新ドラキュラ(上) (文庫ダ・ヴィンチ)

制作 : 番由美子 
  • メディアファクトリー
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本棚登録 : 55
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840149549

作品紹介・あらすじ

1912年、ロンドン。役者を目指す青年クインシーの周囲で、連続して不審な殺人事件が起こる。すべては30年前の吸血鬼事件に端を発すると気づいたクインシーは、自らの出生の秘密に迫っていく。「切り裂きジャック」事件、そして300年前のエリザベート・バートリ事件。すべてがつながったとき、恐ろしい事実が浮かび上がる-。『ドラキュラ』の子孫によるゴシック・ミステリー大作。

感想・レビュー・書評

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  • 話しの先に何が待ち受けているのか。
    やはり、残虐なのは苦手。

  • ブラム・ストーカーの子孫が書いたという(本当かな?)「ドラキュラ」の正統続編。途中ブラム・ストーカー本人が出てくるところだけがやや失笑感あるものの、上巻読了時点ではわりと満足な出来。

    「ドラキュラ」の続編といえば、キム・ニューマンという作家の「ドラキュラ紀元」なるものがありますが、あれは原作を冒涜しまくった最低の小説でした。特に許せなかったのは、ドラキュラに婚約者を奪われたアーサー・ホルムウッドが自ら望んでヴァンパイアになっていたという設定。原作知ってたら絶対にありえない設定に、読んだ当時それは憤慨したものです。

    本作の作者も同じように感じていたのかわかりませんが、本作のアーサーは時を隔ててもやはりルーシーを心から愛していたことがうかがえ、行動も考え方もあてつけのように「紀元」とは真逆。私としては本作における“かつての”登場人物たちは、紛れもなく「ドラキュラ」に登場していた人たちのように感じられました。

    上巻でちりばめられた多くの謎や複線らしい内容が、下巻でどのように収束していくのかが非常に楽しみです。

  • ドラキュラという名前を見てついつい即買い(笑)プラムストーカーの子孫の方が作者ということで、どうかな~と思いつつ買いましたが、珍しく面白くてサクサクと読め、下巻に移ることが出来ました。ドラキュラでのあのキャラが・・・・と色々あります。

  • ブラムストーカードラキュラの公式続編だとか。
    映画化も決まってるらしくちょっと楽しみです。
    Jr.世代の物語かと思ったら、そうでもなかった。
    ジョナサンとミナの息子は登場するけど、活躍できてないヽ(´Д`)ノ
    新シリーズへのフラグっぽくみえた

  • ブラム・ストーカーの古典的怪奇小説『ドラキュラ』の続編を、作者の子孫(甥の孫だっけ?)がてがけ、すでにハリウッドで映画化も決定という話題てんこもりな本作ですが、中身のほうも、なんかこう、色々盛りすぎ、いかにもハリウッド好みな大風呂敷をめいっぱい広げちゃってくれてます(笑)。

    生き残った『ドラキュラ』の主要人物たちが登場するのはいわずもがな、今回ラスボスはすでに300年生きちゃってるエリザベート・バートリ、さらに切り裂きジャック事件までからめてきちゃって、ほかにも実在の人物がちょいちょい登場、極めつけはブラム・ストーカー本人までストーリーに絡んできちゃって、さすがに、え、これどう収拾つけんの?って心配になってきました(苦笑)。

    ブラム・ストーカー本人についてはあまり詳しく知らなかったので、オスカー・ワイルドと同じ大学で知り合いだったこととか、さらにの奥さんのフローレンスは結婚前、ワイルドの元・恋人だったとかってエピソードは、『ドラキュラ』からの主要人物であるミナとジョナサンの夫婦とドラキュラの関係を重ね合わせると興味深かったです(ドラキュラ=オスカーワイルドと見做すこともできますね)。

  • 下巻にまとめて

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