詠う少女の創楽譜 (MF文庫 J あ 10-1)

著者 : 雨野智晴

• メディアファクトリー (2011年4月25日発売)

作品紹介・あらすじ

科学と魔法が共存する世界。魔法は女性の歌によって発動するため、魔法使いは『歌姫』と呼ばれている。そして彼女たちの能力を高めるために、パートナーとして僕たち『奏士』が存在するのだ。ただ、そのためには歌姫とキスをしなくちゃいけないので、ちょっと恥ずかしいけれど…。そんな僕こと神凪タケルは、歌姫と奏士を育成する世界唯一の教育機関・カンタトリス音楽院で、パートナーの花穂たちと訓練に励んでいる。だがそこに、離れて暮らしていた僕の妹である、日本のトップ歌姫・姫咲明日香が現れて-!?歌の想いが世界を変える、スタイリッシュ学園アクション。

感想・レビュー・書評

[hermit-yさんの感想 · 2012年12月28日]

1巻まるごと回想シーンとは・・・。
BGM付けて読みたい。

[izayomuさんの感想 · 2012年7月30日]

某所で話題だったため購入。ただ、2012/7月現在で初版だったので、動いてないのかな……と思ったり。

[中山バスターさんの感想 · 2011年12月30日]

科学と魔法が共存する世界の魔法学校が舞台の学園アクションコメディ。
魔法はキスすることで発動する!?

大人気PCソフトD.CⅡのシナリオライターの雨野智晴さんとその絵師さんたにはらなつきさんのコンビのラノベということで相当期待してました。
そしてやられました。

魔法と音楽という目に見えないものを描くのにかなりの苦労が伺える。
正直、このテーマって好きではないのですが、魅力的なキャラと文章力でかなり面白くなっている。
優秀すぎるツンデレな妹、一生懸命なパートナー、若すぎる主人公大好きな校長など読んでいて飽きさせない。

ちょっと下ネタが多めだけどそこは人気ギャルゲーのシナリオライターということで(笑)

[にとりさんの感想 · 2011年4月30日]

まさかDCⅡのコンビまでもデビューしちゃうとは思わなかった。そんなわけで例のごとく超期待して買ったけど、正直ガッカリ感が大きかった。

最初に思ったのが、演奏してて見物として成り立つのかという疑問・・・そうか、この世界の住民は聞き分ける能力が発達してるのか。

あと主人公がイライラする。鈍感なのはいいけど他の作品と比べてもなんか・・・歪んでないか？
たにはらなつきさんのイラストもDCやミルキィで感じた「萌え」があまり感じられない。まぁ、ここらへんは個人的な好みなんだから仕方ないが。

で、せめて花穂の曲に歌詞を入れて欲しかった。敵なんて外国語わざわざ使ってまで歌詞入れてるのに・・・花穂、日本人なんですけどねぇ。。。

ただキスを正当化するところがちょっと輝いてた。なんてうｒ・・・いや、もっとやれ。