Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)

著者 :
制作 : 翠川 しん 
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レビュー : 189
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840218665

感想・レビュー・書評

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  • "神隠し"は存在する。
    異界とのつながりは社会から秘匿され平穏な日常が続いている。
    その秘に触れし少年少女らの話。

    スリルはあって設定も面白そうなのだけどよくついていけなかった。
    一件落着したということなのだろうか。
    あやめは何者。特殊能力のようなものはどこから来るのか。
    合理的に考えようにも仕方ないかね。
    長いシリーズなので今後面白くなってくるのだろうか。

  • 繊細なイラストに惹かれ表紙買い

    文体も独特
    個性的な高校生達が怪奇現象にひかれていく

    絵と文章がお互い惹きあっているように感じる
    面白かった

    元々単発だったのかこの巻だけで完結しているといっても違和感はない
    シリーズになってもスリルがあって面白かったが、ラストがバッド気味なのでめでたしで終わるこの巻が一番安心できるのかもしれない

  • 古くさい/ 登場人物の優秀さを若さと眉目秀麗さと冷静さで表現する奴は能力が低い、清涼院流水しかり/ 9Sもその傾向だけど、これは9Sの下だな/ 続編ありきで終わらせてるとしたらゲス/ これを読んだだけでこの作家の他の作品も期待できない

  • 良く言えばダークでミステリアスな世界観。
    悪く言えば、中二病的な自意識の塊。
    このイラストも特徴的ですね。何か別の作品で見た記憶があるけれどなんだったか。

    雰囲気がずーっと暗いままなのは息が詰まります。
    それぞれが独りよがりとも言える行動を繰り返すのも、なんだか、読者放置感がしてしまう。

    私の感性が年を取ったからなのかなあ。

  • ちょうど中学生の時に読んで、オカルト好きだったので割とハマった。
    繊細で綺麗なイラストがしっくりくる耽美なところのあるシリーズだったと思う。
    ホラーというよりはグロテスクやショッキングの方が強い。

  • もう何度も繰り返し読んだ、お気に入りの小説。
    甲田先生の小説は全シリーズ読みましたが、やっぱり「Missing」が一番面白いです。
    とにかく登場人物が魅力的。
    メインである文芸部の5人はもちろん、神隠しの少女や魔女と呼ばれる変わり者の先輩など、ひとくせもふたくせもあるキャラクターたちが良いです。

  • 読み直し中。
    絶版してると聞いて中古で即購入しましたよね
    高校生ぶり?かな

  • 何冊にもなるシリーズものはどうやって書こうかと悩んでいました。全体で一つのストーリーになっているものもあるし、いくつかのストーリーが連続しているパターンもある。
    例えば以前書いた銀英伝は全体で一つのストーリーだし、でもこのエピソードって何巻だっけという探し方もしたい。
    このMissingのシリーズは明らかに別のエピソードが積み重なって最後には一つのストーリーが閉じるのだけれど、それぞれにインパクトのあるお話で、とても一口にはまとめられない。

    登場人物や舞台は同じ。
    そしていつも、冒頭には何かの引用文がある。大迫英一郎という名前がよく現れる。この大迫英一郎という人物も、実は後々本文に絡んでくるのである。
    房総半島にある羽間市。ここにある聖創学院大付属高校と羽間市が舞台だ。メインキャストは聖創学院大付属高校の文芸部のメンバー。
    黒尽くめの服を着た、美貌だが目つきが悪くオカルト知識に滅法強い魔王陛下こと空目恭一。
    空目とは幼稚園から一緒だという幼馴染で、背も高く体格も良い村神俊也。
    自分は極めて平凡であると認識し、変わった人間を尊敬している(憧れている?)近藤武巳。
    自称育ち間違えた文学少女、クールな毒舌家木戸野亜紀。
    おとなしくて明るく屈託のない日下部稜子。
    それから、ある意味キーパーソンであるあやめ。

    翠川しんのイラストがまた良い。カラーの口絵はいつも内容を暗示しているが、特にグロテスクだったり、おどろおどろしていたりということはない。
    可愛らしい人物画と精巧なバック。惹かれるイラストだ。

