時空のクロス・ロード2 サマーキャンプは突然に (電撃文庫 た 12-2)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840217590

作品紹介・あらすじ

電撃hpに一挙掲載され、読者人気第1位を獲得した『時空のクロス・ロード』のシリーズ第2弾。「あんたって、自分の運が悪いくせに、自分より不幸な人を見ると一生懸命になっちゃうのよねえ…」。親友も嘆くほど、運に見放された少女・朝霧夏実。ある日、そんな彼女の前に謎の爺さんが現れる。「わしは、お前さんの不運を幸運に変える事ができる。どうする?やってみるかね」。爺さんから渡された不思議な装置。そのスイッチを押した夏実が辿りついたのは崩壊した東京だった。「こんなめちゃくちゃな世界で…一体どこが幸運だっていうのよ!」。当惑する夏実。だがそこで、彼女は忘れられない夏を体験する事になる-。

感想・レビュー・書評

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  • 1巻が非常に良かったため即購入した2巻。主人公がパラレルワールドに飛ぶところは期待通りだが、行き先が1巻と同じ世界であることにがっかりした。色々なパラレルワールドに飛ぶものかと思っていたのに。世紀末な世界が初登場した1巻では衝撃だったけど、2巻はそうでもなかった。3巻まで手元にあるのでこのまま読む。

  • 再読。
    人一倍運が悪いけれど、別世界では幸運の女神であり"情けは人のためならず"を実践する杖術使いの女の子が主人公。

    前巻同様荒廃した世界で不幸なこともあるけど主人公の明るさのお陰で暗くならずに読み進めることができた。

    幸運の女神の微笑みは自分に向けられるものではなく、困っているものとかに幸運を分け与えられるもの。っていうのがいいな。

    "知識を次の世代に残していかなければ、子孫たちはスニーカーとジーンズを身につけた原始人になってしまう"もしも世界がこの本のように崩壊したとしたら「食料」「医療」「教育」など色々な考えが崩れるんだろうなって考えさせられる。

  • 時空のクロスロードの第1巻を読んだ時は、ただの少年の恋愛ものかと思ったが、第2巻になり、かなり面白くなってきた。存在感が出てきたというか。その理由がわかってきた。本の最後に書いているが、現実感を大切にするために筆者は、実際に武蔵野線に乗ったとか、取材をしたとか書いてあったが、その成果が出たと思う。

  • 運に見放された少女が、幸運の女神様に変わる瞬間。

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著者プロフィール

たかみ・かずゆき。1958年静岡県生まれ。元・埼玉県警勤務。00年電撃文庫から『時空のクロスロード~ピクニックは終末に』でデビュー。異世界ファンタジー、スペースオペラ、第2次大戦をベースとした架空戦記、学園コメディなど、幅広い作風で、既刊50冊以上を数える。

「2010年 『飛べ! ぼくらの海賊船 (2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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