機巧少女は傷つかない9 Facing "Star Gazer" (MF文庫J)

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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840148207

作品紹介・あらすじ

機巧魔術-それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。"我欲の聖塔"内での戦いも、いよいよクライマックスを迎えていた。最上階で相対するシャルとオルガ-すなわち、シグムント対トール。ぶつかり合う魔剣と魔剣。だが、その結末はあまりに無慈悲なものだった。トールの放った閃光により、心臓を破壊されてしまうシグムント。「ずっと一緒にいてくれて、ありがと…っ」「さらばだ、シャル」そして、シグムントは最期にひとつの卵を遺して消えた。一方で雷真は、夜会の帰りにぼろぼろの男性を保護する。"結社"に追われる彼は、シャルとアンリの父親、エドガー元伯爵で…!?シンフォニック学園バトルアクション第9弾。

感想・レビュー・書評

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  • シャルとシグムントの関係を今回メインで描写されてたことで改めて2人の関係性に好感が持てた。

  • シグムントの話。
    男前っぷりがええな。

  • シャルが強くなる巻

  • Facing Star Gazer
    <魔剣>グラムを作ったドレイクの話。
    ブリュンヒルドが破壊され(トールが食べた)、トールが奪われ、シグムントだけが逃れた。
    そして、シグムントと心を通じた精霊使いエレイン・ブリューの話。
    オルガ+トール対シャル+シグムント。
    オルガのラスターシェルはラスターカノンを受け止めることも攻撃することもできる。シャルはシグムントを巨大化させ、最大出力のラスターカノンを撃つ。シグムントはトールを飲み込むが、トールは内部からラスターカノンを撃ち、シグムントの心臓を傷つける。
    シグムントは最後の力で、硝子の渡した新しい<イブの心臓>にグラムの魔術回路を移植する。その卵に雷真が魔力を供給して孵し、シグルドが生まれる。
    シャルはもう一人の自分ロッテと和睦し、また妖精を見ることができるようになり、グリゼルダと特訓する。
    結社から逃げ出したシャルの父イグジストエドガーは<万物流転>を使って未来へスライドさせマシンドールの誕生を早めると言われている。
    今は<スターゲイザー>で星を降らせているだけ。学院と協会は協力して流星から街を守る。
    夜会ではトールとシグルドの戦い。鏡の精霊を使い、滅元素を充填しマグナム・オーパスを撃つ。敗れたトールが吐いた玉をシグルドが呑み込むことで、ヴァルハラにあるシグムントの本体と接続できるようになった。
    オルガは恋人の記憶を結社に消されていたが、ヴェイロンが恋人であると知らされ、結社を抜けることを決める。

  • 今回はシャルとシグムントの話でしたね!二人はシャルが生まれた時からの付き合いなだけにシグムントが死んでしまった時はきついものがありました。しかしあれがあったからこそシャルが成長するという流れは良かったですね!これまでのツンツンしていた彼女もよかったですが素直になった彼女も素敵です。物語もかなり動いてきただけにここでの彼女の成長は大きいですね!

  •  今回で、シャルの隠れ才能?の完全覚醒といった感じで、メンバーのパワーUP!も順調のよう。 帯には色々と不安に残ることも書かれていましたが、安心して読んでもらいたい。
     雷真さんとうとう、親公認じゃないですか・・ しかも両方おkとは流石です!

  • かもなくふかもなく。

    ただシリーズで、惰性で読んでる感覚。
    悪くないだけに。もったいない。

  • 直球ながら、ちょっと泣けるいい話だったな。

    安易だったり分かり易すぎたりする展開が嫌われがちな昨今のバトルものラノベですが、「お約束」というのは、それだけ多くの作品で扱われ評価されてきたからこそ定番となっているわけで。

    奇を衒わず、まっすぐに「仲間の死」と向き合い、残された仲間を描いた作者には拍手喝采。

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