ノーゲーム・ノーライフ3 ゲーマー兄妹の片割れが消えたようですが……? (MF文庫J)

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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840149587

作品紹介・あらすじ

ゲームで全てが決まる世界"ディスボード"-人類種の王となった異世界出身の天才ゲーマー兄妹・空と白は、世界第三位の大国『東部連合』に、その大陸全領土と"人類種の全権利"を賭けて行う起死回生のゲームを仕掛けたが、直後。謎の言葉を残して空は消えてしまった-…引き離された二人で一人のゲーマー『』(くうはく)。消えた空の意図、残された白、人類種の運命は!そして獣耳王国の行方は-!?「言ったろ"チェックメイト"って。あんたらは…とっくに詰んでたのさ」対獣人種戦決着へ-薄氷を踏む謀略が収束する、大人気異世界ファンタジー第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 自分以外、兄の記憶がない。
    あれは夢だったのか、これが現実なのか。
    混乱する横で囁かれた仮説――ゲーム中ではないのか。

    どこまでも片翼は、もろ刃の剣。
    次にやったらこれ以上もない混乱が起きる事は必須。
    が、多分これが有効ならばやりまくるかと。
    しかしあの3人泣き崩れは、わめきたくもなるかと。
    どこまでも勝利への行動力が恐ろしい…。

    しかしまさかの2戦もの。
    後者もどうかと思いますが、前者はよりやりたくない。
    というよりも最後!
    おじいさんへの台詞が、より一層恐ろしい。
    情報だけを元に、これだけを弾き出しているなら
    恐ろしいまでの積み上げ力です。

    そして被害者友の会、さらに頑張ってください。

  • 1巻、2巻ではそこまで活躍が目立って無かった白が大活躍。
    空白兄妹の信頼関係がかなり光った巻。
    みんなの愛すべきいじられキャラ、ステフがまさかの・・・・・・。
    空の神算鬼謀っぷりはまさに未来予知のレベル。

    勢力拡大でさて次巻は・・・・・・。

  • 敵を欺くにはまず味方からってレベルじゃねーぞ

  • ニートでヒキコモリだけど、ネット上では都市伝説と化している天才ゲーマー兄妹が、すべてがゲームで決まる異世界『ディスボード』へ召喚されて大暴れするラノベの第3巻
    今回は獣耳を持つ王国とのゲーム。

    裏の読みあいというより先の先の先の先を読む戦いでいったいどこまでのことを考えて戦闘を繰り広げているのかホントにわからない。
    当然、いい意味で!
    もう呆気にとられてしまいます。
    これで3冊目になりますが、世界はどんどん深まっているきがします。

    1つだけ苦言をいうなら、王国名や人種などの固有名詞のが連発するのでその説明をするページがないこと。
    だから序列もわからないし、連合がどうなっているのかなどがわからなくなってしまうところか。
    このシリーズだけ読んでいるならいいけど、巻と巻のスパンが平気で半年とかあいてしまうので思い出すのに時間を要してしまうので…。

  • 相変わらず全く予想出来ない展開で満足。
    空と白の信頼関係がすごくいい。前半は読んでて軽く鳥肌立ちましたね、ラノベでこの感覚は初めてとかべた褒めしてみる。あとジブリールさんかわいいよかわいい。
    今後にも期待してるので、ネタ切れにならないことを祈るばかり。

  • 後半の獣耳とのゲームは、相変わらず無理やりの力押しでいまいち。
    それでも前巻のしりとりよりはよかったけどね。
    「別にアレを倒してしまっても構わんのだろう……でございますよね?」
    なんかはよかった。フラグ回収まで含めてw
    兄妹の絆が垣間見れる前半のオセロゲームではジーンときた。

  • 今巻も相手の裏の裏を読み合い劇的に勝利をもぎ取るアツい展開.空白兄妹の,表情は余裕であっても,その裏では凄まじい論理思考と計算が行われており,常にギリギリの戦いを強いられているという描写が良い.相手の出す手札は既に予想済みという事実を既に相手に把握されていることを前提にした戦いを,ラノベの枠に押し込んでいる筆力はすごい.しかしあとがきを読むと,ネタ切れにならないかいつも心配になってくる.あとがきもそれはそれで面白いのだけれど.
    副題の通り,空が消えてしまう前巻のラストからの続きであり,空がいなくなったときの白の描写がなかなかエグかった分,いい感じにおバカなルールで戦う東部連合との対決はとてもよい緩衝剤になっていた.

  • 空の消失の真相から東部連合、そして本部で巫女との勝負と怒涛の3連戦は最初から最後までクライマックスで、今巻も非常に楽しめました!壮大な物語の中にいる各キャラクター(主に空)のセリフやゲームの前提条件、ルールなど、ごくごく普通だと思う部分にも緻密かつ巧妙に伏線が織り込まれていて本当に細かくて深い作り込みされているなぁと非常に感動を覚えます。口絵挿絵も相変わらず可愛いし色使いも綺麗で……本当に絵も描けて物語も書けるとか榎宮さんのスキルの高さには惚れ惚れします。次巻はどんなネタを見せてくれるのか今から楽しみです

  • 「ゲーム」てんこ盛りの濃密展開で面白かった。『  』の二人も軽く人外だよねぇ(褒め言葉)皆の弄られ系マスコット・ステフさんの存在を途中完全に忘れてたのは内緒だ。ステフ&クラミーの弄られーズのタッグが見たいと思うのは自分だけかしら。今回濃ゆかった分、次はライトな水着回らしいので期待(違 文字通り読んで楽しい闘いはワクワクしていいですな。

  • 勝利の方法に毎回ワクワクします。

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著者プロフィール

ブラジル屈指のカリスマクリエイター(※担当編集談)。共著に『クロックワーク・プラネット』、著・イラストに『ノーゲーム・ノーライフ』(MF文庫J)、イラストに『いつか天魔の黒ウサギ』(富士見ファンタジア文庫)ほか。

「2018年 『クロックワーク・プラネット(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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