ゴーストハント6 海からくるもの (幽BOOKS)

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  • メディアファクトリー
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レビュー : 213
  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840142458

感想・レビュー・書評

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  • 綾子の活躍にびっくり!そうかそういう人だったのか。
    ナルの秘密もちょっぴり分かってきて、最終巻が気になるところ。
    それにしてもやっぱり小野不由美さん、軽めの文体に違和感はあるけれど、かっちりした筋書きが面白い…そして、怖い描写がほんとに怖い。
    さて、読み惜しみしてた『丕緒の鳥』、いいかげん読もうか。

  • THは既読。
    この巻はちょっと異質な怖さを描いていて好きだったんですが、大幅加筆されてますね。
    吉見家の家系や背景、立山御師等が丁寧に加筆されていて、物語に厚みが出ています。
    信仰や民話や伝承といった民俗学的要素が濃く、蘊蓄たっぷりでとても私好み。
    ナルが倒れた状況でぼーさんが頼れるあんちゃん発揮しているのも良いですよね。
    でもやっぱり終盤の綾子の浄霊シーンが一番好き。
    神々しさすら感じさせる素敵な一幕です。
    真砂子と麻衣の給湯室のOL会話とか、ぼーさんと安原の漫才とかもお気に入りの一幕です。
    リライト版ラストが楽しみ。

    それにしても装丁の仕掛けがこれまた怖いですね。祖父江氏なので納得といえば納得なのですが(笑)

  • 日本海を一望する能登半島で料亭を営む吉見家。この家は代替わりのたびに、必ず多くの死人を出すという。依頼者、吉見彰文の祖父が亡くなった時、幼い姪・葉月の背中に、不吉な戒名が浮かび上がった。一族にかけられた呪いの正体を探る中、ナルが何者かに憑依されてしまう、リーダー不在のSPRに最大の危機が迫る!

    ゴーストハント六作目。
    入り江を望む料亭、ってロケーションはいいんだろうけど海から何かくると思ってしまった途端に怖いよね。
    ネタとしてはわりと地味な気がするけど、ナルは憑依されるし、二人も亡くなるし、みんな傷だらけだし、綾子が仕事するし、ナルが暴走するし、わりと内容は派手だなあ。そして吉見家のみなさんは可哀想すぎる……。
    あと一冊でゴーストハントが一旦終わってしまうとおもうと寂しい。

  • ゴーストハント第6巻。まさかのナル離脱。どうなってしまうんだろうと思っていたら、意外な人が活躍した。綾子さん、すごい人だったのね・・・。

  • 「ごく自然に決別するまでは失ってはならないものもあるんだ」

  • 第六巻。能登半島の老舗旅館・吉見家では、代替わりの度に道連れのようにして多くの死人が出るという。原因を探っているうちに、ナルが憑依され戦線を離脱してしまう。ナル不在の中、SPRは続く襲撃をかわし、大量死亡を防ぐことはできるのか――。
    ナル不在の中、男性陣(なぜか安田さん含む)が文字通り体を張って頑張ってくれました。女性陣を背にかばいながら戦う姿はみんな男前でした(笑)そして綾子もすごかった。ナルもすごかった。
    吉見家の親戚関係はかなり複雑で理解するのに苦労しましたが、頭に入るとメンバーとともに真相に近づけるので読み応えがありました。もし家系図があれば言うことなし!

    しかし、電気を消して表紙を見た時には血が凍りました…。消灯時注意とかなんとか書いてくれても、いやわざとなのか…

  • 前巻は館の複雑な構造に迷ったが、今回は家系図のややこしさに頭が混乱(笑)。それでもようやく見られた綾子の活躍シーンとナルの実力の片鱗に満足。いよいよ残すは最終巻……早く読みたいような、読みたくないような。

  • ついにあと1巻で終わってしまう・・・
    はやく読みたいけど、終わって欲しくない。このおもしろい作品に出合ったときに感じる特別な感情。
    読書の醍醐味

  • 代替わりするタイミングで死者が増えるわけ。
    彼女が見た最初の夢の前半はきっと本当にあって、あの場所であの言葉を最後にしたからこそ頃合を見計らうように死者が出たのではないだろうか。
    彼が霊媒師としてなく、ゴーストハントとして自分は力を使うことなく仕事をしてきた理由がやっと分かったな。

  • 綾子が凄かった! そして、ナルはもっと凄かった!
    事件の原因を探っていくと、どんどん広がっていく。後の『残穢』を思わせる展開!

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著者プロフィール

大分県生まれ。1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。91年『魔性の子』に続き、92年『月の影 影の海』を発表、「十二国記」シリーズとなる。十二国記と並行して執筆した『東亰異聞』『屍鬼』『黒祠の島』は、それぞれ伝奇、ホラー、ミステリとして高い評価を受けている。「悪霊」シリーズを大幅リライトし「ゴーストハント」として2010年~11年刊行。『残穢』は第26回山本周五郎賞を受賞。現在も怪談専門誌『幽』で「営繕かるかや怪異譚」を連載中。近刊に『営繕かるかや怪異譚』、文庫版『鬼談百景』。

「2019年 『営繕かるかや怪異譚 その弐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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