まよチキ! 12 (MF文庫 J あ 7-16)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840146395

作品紹介・あらすじ

「-俺と、結婚してくれ」俺の告白を受けるために自身が女の子であることを明らかにした近衛スバルと、そんな彼女にプロポーズした俺。涼月家の執事という夢を俺のために諦めようとした彼女と、自分が代わりにその夢を継ごうとした-俺。涼月やマサムネ、それに紅羽や鳴海姉妹たちも、それぞれの想いを胸に秘めつつ、そんな俺たちを励ましてくれた。そして俺は、俺が執事になることを認めさせるべく、スバルの父親であり、涼月家の現執事である近衛流との最後の戦いに挑むことに…!?大人気の学園執事ラブコメ、いよいよ感動のクライマックス!迷える執事と、チキンな俺と。そんな俺たちの物語は、俺たちが歩き続ける限り、決して終わらない-。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻。スバルが全校生徒の前で自分が女子であることを明かし、近次郎も彼女にプロポーズした前巻のラストで、物語における最大のクライマックスを迎えているので、この巻ではその後のあれこれが描かれることになります。

    紅葉、ナクル、マサムネ、スバルの父の流、そして奏が、近次郎とスバルが歩み出した新たな旅立ちに決着をつけ、近次郎とスバルもそれぞれの決意を確かなものにしようと前へ進み出します。

    正直なところ、エピローグ的な位置づけなのに無駄に長くなってしまっているという印象です。前巻のクライマックスがよかっただけに、もう少しスマートに締めくくりをつけることはできなかったのかという気がします。

  • 回収未了の伏線というかキャラがあったりして消化不良に終わった感が…
    私はラストに満足しましたが、そうでない方も多いのかな?
    読み終えて、改めてハーレム系の作品をうまく終わらせることの難しさを感じました。
    長く続いた割にヒロインたちのエピソードそれぞれが薄くなる、主人公が誰を選んでも説得力に欠けたり、応援してた子が負けて読む意欲を失ったりとなかなかにうまく終わらせることは難しいです。
    否定的なことを言いましたが、まよチキを12巻だけでなく、作品の総評をさせて頂くととても面白かったです。
    多くの魅力的な登場人物たちと共に駆け抜けた全12巻、あっという間でした。
    あさのハジメ先生お疲れ様でした‼

  • 最終巻ですね.
    なんていうか,消化試合的な感じ?
    いや,前のラストの事件の直後の話なんだけども.
    相変わらず涼月さんは可愛いなぁ.
    というか素敵なおにゃのこが多いんだよ.
    そしてアレだ.
    名前だけの出演だった朱美さんは最後まで名前だけだったな.
    後はメガネとか執事とかメイドとか?
    ナクル著の小説なんかはぶっちゃけ蛇足だったかな.
    でもまぁ綺麗にまとまったんじゃないですかね.(何様

  • 最初に くまかず図書館 ♥ さんが共有した投稿:
    【読了】あさのハジメ「まよチキ!12」 今月16冊目

    ちょうど去年の夏アニメだった「まよチキ!」の原作小説、完結編となる12巻が発売されたので読んでみた。なんだかんだで、まよチキはアニメでやったとこ以降の原作は買ったことになる。

    さて、いかにもネタバレな部分を回避しつつ感想を書いていくというのは難しいので、少しばかりネタバレっぽいのも入ります。

    12巻は全体的には終わらせる為のストーリーが展開していく巻だったかなと。善くも悪くも無難に終えたところが、「チキンな俺」を見事に体現していたとも言えなくもない。こういう誰を選ぶかみたいな作品は、もっと刺激的に終わらせる方法もあるとは思うんだけど、みんなに愛されたかったのかなー? 最大公約数な終結だったかなと。

    あと、たぶんコレ、3人称で書かれていたら、ラスト1行でもうちょっと感心したかもしれない。どうもこの作品は結局、坂町くんの主観で支配されている作品なので、12冊の全体の文章と、ラスト1行がちょっと対立構造というか、矛盾をはらんでしまったというか。まぁマクロスみたいに正史とは別であり、全ては劇中劇という解釈でいいのかもしれないけど。

  • “オッサン”と“クソガキ”って呼び合ってるのがなんか良いよね。
    あと最終巻にして気付いたのだけれど、このイラストレーターさんなかなか素晴らしいね。
    マサムネ派の私としても、充分満足のいくようなラストだったのではないでしょうか。

    この愛すべきクソラノベは、これにて完結です。

  • よく見たら1巻の表紙絵とポーズがおんなじなんだね

  • 綺麗サッパリと終わりました。しかも皆が納得出来る形でのエンド、素晴らしいです。正直まだ引き伸ばせたでしょうし、そうするだけの人気もあったであろう中での決断は見事です。きっと既に次回作での勝算あるからなのでしょうね、期待です。

  • んーーーーーー、まあ、こんなもんなんかなぁ…。

    べつに悪くはないんだけど、まあベタですよね。

    シュレ先輩の目標は次回作の伏線臭いですねw
    ということは異能バトルっぽいけど、
    世界観はまよチキと同じ世界観なのかな?
    まあ、まったく関係ない可能性もありますがww

    しっかりけじめつけて終わらせた事に賛辞を。

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著者プロフィール

第5回MF文庫Jライトノベル賞にて大賞受賞作「まよチキ!」でデビュー。現在は講談社ラノベ文庫でも活躍中。本シリーズにてファンタジア文庫デビュー

「2017年 『編集さんとJK作家の正しいつきあい方2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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