ウィザーズ・ブレイン (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 582
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840217415

作品紹介・あらすじ

大気制御プラントの暴走と戦争により、人類は滅亡の危機に瀕していた。存在の『情報』を書き換えることで物理法則すら操る「魔法士」の少年、天樹錬は、世界にただ七つ残された閉鎖型都市「シティ」のひとつ、神戸シティに輸送される実験サンプルの奮取の依頼を受けるが、サンプルとは、フィアという名の少女だった。一方同じく魔法士の「騎士」黒沢祐一は、「シティ」存亡の鍵を握るフィアを取り戻すため、錬を追う。それぞれに守りたい人々のため、ぶつかり合う錬と祐一…しかし、彼らの知らぬ所で、恐るべき陰謀が動き始めていた!第7回ゲーム小説大賞銀賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 昔から評価の高いラノベだから読んでみたけど取り敢えず1巻は普通。
    わざとらしい喋り方や行動をするキャラもいなかったし、序盤の何気ないシーンを後半の重要なシーンに繋げてたり最近のラノベと比べると完成度が高いのは確か。

  • 日記に書く……

  • 初刊行が2001年と、現在もシリーズが続いている電撃文庫ナンバリングタイトルの中ではかなり古参のラノベ。私が生きているうちに最終巻が出るのかが問題だ。
    この物語は、つきつめると「多数の命を生かすため1人の命を犠牲にするか、その1人の命を守るために多数の命を犠牲にするか、選べ」という話。無論、「どちらも守る」なんていうご都合主義的展開は一切ない。
    そんな厳しい世界で、1人の命を守ろうとする主人公と、過去にその一人の命を守れなかったもう1人の主人公が邂逅するところから物語は始まる――。
    「I-ブレイン」という生体型量子コンピューターを使い「電脳世界の情報を書き換えることで現実世界に様々な物理現象を引き起こす」という異能設定は、今でこそ類似した設定がそこかしこのラノベに見受けられるが、初めて読んだときに強い衝撃を受けたことを覚えている。

  • 今も昔も変わらずに泣けるってすごいよね

    この本を何回読んで何回泣いたんだろうなぁ
    何が正解かわからないなら後悔しない選択をするしかない
    誰に何を言われても自分が自分を信じれるなら大丈夫だって
    生きるってことに理由はない代わりに死ぬ理由もないんだな

    全巻集めようかな

  • 電子書籍で買い直し。
    祐一さんが好きだ。

  •  友達に進められて・・とにかく印象絵古っ!
    話しが複雑すぎ・・ぎっちぎっちに設定が作ってあって読み応えが半端なかった。主人公の視点が変わっていく作品のようなので、それぞれの立場からの物言いが見れるようなのでそれに期待している。
     

  • 失くしてしまったのでまた読みたい

  • 懐かしい昔のラノベの雰囲気を感じられた。

    情報制御理論と変わり果てた未来の世界。キーとなる少女とそれを取り巻く人々の想いがいい。

  • 図書館で。ぶっちゃけ細かいことはよくわからなかった。難しい。
    でもストーリーとしてとても面白く読んだ。

  • 滅びを待つ巨大都市、それを取り巻くそれぞれの人間。
    テーマが分かりやすいので世界に入りやすかったですが、特異能力の説明はかなり少ない、というかまた専門的?な話になってるので、しっかり読まないと何がなにやら分からなくなるなと思いました。
    でも戦闘シーンなど疾走感があってとても楽しかった。
    誰も責めることのできない戦い、
    ただ真っ直ぐに生きる人々、
    物語は序章を終え、これから動き出す…という雰囲気も格好いいなと思いました。

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著者プロフィール

第7回電撃ゲーム小説大賞<銀賞>受賞。受賞作の『ウィザーズ・ブレイン』が人気シリーズに。

「2023年 『ウィザーズ・ブレインIX 破滅の星〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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