- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840143431
作品紹介・あらすじ
その日、神卵太郎は学校の本校舎屋上で困惑していた。学校一の美少女と謳われる小田部桜子から呼び出され、交際を申し込まれていたからだ。だが卵太郎は丁重にお断りしてしまう。その夜、実は水恐怖症で泳ぐことが全くできない卵太郎は、近所の女の子の美唄と一緒に、日課となっている近所の大型プール施設に行く。もちろん、いつも通り水が怖くて泳いだりはできないのだけど。そこに現れた桜子が美唄とプールで遊びはじめ、卵太郎は振り回されることになる。さらに水泳部の顧問・野々宮先生までやってきて…?すこぶるつきの彼女たちのプールサイド・トーク、Bサイド。
感想・レビュー・書評
-
卵太郎視点の話だったのは意外。 2巻で完結するのはもっと意外。 全2巻では比嘉氏の味は出ませんよ、MF文庫さん?
新キャラの美唄や(遅れてきたメインヒロインの)桜子嬢が良かっただけに非常に惜しい作品となりました。
今日も今日とてプール日和!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
完結。比嘉智康ワールドはこの後に怒濤の展開になると思ってたのに…と感じるあたり、だいぶ毒されてたんだなぁ(笑)エピローグでチラッと出てたのが本来書く予定だったのかなと勘ぐってみたり。Bサイドとあるとおり、今回は卵太郎視点です。思春期ならではの異性に対する葛藤もある中、ラッキースケベも多々あって爆発しろと言いたくもなるが、基本紳士なのは好感。
-
1巻のガールズトークのタルさはどこへやら。
神卵太郎が語り手になった「泳ぎません。」第2巻。
これこれ!こういうのを待っていました!・・・が、まさかの2巻完結です。
それにしてもなんて紳士で男前な天然パーマでしょう。
これぞ比嘉作品の主人公といったところです。
エピローグでは作者の心の叫びが聞こえたような気がします。
1巻がもう少し売れていれば、また少し違ったお話が読めたのかなと思うと複雑な気持ちになります。