日本人の知らない日本語4 海外編

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840152686

作品紹介・あらすじ

海の向こうで日本語を勉強している人たちに会ってきた。オールカラー、コミックエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • ついにシリーズも4巻まで!
    今回は海外へ取材に!
    海外で日本語を学ぶ外国人と交流。

    日本人って学校で学ぶ外国語はほぼ英語だけですよね。
    でも、海外ではなぜか中学校でも日本語を教えるところも
    あるようですね。
    TVでも日本に滞在してる外国人が日本語で文化の違いを
    話してる番組とかありますが、
    日本ってヨーロッパでは魅力的に見える国なんだなぁ。
    海外から見ての日本を意識すると、
    自分の国が愛しく思えますね。

  • 〈海外で日本語はどう学ばれている?〉

    『日本人が知らない日本語』の著者コンビが日本を飛び出し欧米へ行き、そこで日本語を学んでいる人の話を聞いたり現地の生活文化を学んだりしていく一冊。

    日本と外国文化の違いを取り上げた本やマンガは多くあると思いますが、この本の特徴的なところは「外国で日本語を学ぶ人」を取り上げているところです。
    例えば、なぜ外国で日本語を学ぶことを決めたのかという動機は様々です。例えば「日本のマンガやアニメが好きだから」「日本の漢字に感動したから」「日本のアーティストが好きになって」など。
    また、授業のレベルも様々。カタカナの書き取りをしている初級レベルから、貝原益軒の『養生訓』の原文を元に行われている上級の授業まで。
    「ツ」「シ」の書き間違いをしている学生を見て、日本人がカタカナを学ぶ時にありがちな間違いと同じで、微笑ましい気持ちになりました。

    様々な国を巡った著者のお二人が、遠い国で日本の文化や生活に憧れて日本語を学んでいる学生を見て、彼らが日本に来た時に変わらずに日本を好きでいてくれるように日本に住む日本人として頑張らねば、と襟を正している姿には感動しました。

    『日本人が知らない~』シリーズはこれで終わりですが、最後まで面白く、勉強もできる一冊です。

  • 日本語はこういうものだ、とある意味固定概念のようなモノが出来てるから、外国人学習者による日本語の解釈は新鮮で面白かった

  • 筆記体が各国で違うのを初めて知った。
    学生の頃学んだのはアメリカ式だったのかな?
    この本に載っていたフランスの筆記体がくるくるしていてかわいらしい。
    そういうところもお国柄が出るんだろう。
    ところで、この本の出版年は2013年だけど、あの頃と今では海外からの日本の評価も変わっているんだろうか?
    今でも日本を好きでいてくれたらいいなと思う。

  • このシリーズの他の巻同様、表紙のそでにある4コママンガが秀逸です。海外の日本語教科書、おもしろい。

    フランスはなんとなくマンガが人気なの知ってたけれど、ベルギーでもマンガや嵐などが人気あるんですね。

    日本語に関心のある方というくくりはあるものの、海外のいろんな事情を知ることができて興味深いです。

    欄外うんちくメモも是非読んでほしい。

  • 日本語の学習で漢字は 大変と思われがちですが 意外に人気は高いようで 読めなくても 意味が通じる マンガに似てるのかも 学生の考えた漢字が面白い 手偏に口で 携帯電話なんて いいなぁ ちょっと寂しいから もう少し画数がほしいけど

  • 今回は、ヨーロッパの国々を中心に、日本語を勉強している
    大学などを訪問するスタイルになっていて、これも面白かった。
    それにしても、外国人がする言い間違いって面白いなぁ、
    と思いながらも、自分が話している英語も外国人に
    笑いを提供しているのかもしれない、と気がついたりもする。

    あと、言語について、いろいろと細かいネタなども勉強になったり、
    一石二鳥な本でもあるので、ぜひとも続刊を読みたいところだ。

  • 1~3よりも面白かった!
    現地でのエピソードにあふれていたからそう感じたのかも。
    「”ら抜き言葉”のチェックには『~しよう』の形に変えてチェックする(「~よう」になるなら”ら”が必要)」
    随分前に聞いたけど忘れてたのを思い出せてよかった!

  • あたしは
    ほんとうには
    にほんごを知らないのだなぁ、と
    このシリーズを読むたび思んだな。

  • ちょっとした文化や習慣の違い拾っているのが、というか、とにかく読んでいて楽しいです。日本語をしゃべれる外国人にしゃべらせないのは、日本人ならではなのか、放送業界の性なのか。

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著者プロフィール

ゲーム会社にてコピーライター兼デザイナーとして勤務後、独立。フリーライター兼イラストレーターの時代を経て、絵と文を同時に書けばいいのではと遅まきながら気付き、漫画家の道へ。著作に『決してマネしないでください。』、『天地創造デザイン部』(原作)など。

「2021年 『傀儡戦記(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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