鳥のうた、魚のうた (幽BOOKS)

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レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840145879

作品紹介・あらすじ

『鳥のうた、魚のうた』-いまは無人の、かつて老婆が住んでいた廃屋に棲み付き、流行歌「木綿のハンカチーフ」を調子外れに歌う鶏。人の頭を付けたこの奇妙な生き物は私の姉だ。不吉な予言を奇声とともに口走る彼女に秘かに会いに行くのを重ねていたある日、私は同じクラスの尾崎から呼び出される。それには、溺死した下級生の少女の謎がからんでいるようなのだが…。第6回『幽』怪談文学賞大賞受賞作。受賞作に書き下ろしを加えた全6編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 六編からなる短編集です。
    どのお話も不思議で不気味で寓話っぽくて好きな雰囲気ですが 、一話読み終える度「あれ…?」と何とも言えない気分になりました。
    個人的な好みですが、起承転結ははっきりしている方がいい。不思議な話なだけに、結をぼんやりぼかされると
    何が言いたかったのか、何だったのか、さっぱり分からず読後モヤモヤしてしまいます。
    忘れた頃に届くプレゼント、人魚伝説、転生…etc. 題材はどれもこれも興味をそそられる。

  • こう見ると、この表紙怖い。

    でもなんか惹かれて借りてしまった。
    内容は摩訶不思議でミステリアスな短編集。

    絶対ありえない話なんだけど、その不思議な文章に引き込まれていく感じ。

    最後の「去ぬ夏は甘苦きとぞジャムの瓶」は妖精ちっくで1番好き。

  • 6つの短編。表題作は「幽」怪談文学賞短編部門大賞受賞作。文章の感じや、物語の発想、描かれる情景などはかなり好み。
    ただ、各作品を読み終えた後、どことなくしっくりこなくて落ち着かない。私が読み込めていないからかもしれないんだけれど。

  • 本屋で見かけて気になったから。
    予想と違った…
    なんかイグアナの娘みたいの想像してた。
    短編集だけど、いちいちグロテスクで、筆者が女性とは思えないっていうか。
    文体とかは女性的なんだけど。
    だって表題が鶏と鯉でしょ、人魚でしょ、イナゴでしょ、なんかwww

    面白いは面白いんだけど、ちょっとなんかw
    村上春樹の新刊届いちゃって、この本とっくに返却期限すぎてたから、途中だったけど返しちゃったよ。

  • 怖くないし、表紙負け?

  • 第6回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作。
    6編の短編集ですが、全体的に不気味で奇妙な不安定さが漂う作品です。
    やはり表題作が一番良かったです。
    懐メロのチョイスがまた絶妙な気持ち悪さを演出している。
    でも何故か可愛さも感じてしまうという矛盾。
    このバランスが妙に心地好い。
    『豊漁神』も良かったです。
    文体が好みなので、次作も楽しみです。

  • 設定は悪くないけど結末のつけ方があいまい。好みではなかったので3話までで止めた。

  • 玉虫をアヲハタのジャムの瓶に入れて納戸にしまうと
    死んでしまった会いたい人に会える

  • 表紙の不気味で綺麗な絵に引かれました
    内容も謎めいていて面白かったです

  • 第6回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作含む短編6編。
    本編よりも、選評をじっくり読んでしまった…。怪談、奥深し。

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著者プロフィール

作家。1970年、埼玉県生まれ。作品に、『をちこちさんとわたし』(中央公論新社)、「恐怖通信 鳥肌ゾーン」シリーズ(東雅夫編・監修、ポプラ社)など。

「2017年 『脇役ロマンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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