- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840221603
作品紹介・あらすじ
"私が死んだら、お兄ちゃんはきっと泣くと思います-"重い病気を持つ中学二年の井崎由香。夏休みに一時退院した彼女は、これまでほとんど接触のなかった兄の智弘とともにひと夏を過ごす。生まれて初めて兄に買ってもらった帽子、二人で出かけた六甲山上の植物園、兄の幼馴染のかんネェに連れていってもらった須磨の海。何気ない日々の中で、少しずつ兄への気持ちは形を変えていく。やがて訪れる悲しい結末は変えられないと知りながら…。
感想・レビュー・書評
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しみじみとした気持ちになりました。
淡々と過ぎていく時間に現実感がありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昔読んだことがある本。
学校においてあったので読んでみて、結構良作だった気がします。
妹の兄への思いがすごく純粋で素敵な作品だった気がします。 -
文体があわない、ストーリーがバレバレ.....。
というわけで、今ひとつのめり込めなかった。
アニメにしたらいけるんじゃね? -
ある程度慣れはするがしかし、思い返せばやっぱり主人公の関西弁とつまらないボヤキが読んでて辛い。
発刊から時間も経った今読むと、ストーリーは時代相応といった感じで良く言えば懐かしい。
イラストには不満大。 -
全1巻。これが『ロボット妹』と対をなすとは!
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無口で病弱な妹。
その扱いに困り、避けてきた兄。
退院してきた妹と過ごす夏休み。
それは、なんだか
新しくて、
ちょっと退屈で、
せつない、
限られた夏の物語。
好きだっていう想いを
あなたにだけは
忘れてほしくない―― -
まあ、普通の悲劇。兄妹ものとしては及第点。
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病弱妹として王道で、展開はわかりきっていたのに泣いてしまった
著者プロフィール
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