夫とふたりでもうまく暮らすコツ ママはぽよぽよザウルスがお好き ダーリンとのその後
- メディアファクトリー (2011年7月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840139816
作品紹介・あらすじ
結婚から25年。子育てに追われているうちに夫との関係も微妙に変化し、今となっては互いに留守なほうが気が楽…。でも、子どもも成人し、いつかは家を出て行ってしまう。となると、え?この夫とふたりきりになるの…?今さら夫とふたりきりなんて、恐ろしいような、楽しみなような、やっぱりいたたまれないような。子どもの巣立ちを直前に控えた、アラフィフ夫婦の逡巡を『ママはぽよぽよザウルスがお好き』の青沼貴子が描きます。
感想・レビュー・書評
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ひょっとすると
深刻な問題なのかも知れないが、
コツより、
何より、
まず青池さんのマンガが面白くて
(共感しながら)笑ってしまう。
読後、
(ふ~、面白かった!)
と、本を閉じ、
はっ!!と、コツ(夫と2人きりで上手く暮らす)を
つかんでいなかった事に気付く。
でも、
この実用書からは何も得なくてもいっか、
と、満足。
面白けりゃ、まっいっか。
夫と2人きりになったとしても、
それなりに暮らしていければ、ま、いっか♪なんて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
両親を重ねて読みました。
私も30年後彼とこんな風に毎日を過ごしていたいし、
同時に彼となら過ごせると思って心があたたかくなった -
青沼家の娘アンちゃんはウチの娘と同い年。前作「かわいい頃をすぎたら」で高校をやめてダンサーを目指す姿が書かれていたのが、本作ではしっかりダンサーとして(ちょっとだけ)登場しているのが嬉しかった。
子どもたちが成人した後のダーリンとの生活やいかに?という内容なので、あまり出てこないのは当然なんだけど、リュウやアンちゃんの様子をもっと見たかった気がする。小さい頃を知っている遠い親戚の子みたいな感じがして。
絵柄も以前とは違う感じで、うーん、前の方が良かったかな。
しかし、皆さんそんなに夫と話をしないのかな?久しぶりに二人でドライブすると話題がなくて気詰まりだというエピソードをはじめ、みんなそういうものだろってかんじで書かれてるけど、ワーワーしゃべってる我が家がヘンなのかしら? -
「ママぽよ」もついにここまで来たか、と感慨無量。
趣味の合わない夫、会話のないふたり、それでも積み重ねてきたものと愛情(のかけら)が残っているから、なんとかしていこうと思えるのだろう。
夫の危機感のなさはわりと全国共通のような気がする。あれはいったいなぜなんだろう。なぜ、なんの手当もなしに他人の感情が長持ちすると決めつけられるのか。永遠の謎である。
まあ、夫は最後まで「大きな子供」であると腹をくくった方がいいのかもしれない、とも思う。
とはいえ、私はまだ10年しか結婚してないし、夫は同年代ではないのでどんな老後になるのか見当もつかない。 -
うまいところに目を付けたものです。子は鎹、子どもの話題さえあれば夫婦の会話も成り立っていたので子供たちが大人になるや否や「さあ困った」
でもそう思うのは奥さんばかり?男の人はあんまり変わらないし、変わろうとしない。気づいてもいなくて「一番手のかかる長男はパパ」をつらぬくのかな。
我が家も子供が家を出たのでこの春から老人家庭デビュー。老母がいるので二人きりではありませんがまあ似たようなもの。
最後のまとめは「確かに」とうなづけるものでした。 -
この作者のノリが本当に好き。
ムカつく事、悲しい事をネタとして笑い飛ばせるってすごい。 -
結婚して25年。子供たちも巣立ちかけ、というある夫婦の生活を描いたコミックエッセイ(ほのぼの系)。
漫画家=奥さんです。
ときめきが薄れ、マンネリ化した頃でも、コツさえ掴んでいればそれなりに仲良くやっていける。それって悪くないと思うな。 -
長年寄り添って子どもが自立し始めてからの話か…結婚したてでの話がほしいな。