怪談実話 無惨百物語 ゆるさない (MF文庫 ダ・ヴィンチ く 4-1)

著者 :
  • メディアファクトリー
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840139564

感想・レビュー・書評

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  • 怖い。

  • 2016.12.25
    怖いのか怖くないのか微妙な100話だったが何度も鳥肌が立った。
    百物語なので一気には読みたくなくて、犯罪のルポ本と交互に読んだ。

    このレビューを書きながら今日はX'masだと気付き、聖なる夜に俺は何を読んでんだと更に鳥肌。

    今からでも遅くない、街に繰り出そう!

    東北の震災の話はグッときました。
    最後に持ってきてくれてありがとう。

  • 返却

  • ここのレビューでは「タイトルのわりに良い内容」という評価が多かったので読んでみた。しかし、自分にはまったく感心しない本だった。まずタイトルとカバーが酷い。昭和の無名な出版社かと思ったら、メディアファクトリーから2011年出版て…。内容もゾッとさせようとするあまり、実話というけどかなり手が加えられている感じ。残酷・グロ描写は最近の傾向で仕方ないかもしれないけど気分は悪い。それだけならともかく、東日本大震災の話を入れるのはどうなの?東北出身の作者が震災に人ごとでは無い気持ちを抱いているのはわかるけど、こういう表紙こういうタイトルの本に入れるのは、災害に遭われた人々に失礼ではないかと思った。震災の話をするなら、きちんと別の本でそれだけを書けばいいのでは。まだ震災の記憶は生々しく、エンタメとしての怪談や都市伝説と同じ扱いで語られるのは違和感をおぼえる。

  • 目次がないのが残念 こういう形の書籍だからかもしれないが後で読み返したい話を探すのが大変だ。

  • 「一冊に百話も収録されているとなると
     似たり寄ったりの話が多く出てくるんじゃないかな」
    なんて思っていましたが、そんなことはなく十分に楽しめました。

    とにかく読み手を“ぞくっ”とさせる描写が上手なので
    本格的な怖い話を手軽に楽しみたい!という方にオススメです。


    それはそうと…このセンスのない書名はどうにかならないのでしょうか(笑)
    本の内容と全然合っていないような気がします^^;

  • 面白い

  • 震災の話を掲載したことに敬意を。


    怪談が民俗学的な死者語りであるならば、語られる事で死者と共に生者の慰めになるであろう。


    予知系の、ともすれば無責任な話じゃなかったのが賛辞に値する。

  • 素晴らしい。実話怪談ものでは久々の大当たり。綺麗に終わった・・・・・・と見せかけてどす黒い悪意があらわになる話が多く、読み応えがあります。これはお勧め。

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著者プロフィール

黒木あるじ(くろき・あるじ)
怪談作家・小説家。二〇一〇年に『怪談実話 震』でデビュー。著書に『黒木魔奇録』(竹書房怪談文庫)、『全国怪談オトリヨセ』(KADOKAWA)、『掃除屋 プロレス始末伝』『小説 ノイズ』(集英社文庫)など。近著に『山形怪談』(竹書房怪談文庫)。

「2023年 『呪物怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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