーこわかったー!
    でも仲間っぽくなってきて面白い
    このまままったりしててほしいけど、そうはいかないんだろーなー

  • 今回は怖かった。子供達の幽霊などが容易に想像できるような描写に、ドキドキハラハラしたし、それがさらに面白くて時間を気にせずに一気に読めた。

  • 今、誰とお話していたの?

    ゴーストハントの二作目。前作はホラー苦手な人でも読めるような内容だったけれど、今回はテンプレートとでも言うべき事件が起こる。ぞっとするような怖さと、ほっとするような長閑さのバランスが絶妙。主人公・麻衣の一人称で進むので、すっかり感情移入してしまう。何が起こったのかとドキドキしたり、謎の多いナルについてドキドキしたり。10代で読んでおけばよかったと少し後悔してしまったが、大人でも十分楽しめる魅力あり。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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