    魔王陛下こと空目に彼女ができたという。常の空目からは想像もつかないこのニュースに文芸部の面々も興味を示す。
    その空目に紹介されて現れた女の子がちょっと古風な服装の、小柄で可愛い人形のようなあやめという娘だった。
    学校の帰りに稜子と武巳は空目とあやめの後をつけるが、いつの間にか異界へ迷い込んでしまう…。
    怖い。この作者の表現は怖い。学園ものというより学園ホラーだと思う。
    初めて読む時、たとえばそう、怖い映画を観ている時に、薄暗くてよく見えない部屋の中を(絶対にどこかに何かが隠れているに違いない部屋だ)主人公が恐る恐る覗き込み、あろうことか中に入っていく時、のような緊張感がある。
    記憶のないままに、翌日自分の部屋で目覚めた武巳と稜子。学校へ行った二人は空目の行方不明という事態を知り、亜紀と俊也に昨日の話をする。
    幼い時から空目を知る俊也は、かつて空目と弟が神隠しに遭い、空目だけが戻ってきた事実を知っていた。
    四人は空目を助けるために二人づつ組んで行動を開始する。

    学校に、もう一人奇妙な人がいる。魔女と呼ばれる先輩十叶詠子だ。
    俊也と武巳は彼女に当たる。彼女は神野陰之という“魔法使い”を紹介してくれた。彼らは神野に会い、武巳は神野から中が空洞の、普通なら鳴る筈のない鈴を受け取った。
    一方、亜紀と稜子は聖創学園大に程近い修善寺という寺に行く。基城という若い住職は彼女達の話を聞くと、内陣会病院という病院を紹介する。そこには住職と双子の職員がいて、異界の侵食を追い返す防疫機関だと名乗る。
    この魔女こと十叶詠子と彼女にまつわる者達、そして異界との防疫機関は今後ずっと彼らに付きまとう事になる。

    とりあえずは空目だ。つながらない空目の携帯に連絡し続けた武巳は空目からの着信をうける。だが、つながった瞬間いつかのような異界を感じる。通話が切れ、元に戻った武巳の携帯に空目からメールが入る。
    「学校」というメッセージを俊也と亜紀に知らせ、基城の車で夜の学校へ。
    空目は、かつて弟を連れ去った神隠しという異界そのものを、今度はこちらに引き寄せようとしていたのだった。
    神野に貰った武巳の鈴の導きにより間一髪、神隠しから戻ってこられた空目は神隠しそのものであるあやめを逆に異界から連れてくる事に成功した。
    こうして文芸部五人とあやめというメインキャストが揃ったのだが、物語はまだまだ始まったばかりだ。

  • 聖創学院大付属高校の文芸部員・空目恭一は、神隠しの少女・あやめと出会う。彼女との出会いをきっかけに姿をくらました空目を助け出そうと、同じ文芸部員の近藤武巳、日下部稜子、木戸野亜紀、村神俊也は捜索を始める――。
    シリーズ第1巻。再読。最終巻の登場人物たちの行く末ぐらいしか覚えていなかった。1巻の時点で、重要キャラである十叶詠子、神野影之、基城兄弟が登場。そして大迫栄一郎の名前まで…詰め込んでるなあ。亜紀の過去の心理描写がくどくて読みづらかったが、その他は比較的読みやすかった。唯一読了できたホラー小説。久々に読んだらそれほど怖くなかった。それとも未だ1巻だからかな?そして空目を見つけて歓喜する武巳に共感。空目が一番好きなので、登場しただけでテンション上がります(笑)

  • ライトノベルだが、面白い!と聞いて読んでみたけど、正直面白さがよくわからなかった。私が歳をとったからなのか。

    結局のところ、陛下の自己チューな願望に周囲が巻き込まれ、友人は危うく人殺し、女の子と引き換えに、まともに仕事をしようとした男性は消える、と。
    小説に何をいっても仕方がないが、あのメンツはその辺りなにも思わないんだろうか…

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著者プロフィール

1977年、岡山生まれ。津山三十人殺しの舞台となった津山市出身。二松学舎大学卒。民俗学および魔術に関して知識を豊富に持ち、『Missing 神隠しの物語』で電撃文庫デビュー。『断章のグリム』『時槻風乃と黒い童話の夜』『夜魔』『ノロワレ』シリーズなどを刊行中。

「2018年 『霊感少女は箱の中3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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