魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉 (MF文庫 J か 10-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840138574

作品紹介・あらすじ

竜より与えられし超常の武具を振るい、戦場を駆ける美しき少女たち-"戦姫"。王の下、7人の戦姫は7つの領地を治め、"ジスタートの七戦姫"として隣国に恐れられていた。ブリューヌ王国の小貴族の少年ティグルは、ある時かりだされた戦で、一人の戦姫と出会う。白銀の髪に紅の瞳、幻想的な美しさと他を圧する威容をあわせもつ少女、"銀閃の風姫"エレン。敵の総大将であるエレンを討ちとろうとするティグルだったが、彼女の人間離れした剣技の前に失敗してしまう。しかし、弓の腕に一目惚れしたというエレンに、「おまえはわたしの捕虜(もの)だ」と宣言されてしまい…!?痛快無比なる最強少美女ファンタジー、ここに開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 電車の移動時間にと表紙買い。
    口絵1が思いっきり女の子のサービスショットだったので、ああ、流行りの萌え系かなと思ったら、予想外に面白かったです。
    手堅い戦争描写に、丁寧な心情描写。
    可愛く華やかな絵とは対照的に、ちょっと地味…?とすら思ったけれど、むしろ好印象。

    主人公の神業めいた弓の手腕がよく分かって、これからが気になるシリーズ

  •  戦場に駆り出された田舎貴族の主人公が、敵の女武将に捕虜として捕らえられる。自分の弓の腕を買ってくれて、部下にならないかと誘ってくれたのは嬉しいけど、領民をほっぽり出して寝返るわけにもいかない、うーん困ったぞ、というはなし。

     MFなのにエロやラブコメは少なめで、かなり正統なファンタジー。おもしろかった。夢中で読んだ。続き買おう。

  • 戦う女の子と弓使いの少年の話.
    ファンタジーですよ.
    主人公はアーチャーですよ.弓兵ですよ.
    ある時かりだされた戦場で一人の戦姫と出会う.
    敵の総大将である彼女を弓で狙ったが剣で弾かれてしまう.
    死を覚悟したが,弓の腕に一目惚れされて捕虜に.
    そんなこんなで面白くなってきやがったぜ.
    こういう話大好きだなぁ….
    どんどん続きも読んでいこう.

  • ファンタジーの王道で、面白いです。
    おぱーい成分を散りばめた感じなのは、ちょっと好みが別れるかもですが、まあそれはあってもなくても評価には影響しないと思います。

  • 男女が共に挑む、典型的な冒険ファンタジーでした。ある意味、王道かも。ファンタジー好きなら、「あっ」という間に読破してしまうでしょう。私は3時間くらいで読破しました。

  • 田舎貴族の主人公が予想外にかっこよかった。弓使いが自国では差別され見下されるという設定もうまい。
    いわゆる普通の、剣と魔法のファンタジーだが、主人公の鈍感属性、幼馴染、お姫様との邂逅、覗きや胸タッチなどなど、ある意味MF文庫っぽいラノベ。エレンの、動揺を外に出さない性格の描写はちょっとわかりにくかったのがもったいない。

  • 1/10.
    戦姫と日常会話がズルズル続く。緊迫感ゼロ。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    アニメを先に見ているんだけどアニメは戦況図のおかげで戦争がだいぶわかりやすくなっていたんだなと強く感じた。
    ティグルは伯爵だけど辺境でそれほど豊かではない土地で善政を敷いていたわけど、一応は国境線沿いの領地を治めていたんだから王から信頼されていたんだろうな。
    しかし、王は嫡子を失ったことで失意に沈み、王族との血縁をもつ有力貴族が実権を握ろうと色々と画策しているようで時代が大きく動き出したということなんだろうな。
    そんな中でティグルは戦姫とともに時代の変化に関わっていくんだろうな。
    それにしてもティグルはムッツリスケベということでいいのかな?

  • ※1巻のみ
    表紙詐欺作品、いい意味か、悪い意味かは人それぞれ。
    ファンタジーはともかく、ライトノベルでは珍しい戦記もの。
    王道一直線のストーリーに、好人物な主人公が魅力。

    ただ文章の重厚さの欠如や、アッサリとした展開、やはり存在する主人公補正など、どこまでいっても「ラノベの戦記もの」かなーという。作者は他にもファンタジー作品ばっか書いてるらしいが、個人的にはもう少しその辺の味を出して、設定を煮詰めても良かったと思う。

  • 12頁5行目、手持ちの本は四刷。
    「甘くて香ばしい匂いが鼻をつんとついた。」
    とあるが、
    「鼻をつく」という表現は普通、刺激臭や異臭に対して使うものでは。
    どうもくさい匂いを連想してしまう。

    いい匂いならば、「鼻をくすぐる」、あるいは「香ばしい匂いがした」でいいと思う。

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著者プロフィール

2006年、第18回富士見ファンタジア長編小説大賞にて「戦鬼」で大賞を受賞。

「2015年 『魔弾の王と戦姫 8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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