ヤマザキマリのアジアで花咲け! なでしこたち アジアで出会った! 人生を変える仕事をみつけた女性たち

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  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840151979

作品紹介・あらすじ

漫画も映画も大ヒットを記録した『テルマエ・ロマエ』原作者、ヤマザキマリ。彼女自身、14歳からヨーロッパを一人旅し、17歳からイタリア留学、その後はシリア、ポルトガル、シカゴに在住するなど、世界を渡り歩き、そこで作品を描き続けています。そんな彼女が、日本を飛び出してアジアで働く女性たちを現地取材。海外で根を張って生活する、チャレンジャブルな女子たちの生き方に迫ります。

感想・レビュー・書評

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  • これまではずっと
    世界のどこかに
    自分の一生を<充実させてくれる>はずのお宝が眠っている、
    と信じていた。

    だが、
    こんな本を読んでしまったら、
    宝の在処、なんてもう<あの場所>以外考えられないではないか。

    漫画『テルマエ・ロマエ』の原作者であるヤマザキマリさんが
    アジアで働く逞しき日本女性達を直接取材し、
    漫画、写真と共にエッセイ風に紹介。

    なぜ彼女達は安楽な『今』を捨て、
    困難も多いであろうその地へ旅立つ事を決めたのか?
    活き活きとした表情で毎日を過ごしていた彼女達は
    <自分はこう生きたい>という心の意志に従った。
    未来への不安におびえる事も、
    平穏な日々に甘んじる事もなく、
    素直に心が望む、本当の自分の声に耳を傾け、
    忠実に自身に従った。

    その結果、流した汗と引き換えの充実した日々。
    皆、輝くお宝みたいに素敵な笑顔だった♪

  • S図書館
    BS1ドキュメンタリーの書籍化
    海外に住んでいる女性達
    トルコ カンボジア 香港 フィリピン

    忙しすぎてニューヨーク銀行から気球ガイドになった人など、留学や海外経験ある人が現地に住み着いた感じ
    人生経験豊富だった

  • テレビでヤマザキマリさんのインタビューを見て、こんな面白い人がいるんだなあ、と感心して図書館で借りて読んでみました。
    『自分まで騙し、首尾よく生きて何になる。』という橘いづみの歌詞が頭に浮かぶような、素敵な内容でした。

  • 2022年5月17日

    図書館で借りてきました。

    4人のアジアで活躍する日本人女性のお話+ヤマザキマリさん自身のお話。

    トルコでの話で、トルコ人はゆるすぎて、

    時間通りに何かをしなきゃと思う概念がないトルコ人…

    という話がおもしろかった(^^;

    私もこういう生き方がしたいなぁ。
    時間と効率を気にする癖を手放したい。
    ゆるく幸せに生きたいな。


    カンボジアで音楽を教えてる人の話。
    カンボジアの子どものお母さんに
    「音楽なんかより日本語を教えて。お金が稼げるから」
    と言われる。

    …私がいま、音楽が好きなのは、衣食住が足りているからなんだと気付かされて、ガツンと来た。

    …かといって、趣味は止められないけどね。

  • 世界で働く女性達の生き様を描いた作品。
    なかなか刺激を受けます。

  • BS番組のレポートが待望の書籍化。日本を出て、アジア各国で悩みながら働く女性たちの姿が生き生きと描かれていて感動。そして「いやげもの」にクスリ。

  • 4人の女性たちとヤマザキさんからエネルギーをもらえます。

  • ヤマザキマリさんがNHKの企画でトルコのカッパドキア、カンボジア、香港、フィリピンで働く女性たちを取材し、それを漫画化。

    この中で香港だけは行ったことあり、楽しかったけど、貧富の差を目の当たりにすると、「ちょっとなあ…」って。
    だからアジアに積極的に行こうとは思えないのです。
    でも不思議、ヨーロッパで物乞いを見ても、なぜか悲惨には思えないのですね。
    なんか、映画の中にいるような気がするのかな。アジアは身近なんですね。

    閑話休題、そんな、旅すらためらう地に住み着いて働く日本女性って、ほんと、すごいなあって思います。
    苦労もたくさんあるけど、それすら楽しんでいる。

    TVのときはなんとなく見ていたけど、再放送があったら、しっかり見たいです!

  • みんなたくましい。こういうのはもっと見てみたい。

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著者プロフィール

訳:ヤマザキマリ
1967年東京生まれ。北海道育ち。漫画家・文筆家・画家。17歳でイタリアに渡り、フィレンツェ国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を学ぶ。1997年、漫画家としてデビュー。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機に、シリア、ポルトガル、アメリカなどで暮らし、現在はイタリアと日本を往復する。2010年、古代ローマを舞台にした漫画「テルマエ・ロマエ」で手塚治虫文化賞短編賞、マンガ大賞受賞。2017年、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章綬章。著書に「ステーブ・ジョブズ」「プリニウス」「オリンピア・キュクロス」、「望遠ニッポン見聞録」「国境のない生き方」「ヴィオラ母さん」「ムスコ物語」「歩きながら考える」など多数。

「2023年 『だれのせい?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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