つり球 (文庫ダ・ヴィンチ)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840146647

作品紹介・あらすじ

釣り×高校生×宇宙人=青春!? コミュニケーションが苦手な高校生・ゆきは、転校先の江の島で、自称・宇宙人のハルから執拗に釣りに誘われる。「ゆき、僕と一緒に地球を救おう! 」。意味不明のまま釣竿を手にしたゆきは、釣り王子の異名を取る同級生・夏樹の指導を受けることに。そんな彼らをアヒルを抱いた25歳の高校生・アキラが見守っていた……高校生男子4人が釣りに打ち込む青春ストーリーかと思いきや、物語は壮大なSFへとエスカレート!! 笑えて、泣けて、燃える一冊

感想・レビュー・書評

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  • 「つり球」
    ノイタミナ。


    「つり球」とは、2012年4月12日から6月28日までフジテレビ"ノイタミナ"内で放送されていたアニメ。神奈川県藤沢市江ノ島を舞台に高校生達が釣りをテーマに絆を深めていく青春フィッシング物語である。こちらのアニメは全くノーマークであったが、巡礼地が出来るくらい人気があった模様。


    神奈川県の湘南・江の島に引っ越して来た男子高校生・真田ユキ。彼は他人とのコミュニケーションが苦手で、これまでの人生で友人と呼べる存在が居ない。彼が主役であるが、もう一人メインキャラがいる。それはユキが転入当日に出会う転校生・ハル。自称宇宙人を名乗る釣り好き少年だ。


    コミュ障と宇宙人、実によくある設定じゃないか!と言うツッコミは置いといて、この2人が友情を深め合いながら、釣りを楽しみ、学生生活を過ごす、、、と言う訳ではない。ユキとハルに加え、釣りが得意な不機嫌な同級生・宇佐美とインド人アキラを加えた4人は地球規模の騒動に巻き込まれていくのだ。


    まあハルが自分を宇宙人と呼ぶ時点で怪しいのだが、作品自体はSFと思って良いと思う。ありがちストーリーだけど、実にアニメらしい展開であり、ノイタミナ枠好きにはアニメと共に読んでもOKだろう。

  • 基本的にはアニメと同じ流れのお話で、最後が少し違った展開になっていました。
    ハルが帰ってこないのは寂しいけれど、ユキくんの成長が窺えるので、これはこれでよかったです。

  • 夏樹…夏樹…

  • 青春眩しいです。

  • ハルの無邪気さは七海に似てるんだ。「膝においで~」とか言ったらちょこんと乗って来そうなのに、知恵付けられると(そう言う事言う人間は下心があるよ、と誰かに教えて貰うと)「そう言う事はするのは子供だけだって言ってた、だからお膝に乗ったりしない」とか言いそうなとこ。

  • 文庫で読めるなんて!即買い
    アニメとは違って心情がより深く描かれていたりするので読んでみることをオススメ
    やっぱりつりっ子かわいい

  • アニメも見たかっなー。
    ゆき、ハル、夏樹、アキラの友情がとても心地よい。江ノ島の人々も優しく暖かい。
    最初はイマイチ物語に入り込めなかったけど、ラストはうるっときた。
    終わり方もよい!

  • 読みやすいしおもしろい…けど、読んでてアニメが見たくなる小説。

  • アニメでは描ききれなかったであろうユキやハルの心情が伝わってきて、もっとつり球が好きになりました。表紙は書き下ろしだと嬉しかったな笑
    だけど読み物としては文章がいまいち好きになれなかったので、つり球をすすめるにあたってはやっぱりアニメの方をすすめると思います。著者が作家本業じゃないっていうのは痛かった。
    というわけで☆3つです。

  • ノイタミナで放映していたアニメを見て気に入ったのでノベルも読んでみたら、最後の方は感動してウルウルしっぱなしでした。小説を読んで涙を流したのは初めて。素敵なストーリーです。

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