- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784840151672
感想・レビュー・書評
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待ちに待っていた大泉さんのエッセイ。
おもしろい人はやっぱり文才もあるんだなぁ。
おじいちゃんやお兄さん、家族について書かれたエッセイが
たくさんあって、家族想いというか自分の家族がとても
好きなんだなぁと、微笑ましい気持ちになりました。
私はやっぱり水曜どうでしょうが大好きなので、
それについて書かれたエッセイがワクワクして読めたなぁ。
おもしろい文章だけじゃなくて泣かせる文章も書ける。
大泉さんはやっぱりステキです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若いころの荒削りで勢い任せ的な文章も未完成の趣があるけれども、40歳になって書き下ろしたエッセイに不覚にも落涙。格段に文がうまくなってることと、歳を重ね経験を経た分、書く内容が濃くなっていることとに、人が大人になることってこんなことなんだなぁと思わされました。
ご他聞に洩れず、私も「どうでしょう」から大泉ファンになった口なので、どうでしょう班への思いを綴ったに文は、今までのどうでしょうの歴史に重ね合わせて、切ないぐらいの愛情を感じたし、家族への思いを綴った文では本当に大切なものを再確認した感じがします。
年も近く、北海道で育ちであったり、(おそらくですが)親から受けた影響・価値観も似ていて、大泉さんをどうしてもあまたの芸能人・タレントと同列に見られないのですが、最近の活躍ぶりを見るにつけ、完璧なザ芸能人であることを思わされます。だけど普通の感覚を全く失っていないというか、まっとうな一般人のであることが文章の端はしから滲み出ていて、うれしかったりもします。
ま、ファンがタレント本を読むってのはこんな感じなのかもしれませんが(苦笑) でも敢えて言おう、痛い青春時代も含めてこの本はある男のビルドゥングスロマンであると。 -
水どうやドラバラの中でも、親離れ出来ない次男坊的なとこが笑いになってたりしてたけど・・
亡くなったおじいちゃんの話やご両親のとこでがっつり泣かされました。
家族にすごく優しいね。。
基本優しいから。。
ぼやいたり、他の人をいじり倒してるとこも、見ていて笑いになるんだよね。
根底には相手の自分と違うところを認めた上でおもしろがってるとこがあるから、私たちも嫌な気持ちにならずに一緖に笑える。。
そんな大泉さんのいい加減なところも、いいところも・・いろんな大泉さんが詰まっていておもしろかった。 -
「水曜どうでしょう」でお馴染みの大泉洋が綴る、16年間のエッセイ集。
雰囲気は、活字版水曜どうでしょうのようです。
一話一話ニヤニヤしながら読み進められます。
ニヤニヤしてしまうので、外で読むときは周りに気をつけなければなりません。
そして最後近くになると、お話がもうすぐ終わってしまう寂しさを感じます。
文才もさることながら、筆ペンで描く挿絵が秀逸で好きです。 -
散髪とバーターで告知してた本。やっと読めた。どうでしょうを知らない人でも楽しめると思います
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【再読】
以前人から借りて読んだけど、やはり手元にも欲しくて買ってしまった。
主に北海道で活動していた頃から、東京でも仕事をするようになった現在に至るまでの、様々な思いや悩みが伝わってくるのが良かった。もちろん思わず笑ってしまうような話もあるんだけど、どれも文章に人柄がにじみ出ている感じがしたなぁ、、 -
ホントにいい意味で、何も考えずに気楽に読める本。
結構分厚い本である。なかなか読み切るまでに時間かかったが、理由は読みたくなる気分かどうかであった。
と言うのも、この本は気楽に何も考えずに読める本なのである。何かを学べるわけでも、考えさせるわけでもない。(最後の方はちょっと考えさせられたけど)
そんなエッセイ本、読むの久しぶりかな。エッセイ本嫌いってのもあるからかもしれないけど…。
なので、精神が高ぶってる時とか、学習欲がある時は、読むのがもったいない。
いい意味で、何も考えたくない時間にページをめくりたくなる本なのである。
仕事が実感としてある程度充実してきて、自分ののんびりとした時間を過ごしたいと思ったここ最近、すごい勢いでページをめくることができた。
中身は、大泉さんの頭の中をめぐる本という感じ。やっぱり、この人好きだわ。
若さと中堅の時の流れを見れる面白い本だなぁと思う。
大泉さん本人は、とてつもなく苦労して書いてたみたいだけど、読者としては気楽にたまにはクスッとしながら、脳みそ使わずに読んであげればいいと思う。
そういう意味で、評価は高め。 -
「おまえらは落ちこぼれじゃない!」は本当に下らなくて笑った。家族がらみの話は感動した。
もともと好きだったけど、読み終わったら、ますます大泉洋が好きになりました。 -
大泉洋さんが好きなかたは好きでしょう。人生を満喫している様にみえる、それがたまらない魅力である大泉氏の内面に寄り添う、そんなエッセイです。
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