ブタのみどころ

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840138840

感想・レビュー・書評

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  • ブッタとシッタカブッタシリーズの可愛いイラストと奥深い内容が気に入っているので、新しい(今まで見たことがなかった)作品を見つけて購入。家にある作品は仏教思想を基に描かれているけど、本作はさらにその根本にあるものの考察をしている感じ。でも、内容的には仏教思想のときほど感心・感嘆するものでもないかな…それでも、イラストが可愛いし、癒し(濫用されると低俗になりがちな言葉なので、こういう言葉を使うのはあまり好きではないが…)になると思う。

    • あきおさん
      「内容的には仏教思想のときほど感心・感嘆するものでもないかな」という感想には同意します。まあ、そもそもそれほど深刻に取り組むような本であるこ...
      「内容的には仏教思想のときほど感心・感嘆するものでもないかな」という感想には同意します。まあ、そもそもそれほど深刻に取り組むような本であることを著者は意図してないシリーズなんだろうということですかね??
      2011/05/08
  • 今作は「心」をテーマとして、はるか昔の単細胞生物のお話から始まります。

    人間の心の動きは悩みの種を生み出すが、それが良いとか悪いではなく必要なことで、その心の動きを見つめて受け入れ、目の前の「今」「ここ」に集中すること。

    最初の作品よりは、しっかり言及されているものの…奥が深い。

  • これまでのより、ちょっと難しい。哲学って難しい。生きるために、見分けたり、比べたり、判別してきた生き物としての自分が、その能力ゆえに勝手に悩んだり不安になったり苦しんだりしている。

    なるほど、そうなの。
    それはこれまでのシリーズでわかっていて。絵も可愛くて、でも、それがわかっててなお「ありのまま」物事を見たり考えたりして自分を「楽」にしてあげることって、ああ、なんて難しいんだろう。

  • ブッタの教えをマンガのブタがユーモアをもって紹介している本。
    今回は、心の見方がテーマ

  • 昨年、研修の講師から薦められたことがきっかけで読んだ。好きだなー

  • ブタのシリーズは数年ぶりに読んだが、読みやすいし、最後の結論をにおわせて余白で終わるところがなんとも言えず好きだ。

  • このシリーズほんわかする

  • ブッタとシッタカブッタ姉妹編シリーズ。今回は生物の進化ということに着目して、心の働き、悩みの根源や宗教の誕生を、いつものブタたちを使って簡潔かつ楽しく描いている。
    池田さんも書いていたが、結局問いを重ねていけば、行き着くのは必ずと言っていいほど同じ問いだ。それは考えることを避けられない。それを考えないで悩んでいるから行き詰まる。
    考えれば気付くことができる。自分で気付けば理解できる。理解は他人から与えられるものではない。

  • このシリーズで初めて読んだからか切り口がわからなくてとっつきにくかった。調べたらコレが完結編?らしい。始めから読んだらまた違う感想になるのかも。

  • ■2012.01 図書館⇒読了!
    「ブタの○ところ」シリーズ完結
    2011.04発行

    『ブタのいどころ』に比べると
    なんだか内容が壮大過ぎて
    読み始めは取っ付きにくかったけれど
    読み進めていくと
    だんだん心が軽くなっていった
    読み終えてみるとなかなか面白かった☆


    ●メモ
    神が人智を超えているのなら、心なんて持ってないかもしれない
    今日も命あれば、そのまんまを生きていこう。



    1:ブッタとシッタカブッタ1 こたえはボクにある
    2:ブッタとシッタカブッタ2 そのまんまでいいよ
    3:ブッタとシッタカブッタ3 なぁんでもないよ
    4:愛のシッタカブッタ あけると気持ちがラクになる本
    5:ブタのいどころ
    6:ブタのふところ
    7:ブとタのあいだ
    8:ブタのみどころ“○どころ"シリーズ完結編 ●

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著者プロフィール

小泉吉宏(こいずみ・よしひろ)
1953年静岡県浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業。漫画家、絵本作家。著書に第45回文藝春秋漫画賞を受賞し、累計250万部のベスト&ロングセラーとなった『ブッタとシッタカブッタ』(KADOKAWA)シリーズや、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した『大掴源氏物語 まろ、ん?』(幻冬舎)のほか、絵本『コブタの気持ちもわかってよ』(幻冬舎)、『戦争で死んだ兵士のこと』(KADOKAWA)など多数ある。また、卒業式や結婚式で読み継がれている詩『一秒の言葉』の作者でもある。

「2021年 『生きるん。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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