お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ2 (MF文庫 J す 5-2)
- メディアファクトリー (2011年3月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840138550
作品紹介・あらすじ
この小説は『とある事情で離れ離れになっていた兄妹が、再び一つ屋根の下で平穏な日々を送るようになった様子を、ごく淡々と綴っていく物語』である-「確かにブラコンは不便です!でも不幸じゃありません!」「そうかしら。わたくしはあなたの存在そのものが不幸だと思うのだけれど」「そんなことより今回は、姫小路秋人があたしらの実家を一軒一軒あいさつして回るらしいぜ?」「ふふ、ようやく秋人が僕の家に来てくれるのか。これは楽しみだね」「むむうっ!?そんな話は聞いてませんよっ!お兄ちゃん、これは一体どういうことです!?」-すいません嘘です、ラブコメです。家庭訪問の詳細についてはページをめくってみて。
感想・レビュー・書評
-
1巻の終わりで出てきたキャラクターを掘り下げていく巻、不思議なことに特に薄いわけでもなく、文章がすかすかというわけでもないのに、他のラノベの半分くらいの速度で読み終わってしまった。 文章が読みやすかったのかな。
萌えラノベに分類されると思うが、萌えの持って行き方がなんかちょっとちがう。ちょっとひねった萌えの演出がいい感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妹がアレなら兄も大概だった件。生徒会メンバーの家庭訪問から寮への武力(物理的)介入と、秋子以外のヒロインメインに動いてた一冊でした。ついでに編集さんもヒロイン追加(?)されたし、ドタバタが加速しそうです。と思ったら最後にまたも爆弾投下。この作品はこのパターンなのかね。ともあれ、頭をからっぽにして楽しめる作品なので続きも読んでいきます。あとがきにあったコラボがあった頃はまだMFは角川系列じゃなかったんだっけな。
-
相変わらず頭を使わなくて良い作品。
-
9784840138550 258p 2012・7・6 12刷
-
兄がガチやないか兄がガチやないか兄がガチやないかあ
-
朴念仁主人公は基本的に好みでは無いのだけど秋人は許せてしまうあたり、作り込みが巧いんだろうなと。そして今回も締めが炸裂。これは怖い。
-
超ブラコンの妹と暮らす事になった少年,秋人くん.
転校早々眼帯で帯刀という厨二病全開な生徒会長と
毒舌な金髪ツインテールに言い寄られ
更に前の学校で親友だった僕っ娘まで転校してきて….
って話の2巻ですよ.
1巻ではブラコン妹に対して困惑している感じの秋人に
言い寄る娘たちと阻止しようとするブラコン妹の気持ち悪い程のラヴラヴ光線
だというイメージで居たんだけど,どうやら違ったようだ.
なんてことない,
常識的なつもりでいるけどこの秋人も重度のシスコンだとそういうわけですた.
そんな絶望的な相手に対して積極的にアピールするも
鈍感+妹しか眼中に無い,という絶壁の前に敗退するしかない3人.
ほんとに気持ち悪い兄妹だなぁ. -
大体がおんなじことの繰り返しと取れる会話文。とくにギンとの会話はこねくり回してはいるけれどもその本質は繰り返しである。会長との会話だけが唯一新鮮に感じられる。
-
秋子いぢりは楽しいしアナさんとのトークは好きですが、主人公のモテる理由が判然としないままにハーレム展開に進んで行く様子には不満が。加えて超シスコン+変態という属性まで見えてきて当初のテイストとは変わってしまったですよ。でも軽く読む分にはたいした問題ではないけど。
今ふと思ったのだが、この本のタイトル、秋子ではなくて秋人のセリフでしたなんてオチは... -
当たり障りのない良作。電車の中とかで時間潰しするには良いです。