デュアン・サーク(7) 氷雪のオパール<上> (電撃文庫 ふ 1-19)

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840216845

作品紹介・あらすじ

銀ねず城での長い戦いの夜が終わり、デュアンが目を覚ますと、城内は喜びに沸いていた。豪華な衣装を着せられ、英雄のような待遇を受けるなか、城をあげての祝賀式典がはじまった。なにからなにまで、すべてが体験したことのない夢のようなことばかり。デュアンもオルバもヒーロー気分に浸っていたが…。ともに戦った仲間-魔法戦士クレイ・ジュダ、暗殺者ランド、チャールズ王子らとの出会いによって、デュアンは冒険者としての選択を迫られることに!?デュアンの新しい冒険『氷雪のオパール』編に加え、もうひとつの冒険を描いた『アサッシン殺し』編も収録。

感想・レビュー・書評

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  • まさにロープレゲームをやってるような
    ワクワク感と、読後の爽快感!

  • 本作は二部構成です。
    お~深沢先生の作品では新しい。

    しかも一本は内容が重め!大人向け!
    これは10年前発行されたらしいので、リアタイで読んでたら16歳…まあついてはいけたでしょうけど。小学生の頃の自分だったらちょっと読めなかったかもなあ。

    もう一本は、いつものデュアン。
    クレイ・ジュダのキャラがやっぱり不思議過ぎる!なかなか深入りさせてもらえない雰囲気と言うのか。本人は凄くあたたかい人、なんでしょうが…近寄りがたい。
    飄々としていて、一匹狼な雰囲気。他人に依存しない。それってちょっと周りからすると淋しい。

    恋愛チックな要素もチラッとあるんですが、う~む…これは一目惚れだよなあ。あまり一目惚れを信じない人間としては理解し難い(笑)ただの憧れだろうなあ。
    一目惚れって要はルックスとか外面見てるだけって気がしちゃう。運命的な何かを感じた、とかあるのかもですけど。

    なんて思うのは、私がおばちゃんだからだろうか。

    デュアン第一部は次巻で完結。
    じゃあまた第二部を予約しますかね。
    久々にコクーンワールドも読みたいなあ。

  • 魔法戦士になるために、クレイ・ジュダとアニエスと旅立ったデュアン。前回の冒険?で自信をつけていたものの、旅の最中でモンスターに襲われた時も、まったく役に立てないことに落胆する。それでも旅は続き、目的地に到着する。クレイ・ジュダの魔法の師匠、氷雪のオパールは、なんか、もう、凄かった。

    一生懸命変わろうとしているアニエスがかわいかった。乱暴な言葉遣いしたり、わざと粗暴な振る舞いをしてみたり。形から入ろうって思ったのかな?かわいーい。酒場で荒くれ者たちと酒盛りとか、アニエスにとっては大冒険だったろうな。その後、アニエスとデュアンとチェックで団子になって寝てたのがほほえましい。

    クレイ・ジュダはミステリアスすぎてよくわかんない。

    書き下ろし「アサッシン殺し」
    こっちはランドと彼の過去がメイン。オルバは、名脇役って感じ。
    クレイ・ジュダ達が彼の師匠の元に向かっている頃、ランドはオルバと自堕落な城の生活を楽しんでいた。しかし内心では、彼の逃亡を知ったアサシンギルドが刺客を差し向けてくるのではないかと怯えていた。脳天気に振る舞ってはいても、脳裏をよぎるのはアサシンギルドで過ごした地獄の二年間と、その中でたった一人だけ心を通わせたかつての恋人のことばかり。
    しかし元国王のリースベックの後ろ盾もあり、正式にアサシンギルドから抜け出せた。…ように見えたが、アサシンギルドにオモテの世界の権力や約束は関係がない。彼の元恋人、ミスティが刺客として送り込まれてきた。オルバが暗殺を防ぎ、ミスティを捕らえた時、アサシンギルドの使者がやってきて、ランドがギルドを抜けるための条件を伝えた。それは、伝説のアサシン殺し「ブラッディ・ロウ」を殺すことだった。

    トラップの先祖はやっぱり派手好み。ズボンも緑色だ。

    オルバのメイン回無いかな。すごくかっこいいと思うんだけど。

  • ラノベにいれてしまいました。一応FTだとも思うんだけどさー。<BR />
    それはともかく、何だかびっくりなのは本の半分ほどで「氷雪のオパール(上) 続く」になってしまったことだね。そっか、この本は別の話と半分半分だったんだね。それと、久しぶりにデュアン・サーク読んだけど、改めて考えるとこのクレイは例の竹アーマークレイの曽祖父だったんだよなーとか、ランドってモデルが某ガンダムWの誰かじゃないかって感じのビジュアルだなーとか、そんなことを考えていたり。<BR />
    あと気になったのが文章。…何だかすごく急いだ書き方になってるんですが。深沢、そんなに締切きつかったのか…?
    <BR />[2004/12/13読了]

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著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント:@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストII(8) 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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