僕が愛したMEME(ミーム)たち いま必要なのは、人にエネルギーを与える物語(ミーム) (ダ・ヴィンチブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840151252

作品紹介・あらすじ

人と人をつなぐMEME=物語の数々を、世界的ゲームデザイナー小島秀夫(「メタルギア」シリーズ監督)があなたに手渡す、本と映画と物語のエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • MGSの小島監督が好きなもの、影響を受けたものを紹介してくれるエッセイ。帯にある「本がないと、生きていけない」の文言に共感せざるをえない。どの本も映画も興味深く、手に取ってみたくなる。ダ・ヴィンチで連載していた表題がメインだけども、最も興味深く読んだのは書き下ろしのまえがきと第4章。

  •  小島秀夫が好きな本について語った。映画好きで有名だが、小説も好きのようで、その愛しぶりが良く分かった。
     映画評も面白かったが、自分が本の方が好きだからか、この本の方が評論が良いと感じた。もともと映画は語るべきところが多いので煩雑になるのかもしれない。
     選ばれている本はSFが多いのだが、その中にも宮本輝や天才バカボンなどが入っているのが個性として面白い。
     忙しいとは思うが、またこのような本を書いてほしいと思う。

  • 「もっと本を読みたい!」
    「もっと新しい本に出会いたい!!」
    そう思わせてくれる本です
    本の好き嫌い問わずすべての人に読んでもらいたい

  • 本書の文庫版『創造する遺伝子』は「デス・ストランディング」発売に合わせて刊行されたが、3章、4章がカットされている(一方、星野源との対談が追加されている)ため、読むには中古で単行本を入手するしかない。

    3章は5人のクリエイターとの対談で、単行本発売と時期が重なっている『メタルギアソリッド・ピースウォーカー』が話題の中心になっている。

    4章は小島氏自身によるエッセイで、「メタルギアシリーズ」にかける(た)想いと、「MEMEを伝えたい」という強い意志が感じられる。

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】

  • メタルギアシリーズで有名なゲームデザイナー小島秀夫監督の、「物語を伝えたい」気持ちが詰まったエッセイなど。小島監督が好きな物語を伝えたい時の語り口は熱くて冷静で、読んでいると気持ち良くなる。オビにも載っている引用文があまりに素敵で、珍しくオビも保存する予定。紹介されている本が読みたくなるのはもちろん、まず伊藤版MGS4ノベライズを再読したくなった!

  • MEME=MIMEME(模倣)+GENE(遺伝子)
    文化伝達の単位、模倣単位
    "物語”

    メタルギアソリッドシリーズの作者・小島秀夫が語る、メタルギアソリッドシリーズに溶け込んだMEMEたちの紹介。小説、映画、マンガなどにまつわるエピソード、コラム。

  • 読書とは、物語に宿るMEME(ミーム)を受け取ること。

    その受け取ったMEMEのバトンを伝え、繋ぐ事は、
    MEME自体の創作能力が無くとも、受け取ったMEMEを
    語り継ぐ事で、同等の価値・可能性を持ち得ると感ずる。

    MEMEのひとつに、島耕作を挙げていたのが、意外だった。

    死刑台のエレベーター
    サトリ
    都市と都市
    をチェックしたい。

  • 新幹線の車内で読んでる間中、本屋に行きたい渇望かんに苛まれた。
    私も毎日本屋に通うが、人によって習性が違うので、こういう行動は読んでて面白い。
    読んだ本が出てくると、食い入るように、どう感じたか、どんな時に読んだかを比べるのも楽しかったし、え?その作家さんが他にも著書あったの知らなかったよ。と、まだ読んでもいない本へ思いを馳せるのも、トレジャーハンターみたいでワクワクした。
    そして、ポケットゲームに始まり、ファミコン、ゲームボーイ、PS2とハードが進化と同時期を共に過ごしてきた一ゲーマーとしては、やはりゲームには物語が必要だと声を大にして語りたい。
    MEMEはしっかり受け継がれて居る。

  • ダビンチ連載の単行本化。個人的には伊藤計劃の部分が良かったけど、それ以外のも読みごたえある。いろいろと作品ごとに文体変えていて、本当に多才な人なんだな−って驚いた。

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著者プロフィール

明治学院大学教授

「2023年 『一歩先への刑法入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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