時空のクロス・ロード3 バースディは永遠に (電撃文庫 た 12-3)
- メディアワークス (2001年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840218986
作品紹介・あらすじ
「俺は花美を助ける事が出来なかった。そして父は僕を助けてくれなかった」小学校4年生の夏、幼なじみの少女・花美を助けようとして一緒に川に落ちた楠本樟。だが濁流に飛び込んだ父が助けようとしたのは花美だった。しかも生還できたのは、樟ひとりだけであった。「父さん…俺は、いらなかったのかい?」19歳になった今でも、樟はその答えを見つけられずにいた。そんなある日、「答えが欲しいかね」樟の前に謎の爺さんが現れる。渡された不思議な装置。そのスイッチを入れた樟は、崩壊した浅羽野市に転移していた。そしてそこには、死んだはずの花美の姿があった…。『時空のクロス・ロード』感動の完結編。遂に動き出す"選ばれし者"。その総攻撃から、樟は花美を守る事が出来るのか。
感想・レビュー・書評
-
今の世の中に自分の居場所がないと感じている青年が、荒廃したパラレルワールドで死別した幼なじみの女の子に出会い、"選ばれし者(敵の組織)"との戦いに巻き込まれていくって話。前2巻で主人公してたキャラがちょこっと登場して嬉しかった。1巻から敵対していた組織が壊滅してとりあえずこの世界は多少安定するってことなのかな。やっぱ人との温かいつながりは大切だって感じる作品でした
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3巻目を読み終わりました。面白かった。
自分が失った過去が戻ってきて、自分が幸せになれる。
現実には、ほとんどないことが実現して、
感動があって、単純に楽しめました。 -
お互いの別々の世界で、お互いを失いあった2人が、片方の世界で再会して、未来を広げていく。そんな、お話。