ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫 J か 12-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840145466

作品紹介・あらすじ

ニートでヒキコモリ、だがネット上では都市伝説とまで囁かれる天才ゲーマー兄妹・空と白。世界を「クソゲー」と呼ぶそんな二人は、ある日“神”を名乗る少年に異世界へと召喚される。そこは神により戦争が禁じられ、“全てがゲームで決まる”世界だった――そう、国境線さえも。他種族に追い詰められ、最後の都市を残すのみの『人類種』。空と白、二人のダメ人間兄妹は、異世界では『人類の救世主』となりえるのか?――“さぁ、ゲームをはじめよう”。

感想・レビュー・書評

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  • 榎宮先生こんにちははああああっっっ!!
    あ、あの、絵師と、して、すばらしい、榎宮先生が、らららら、ラノベ!?
    そして繰り広げられる榎宮ワールド!
    とはまぁ、卒倒する勢いで大興奮でしたね。
    正直言って、ここまでの作品になるとは予想外でしたね。
    ゲームがすごい、世界観がすごい、策略がすごい、あとがきがすごい、チートがすごい、ニートがすごい、ひきこもりがすごい、エロがすごいetc.
    ニートがすごいってなんですかね、もうニートじゃないですよね。
    一巻からここまで好かれる面白い作品ってなかなか無いんじゃないですよね。だいたいが世界観説明回で、なんだか気になるから先も読んでみよう→(三、四巻あたりで)あっ、これ面白いんじゃない?というのが普通の好きになる流れですよね。でも、ノゲイラは一巻から「ほわああああああああ、ノゲイラ最高!!!」ですね。
    榎宮さんはよくcool&createという同人CDのジャケットを書くのですが、cool&createのビートまりおさん(変態)もビックリの変態的な主人公でしたね(ゲス顔)。それも含めて、主人公が欲望や思いを真っ直ぐ貫くのが見てて気持ち良いです。
    このまま榎宮ワールド全開で疾走してもらいたいものです。

  • アニメが好きだったので読んでみました。

    アニメの再現力が高かったので、原作読んで超感動!という感じではなかったです。
    アニメでは省略された設定がいくつかあり、それらを読むのは面白かったと思います。

  • アニメから。発売当時に購入を躊躇したのをひどく後悔しました。アニメから原作に進むのが苦手なのですが今作は考えることも多くて楽しかったです。世界観が素敵で把握に時間はかかるかもしれませんが続きも読んでいきます。

  • アニメからはいりました。
    テンポ良し、キャラの魅力良し、文章力微妙。細かいことはいいんだよ!という少年誌的な強引な展開。個人的には凄く好きなノリですが、その手の強引さが気になる人にはお勧めしかねる作品。
    傍点と傍線の多様と、フォントの大きさの変化などが鼻につく人にもお勧めできないかな…。

    台詞回しの勢いの良さはとてもいいです。空白兄妹の何気ない掛け合いもすきでしたが、なにより国王就任時の演説は厨二心にグッときました。
    アニメから入っているので展開は知っていますが、二巻も楽しみです。

  • いわゆる「神の視点」で書かれていたのが気になったのと、主人公が完璧過ぎるのが気になったけど、それ以外は最高だった。よく練られたストーリー、伏線もうまく組み込んである、起承転結があってメリハリもきいてる。勉強になった。

  • 色は綺麗だけど絵柄は好みじゃない、文章は下手くそ、けれどキャラクターの魅力とライトノベルの王道ストーリーは良かったです。俺SUGEEEとシスコンブラコンが好きな方にはオススメです。
    強調するための点が多すぎて何が重要か分からずに蛍光ペンを引いた教科書のようになっているのが…どうしても嫌ですが…

  • 筋はいいんだけど、傍点が多すぎる。

    禁書一巻を思い出す(笑)。

    ま、読者と距離が測れてない一巻目にはありがちなことかも。
    ずっとこうだとうんざりしちゃうので直して欲しい。

  • 話のテンポが良いです。

    知略を巡らしているのに説明がクドクないので読みやすかったです。

    仕事早退して続きを読みたくなりましたw

  • 面白かった!
    弱者がいかなる手を使って強者を倒すのかが見所…かと思ってたらノリや勢いなんかも重視されてたけれど、これはこれで。
    国王に即位しての演説(煽動?)シーンやラストのテトとの会話何かは特に良かったな。キャラもいいキャラたち。
    ただ、個人的にはもっとシリアスに寄ってほしい…執拗なエロ要素はいらない。MFJだししょうがない部分ではあるけど…。
    次巻も楽しみ。

  • ニートで引きこもりな兄。天才ゲーマー。
    小学生で引きこもりな妹。天才ゲーマー。
    二人はネット上で、無敗のゲーマー「(空白)」として都市伝説となりつつある。
    あらゆるゲームで「ただの一度も負けたことがない」圧倒的な強さを誇る二人の天才ゲーマーが「ゲームですべてを決定する異世界」へ召喚される、というお話。
    コンセプト的には何度も何度も使い古されたテーマだが、大好物です(*゚▽゚)ノ。
    3巻発売を機に、三度目の再読中。
    異世界にタブレットPCなどを持ち込むことによって、異世界には本来存在しない様々な現実世界の知識や技術を活用して無双するところが面白い。
    また、ほんとに引きこもりか?と疑いたくなるほど弁が立ち、行動力のある主人公も好感度が高い。できる主人公。大人な主人公という感じ。
    ただ、やっぱり引きこもりなので精神的な弱点は抱えているわけだけど、この一巻ではそのあたりはあまり強調されず、終始無双していた。
    主人公と妹の距離感も好感度が高い。
    個人的に、妹に対して肉親以上の愛情、というか性欲を覚える兄ってのが「大っ嫌い」なので、この主人公のように妹を妹として大切にしている兄は非常に好感を持てる。
    そんで、兄に完全に依存している妹ってのも可愛いね。(^^)
    ところでこの小説、作者自身が挿絵を描くという珍しいスタイルになっている。
    作者は元々、漫画家で、体を壊したので比較的楽に創作活動ができそうな小説に転向したんだとか。
    でも漫画家だし、人気イラストレーターでもあるので自分で挿絵も描いているという。
    確かにその挿絵のレベルは高い。独特でかつ魅力的。
    文章力もラノベ的には十分高く、読みやすく、引き込まれる構成ができている。すげー。
    ラノベではめったにつけることがない、★5級の一冊。

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著者プロフィール

ブラジル屈指のカリスマクリエイター(※担当編集談)。共著に『クロックワーク・プラネット』、著・イラストに『ノーゲーム・ノーライフ』(MF文庫J)、イラストに『いつか天魔の黒ウサギ』(富士見ファンタジア文庫)ほか。

「2018年 『クロックワーク・プラネット(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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