ブギーポップは笑わない 1: TVシリーズシナリオ集 (電撃文庫 む 1-1)

著者 : 村井さだゆき 水上清資 野尻靖之

• メディアワークス (2000年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

潔癖症の少女、人の胸元に巣喰う虫を貪る少年、世界を受け入れすべてを肯定しようとする少女たち、美少女パソコンゲームと現実との狭間に揺れる少年、猟奇殺人事件によって殺された娘を想い自分を責める母親…。ブギーポップという死神の存在が噂される小さな町で、様々な人間がひとつひとつの小さな物語を織り成して、そして交錯する。TVアニメの話題作「ブギーポップは笑わないBoogiepop Phantom」のシナリオ集第1弾。村井さだゆき、野尻靖之、水上清資の3人の脚本家によって綴られた、もうひとつのブギーポップの物語。

感想・レビュー・書評

[zelenyさんの感想 · 2013年7月1日]

つまり……どういうことだってばよ！？

と、なりがちな難解アニメですが
この本によって補完されました。

サブタイトルに付けられた意味、
セリフでは表現されなかった思いなど、読んで損はありません。

[I.C.E.9さんの感想 · 2012年8月15日]

アニメ版ブギーポップのシナリオ集。原作小説1巻と同じく、目まぐるしく変わる場面と錯綜する時間軸、次々に代わる語り手ときわめて複雑な構成の物語を読み解く助けとなる本。スタッフの原作への想いや作品への熱も伝わってくる。アニメ視聴の際のおともに是非。