鉄コミュニケイション1 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA(アスキー・メディアワ)
3.73
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本棚登録 : 114
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840210027

作品紹介・あらすじ

「記憶喪失で推定年齢13歳で、人類最後の生き残りかも知れないわたし―でも平気。わたしには、みんながいるから。スパイク君やアンジェラさんやクレリックさんやリーブスさんやトリガー君がいるから。だから平気―」廃墟に家族同然のロボットたちと住む少女ハルカはある日、自分そっくりの女の子を見かける。―もしかして自分以外の人間が生きてたの? 大捜索の末、ようやく出会ったその女の子はイーヴァと名乗り、そしてその正体は…。

感想・レビュー・書評

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  • 文章の味わいだけで読ませる
    逆に言うとみな同じ
    しかし美味しければ良い

  • 30年振りに冷凍保存から目覚めてからロボット達と生活するハルカが、自分にそっくりのアンドロイドに会うところから話が始まる、セカイ系SFラノベ。何気ない日常を描きながらも、少しずつその世界観が明らかになっていく展開が巧み。数々の謎を引っさげつつ後半へ。
    なんとなく再読、良い。

  • 最初は比較的よくある展開かなぁ、と思わせておきながら、ロボットの描写とか、時折ちらちらっと出てくる思わせぶりな謎やらハルカの過去やらのおかげで最後まで飽きずに読むことができました。
    そうなったらあとはこっちのもんで、ハルカとイーヴァ、そしてルークの謎が解き明かされる2巻に期待が高まる、というわけですかね。

  • おもしろいとおもわなかったです。

  • 鉄コミュニケイションというアニメも展開された作品の小説版を秋山瑞人が書いた。
    作品を終了させないことで有名だがこれは完結している。

    導入部ということで物語のベースはこの巻で出てくる。
    展開はそれほどないが、緊急事態の書き込みは素晴らしいので読んでいてドキドキする。

    私は秋山瑞人がラノベ界一の書き手だと思っている。
    何故かというと、絶対によくわからないような世界でもこの人が書くと頭に浮かぶ。


    秋山瑞人を読んでみるなら猫の地球儀が絶対いいが、個人的にはこの作品の後半の展開が好き。

  • ハルカが30年のコールドスリープから目覚めると、戦争によって人類は絶滅していた。
    長すぎるコールドスリープによって記憶を失い、一人ぼっちになってしまったハルカは5人のロボットと一緒に暮らす。

    ある日ハルカとロボットと共に暮らしていたところにハルカそっくりのロボットが現れた。彼女の名前はイーヴァ。
    友達が欲しいハルカはイーヴァと一緒に暮らすことを提案する。
    しかしイーヴァは誰にも言えない秘密を抱えていた。

    一方、記憶喪失のハルカの頭に浮かぶ「ひしゃまる」という名前。
    そしてイーヴァの用心棒ルークもまた、それが何かはかわらないものの「ひしゃまる」という言葉を知っていた――。
    彼女たちはいったい何者なのか?

    ロボットになりたかった人間と人間になりたかったロボットの物語。

    全2巻。物足りなかったのでもう1冊だして補ってもよかったのになーと思ってみる。面白すぎてもっと読みたくなってしまった。

  • ねちっこい描写が好きだ
    最後は涙ボロボロ流しながら読んだ

  • 読んだ冊数カウントのため乗せる。

  • 全2巻
    イリヤよりは好きです
    途中で勘違いしたのであまり楽しめなくて残念でした

  • 2004.09.23.読了。所有。この人はやっぱり天才だと思う。「天才」の一言で努力を変換するなと某不老不死も言っていたけれど。この精神描写はそうそうできるようなものじゃないと思う。

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