怪獣文藝 (幽BOOKS)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840151443

作品紹介・あらすじ

小説家、怪談作家、映像作家、民俗学者、俳優、イラストレーターが一堂に集結。17大怪獣作家総進撃。ルポルタージュ・黒木あるじ、特別対談・赤坂憲雄×佐野史郎/夢枕獏×樋口真嗣。

感想・レビュー・書評

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  • 怪獣映画というと、個人的には平成ガメラか。でもメカはゴジラの方が映えるんだよなぁ。。。とか思って本を開くと、そもそも怪獣って気象とか、信仰とか、人々の力及ばないところの何かしらに形ができたものというのを忘れてた事に気付く。
    そういやゴジラはいつの時代も人のせいで目覚めて破壊の限りを尽くしてるんだった。
    怪獣につきものの怪奇のせいで読む人選ぶんだろうなあ。これ。

  • ふむ

  • 「怪獣文藝」書評 不穏で不安、ぞわっとした感覚|好書好日
    https://book.asahi.com/article/11631156

    怪獣文藝 赤坂 憲雄:文芸書 | KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/201224000489/

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】

  • 図書館で衝動借り。怪獣映画等の演出家や、俳優などが思い思いの怪獣感に基づく怪奇小説を描いたもの。モンスターではなく怪獣である、それらしさが溢れている。怪獣とは、超然とした何らかの意識の象徴なのだろう。

  • 参った

     タイトルに惹かれて借りたけど、怪獣というよりも安物ホラーだな。架空の設定を利用して好きなストーリーを紡ぐのは楽だろうけれど、架空があまりに架空ではおもしろくはない。一気に怪獣が暴れまわるほうがまだましだ。残念。

  • 幽ブックスから怪獣モノが!
    佐野さんの小説ってレアなのかしら。
    怪談小説家が多いので、感じる怖さもどことなくそちらのもの。
    文章で表現するとそうなっちゃうのかな。
    怪獣はやはりビジュアルありきである。

  • 昭和の香りがする装丁とタイトルで読んではみたのものの、がっかり。怪獣ものですらない短編や尻切れトンボの様な作品もあり、お勧めできない。

  • 純粋に面白かった!!黒史郎さんと吉村萬壱さんと小島水青さんはやはり気になる作家だとあらためて思いました。

  • ☆ 3つ

    とにかく執筆陣が超マイナーだ。知っていたのは夢枕獏せんせーと佐野史郎だけかな。後は全く聞いたことがない人達だった。

    まあ、でも中身はそこそこ面白かったので気分は悪くない。なかにはちょっと気味悪く、おいこれってどう考えても怪獣ぢゃ無いだろう、と言える怪奇物語小説もあったけど、嬉しいことにこれが物語としては存外に面白くて気に入った。

    しかしあれだよねっ! わたしがこの本を読もうと思ったきっかけは、1.に題名、2.に夢枕獏先生の名前が執筆陣にチラリとあったから、なのでした。獏先生は今回は「対談」という普通はあんまし面白くない“執筆形態“でしたが、本の題名というものがいかに大切かということをこれで再度自己認識しました。

    結構安易に本の題名をつけているそこの編集者さん。気張ってね。昔の外国映画に邦題つけた人たちみたくさ。

    昔、マカロニウエスタンってジャンルの映画が有って、これわなぜだかアメリカ西部劇をイタリヤで創っていた(らしい)のだけれど、これらの邦題は良かったよぉ。『荒野用心棒』とか『夕日のガンマン』ついには『シェーン』あ、こりゃそのままか。。。

    ありゃ、まったく怪獣とは違うところへ行ってしまったな。ま、いっか、いつものことだし。すまんこってす。すごすこ。

    • ほんやだワンさん
      表紙の「総進撃!」っつうのがいい味出してますな。
      表紙の「総進撃!」っつうのがいい味出してますな。
      2013/04/18
    • ryoukentさん
      >たわんさん
      あのね、この本ね、ゴジラとかガメラとかの有名どころは絵も写真も全く載せられてないの。表紙の怪獣から始まって最後までみんなオリジ...
      >たわんさん
      あのね、この本ね、ゴジラとかガメラとかの有名どころは絵も写真も全く載せられてないの。表紙の怪獣から始まって最後までみんなオリジナル怪獣の絵ばかり。んで、これが結構味がって良い。
      あれま、とっても長いコメントになってしもうた。このままでは出版できませんのであと3枚縮めてください!って編集者に言われた作家の心境・・・んなわけねか。すまんこってす。すごすご[m:237][m:80]。
      2013/04/19
    • ryoukentさん
      >毛ーこさん
      >がぉー
      って、面白いっちゅーにちゅーちゅー。
      あっちのコメントってなんだっけ?
      近頃すべてのことを3分もしくは3歩で忘れられ...
      >毛ーこさん
      >がぉー
      って、面白いっちゅーにちゅーちゅー。
      あっちのコメントってなんだっけ?
      近頃すべてのことを3分もしくは3歩で忘れられる特技が身に付いてしまってとても助かっているりょうけんです。
      すまんこってす。すごすご[m:237][m:80]。
      2013/04/19
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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。学習院大学教授。専攻は民俗学・日本文化論。
『岡本太郎の見た日本』でドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞。
『異人論序説』『排除の現象学』(ちくま学芸文庫)、『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『岡本太郎の見た日本』『象徴天皇という物語』(岩波現代文庫)、『武蔵野をよむ』(岩波新書)、『性食考』『ナウシカ考』(岩波書店)、『民俗知は可能か』(春秋社)など著書多数。

「2023年 『災間に生かされて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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