群緑の時雨 ① (MFコミックス フラッパーシリーズ)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840137799

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代初期、地方にある士々国という小さな国の、中谷家に幼い頃引き取られた霖太郎(りんたろう)。優しい父母と幸せに暮らしていたが、父が戦で背を斬られて死亡したことから、敵から逃げようとした「退散侍」の息子という汚名を付けられ、他の武士から蔑みを受けていた。ある日、家元の差床家のお転婆息女・伊都(いと)と、志木家の養子としてやってきた府介(ふすけ)と出会う。霖太郎が蔑まれている理由を聞いた府介は、その噂は違うのではと諭し──。前作『ふたつのスピカ』とつながる感動物語。
    第1〜6話収録。再読。絵と物語がピッタリなところが本当に好き。完結してから再読すると、府介の心情がつらくて泣きそうです。いや、田んぼでの霖太郎と府介のやり取りや、6話の過去話で読むたびに泣いてますが……。もちろんこの作品単独でも楽しめますが、スピカを読んでからだと面白さ倍増です。どこかの獅子じゃあるまいしとか、緑に光る星とか。めっちゃマイナー雑誌掲載の本作だけれど、絶対にみんな読むべき!

  • スピカもそうだったけど、この人の作品は言いがたい不思議さと悲しさがあって、好き。

  • 戦国時代末期、架空の国を舞台に没落武家の子、霖太郎と府介、家老のはねっかえり娘、伊都の瑞々しい日々の生活が描かれています。
    戦はあっても小規模なものでその気配は遠く、没落武家の窮状やこれから訪れる太平の世における名ばかりになるであろう武士の立場など、そこはかとない寂しさが漂います。
    藤沢周平の時代小説の雰囲気を感じました。

  • ふたつのスピカの漫画家さんの作品。1冊目から涙腺崩壊。

  • 「ふたつのスピカ」作者さんの新作。
    名作の予感。

  • まだ始まったばかりな感じ。110609

  • 柳沼 行の新作。時代劇です。

    ストーリー展開は、あいかわらずゆっくりです。
    この作者、この絵柄だから、続きを読んでみようと思うけど、もしかして、もっとリアルな絵柄だったりしたら、「ダーーー!」とか、短気になって続き読めないかもと思ったりもします。

    今回、主人公、男の子です。

    題名も、いいけど、多分、ストーリーとはそれほど関係ない気がします。

  • 甘さひかえめの和菓子食べた感じ。

    この先どうなるのかな。

  • テンション的に変わらないまま宇宙飛行士から侍に。

  • キャラの名前がなかなか覚えられない…。2巻から物語が動き出すという感じか、楽しみ。

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