猫の地球儀 その2 幽の章 (電撃文庫 あ 8-5)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840214872

作品紹介・あらすじ

大集会の手によって抹殺され続けてきた異端者-スカイウォーカー。その三十七番目の黒猫、幽も大気圏突入可能なポッドを自ら設計し地球儀を目指している。いよいよ、長年の夢を実現するとき。しかしその前に済まさなければならないことがあった。生き残るために利用した友人-焔との決着をつける必要があったのである。スカイウォーカー幽と最強のスパイラルダイバー焔。ふたりが激突したとき-。そして果たして幽は地球儀にたどり着けることが出来るのか?

感想・レビュー・書評

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  • 泣いて笑える作品だと帯に書いてあった気がするがその通り。

    第一巻の内容からさらに展開し、猫達の物語は幽の夢を中心に収束に向かう。

    幽の夢がどうなったのか、焔はそしてどうなったのかはもう語られることがない。
    読者が夢の続きを考えろというオープンエンディングだ。
    秋山瑞人はだいたいこういう終わり方が多い。
    それか未完かどっちかw
    未完にならなくてよかった作品の一つ。

  •  主人公猫の夢の実現に向けてどんどん盛り上がっていきますが、それに伴って描かれる他猫の救われ無さが「一途に夢を追い求めること」の難しさを考えさせてくれるような気がします。
     設定的には「天使」の時代の背景が徐々に(特にクリスのよく分からん発言で)明らかになっていく、ってのがなんとも堪らないところ。

     ともあれ、猫好きでなくともちゃんと楽しめますよw

  • 自分の信念を貫くとはどういうことか。真実とはなにか。幸せとはなにか。登場人物みんなが必死で生きている。とにかく涙が出る。

  • いっとう好きな本です。

  • 「焔の章」から続く猫の地球儀下巻
    「焔の章」でも書いたがかわいい表紙から想像できないような本格SF
    浪漫あり涙あり儚さあり…
    胸が震える衝撃と、涙溢れる切なさと
    読み終えた後の余韻が素晴らしい

    イラストに騙される
    と前巻では書いたが読了後から見た表紙はまるで違って見えて、涙が流れる

  • 楽…

    猫好きなのでたまりません、二重の意味で…

    楽…

  • 想像以上におもしろかったです(o^-')b !
    さすが秋山端人!

    前巻の終わり方から一転、調子を狂わされる始まりでした。
    そのあと、段々辛い展開で久々にのめり込みました。

  • 結局何が言いたい話なのか、例えば、なんで主人公の二人が戦ったのか、最後幽は自分から戦いを挑んでおきながらどうして逃げたのか、などあまり良くわからないまま消化不足で終わった印象。他には、クリスマスの名前の額の文字とかすごい思わせぶりなんだけど、なんなんだよ、と。

  • 猫の地球儀〈その2〉幽の章 (電撃文庫)

  • 上巻に同じ

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